創空(ツォンカン)陥れる【國語にまじってシレーっと使われる台湾語】 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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※2018年9月の記事に加筆です

『華燈初上』に出てくる台湾語

話題の台湾ドラマ『華燈初上』シリーズ3でも出てきたので書き足します!(ネタバレ無しです)。

「陥れる、はめる」、昨日は中国語(台湾華語)の「擺道(bǎidào) 」でしたが今日は台湾語。台湾語では「創空(chhòng-khang/ツォンカン)」と言います。Netflixの中国語字幕では意訳で「陷害(xiànhài)」となってたけど発音は台湾語の chhòng-khang/ツォンカンでしたよ。どこで誰が使ってたか。はー、言いたいけどネタバレになるので言えなーい。ぜひ探してみてくださいね。


ここから2018年9月の記事です

昨日個人的吳慷仁祭りの一つ、『鮮肉老爸(淡水河の奇跡)』(←原題の直訳は「イケメンヤングなお父さん」って感じかな)。台湾でDVD買ってきたのだが、事情があってPCで見れず、台湾映画祭で鑑賞。

ちょっと見飽きた感のあるタイムトラベル物だったけれど(いや、ホント最近多すぎない?)、吳慷仁は可愛くカッコよかった♡

ただ個人的にはこの「台北愛情捷運系列(台湾メトロシリーズ)」の映画はどれもそれほどはまらなかった。…と言っても私が見たのはこの『鮮肉老爸』と『五星級魚乾女』と『愛情算不算』だけなのだが。え?私、もしかして葉倫天監督が苦手? いや、『雞排英雄』は大好きだった。うーん(汗)。

気を取り直して、今日のスラング。この『鮮肉老爸(淡水河の奇跡)』の中で息子の阿給が妹に向かって言うセリフ。

創空(chhòng-khang/ツォンカン)
陥れる、はめる

まっぽし台湾語ですね。溺れる若者を助けたらそれが過去からタイムスリップしてきた自分の父親(吳慷仁)(?)で、自分んちに泊めてやってたら妹と母親に見つかって……という最初の方の場面。

阿給が妹に「妳幹嘛創空我(Nǐ gànmā chhòng-khang wǒ)」と言うのだが日本語字幕は「お前裏切ったな」になっていた。中国語字幕はまだDVD見れてないので未確認、恐らく「創空」という字ではないと思う(わかったらまた書きます)。→わかりました。中国語字幕は意訳で「你幹嘛弄我」でした。