金鐘奨のノミネートドラマ個人的感想 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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ノミネート作品等の詳しいリストはココを参照しました。実際に見たドラマだけ感想をちょびっと。

ドラマ部門は

《20之後》《我們與惡的距離》《客家劇場-日據時代的十種生存法則》《菜頭梗的滋味》《雙城故事》がノミネート。《我們與惡的距離》以外で見たのは《雙城故事》だけ。ちょっと長くて最後若干飽きたが面白かった。《雙城故事》の主演二人はそれぞれノミネートされているのでそっちの方で詳しく書きます。


ミニドラマ部門は

《老鼠捧茶請人客》《奇蹟的女兒》《魂囚西門》《憤怒的菩薩》がノミネート。《奇蹟的女兒》以外全部見た。そう私は短いドラマが好き。《老鼠捧茶請人客》は王禎和の同名小説が、《憤怒的菩薩》は陳舜臣の小説「怒りの菩薩」が原作。面白さと主役のかっこよさ(だってロン毛の吳慷仁だもん♡♡)では後者に軍配。今回DVDも買って来た!《魂囚西門》も面白かったりけどストーリーの合理性が若干、?なところも。


主演女優部門は

江沂宸《20之後》、徐麗雯《菜頭梗的滋味》、曾珮瑜《雙城故事》、賈靜雯《我們與惡的距離》、蔡淑臻【蔡昕芸】《C.S.I.C.鑑識英雄II正義之戰》がノミネート。勢いから言って賈靜雯の受賞が間違いない気もするが、個人的には曾珮瑜もホントに良かったです。英語はネイティブ並みに上手いし(カナダの大学を卒業)、ABCっぽい中国語も上手いし、とにかくずっとアメリカで育って初めて台湾に来た台湾人2世にしか見えなかった。彼女を初めて見たのは大好きな台湾映画《一頁台北》の張孝全の恋人役。この時の彼女と《雙城故事》の彼女と、とても同一人物とは思えない演技力。《最佳利益》での悪女な役もうまかった。

蔡淑臻は《噬罪者》で来年何かしら賞をとるんじゃないかな。


主演男優部門は

王識賢《C.S.I.C.鑑識英雄II正義之戰》、吳政迪《客家劇場-日據時代的十種生存法則》、吳慷仁《我們與惡的距離》、溫昇豪《雙城故事》、龍劭華【陳坤倉】《菜頭梗的滋味》がノミネート。《鑑識英雄》はⅠに引き続き見たよ。最初怖すぎてどうなることかと思ったけど3話くらいから面白くなった。今回のⅡは確かに林sir、この王識賢さんが主役だったね。次々と事件に巻き込まれるのが本人、仲良しの女性、自分の娘…と関係者ばかり。彼をフューチャーしたドラマだったんだね。

吳慷仁《我們與惡的距離》と溫昇豪《雙城故事》だけど、個人的には《我們與惡的距離》では溫昇豪の演技の方が印象に残った。ああいう役をさせたら溫昇豪の右に出るイケメン俳優はいない気がする。という訳で溫昇豪は《雙城故事》よりも《我們與惡的距離》の演技の方がいいと思う。


うわ、長くなりました。続きはまた…