這是我的最愛。
ここでの「愛」は程度副詞「最」の修飾を受けている動詞である(「最も愛する」)。なので普通話の教科書的文法ルールからすると後ろに目的語を取ることはあっても(「我最愛讀書。」)それ自体が目的語となることは普通はできない。
上記の「這是我的最愛」も「這是我的最愛(的)事」とか「這是我的最愛(的)人」であればルールに沿うが、副詞+動詞のみの動詞フレーズが判断動詞「是」の目的語になる「這是我的最愛」は、元々は台湾独特の現象だった。
今では違和感覚えることもないくらい当たり前の表現になってしまっていますね。
↑は台湾ドラマ『噬罪者』第9集。「(滷肉(ルーロー)は)彼の一番のお気に入りさ」