行天宮で受けた收驚(siu-kiaⁿ)で心慰められる | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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本当は今年に入ってからついてないことが続いた高校同級生Aちゃんの代理でやってもらうつもりだった。のでAちゃんのTシャツを預かってきていたのだが

付き合ってくれた台湾朋友が「そっちは僕が受け持つから自分の收驚をしてもらったら?」と。なるほどその手もあるなと、お言葉に甘えることにした。Aちゃんは2月の女子旅で台湾朋友にも紹介している。朋友はちゃんと覚えてくれていて、ああ、テーブルの向こう側のあの席に座ってた人だよね。と(すげえ)。フルネームもすぐに覚えてくれた。

無料なこともあり、けっこうな行列。順番を待つ間会話も携帯も飲食も禁止。心静かに並んでおかなければいけない。お祓いは右側からやってもらうのでバックは左側にかけておくこと。というのをボランティアの係の人が根気よくみんなに注意してまわっている。

15分くらい待ったら順番がきてお祓いをしてくださる巫女さん(?)の前に横向きに立つ。Aちゃんのことは台湾朋友に任せたので私は自分の名前をフルネームで言う。ちゃんと復唱してもらったあとでお祓い開始。お線香の煙で身体を静かに撫でつつの祈り。

それだけでも何だか心がおだやかーにやすらかーになるような、そんな不思議な感じがしたのだが

その巫女さん(?)、最後に私の顔を覗き込むようにして「かわいい、かわいい」とおっしゃった。私が可愛いと言われたというより、「よしよし」と頭を撫でられ慰めてもらったような言い方だった。

それは今思う出しても心がふわっとあたたかくなる体験でした。花蓮の海も行天宮の收驚も本当に心が慰められたなあ。