※2016年4月の記事に加筆
スプーン、ま、匙(さじ)のことですね。日本や中国で中国語を習うと普通は「勺子(sháozi)」と習います。でも台湾ではご存知の通り「湯匙(tāngchí)」。
湯匙(tāngchí)➡️スプーン
中国西部の新疆ウイグル自治区に行ったときのこと。お昼ご飯を食べに入った食堂で匙がほしくて調理場みたいなとこに行き「“湯匙”くださーい」と頼んでみたのですが、
店員さんに「はあっ!?」って言われ、近くの店員さんと目配せして「“湯匙”だって!」とくすくす笑い。悲しかった
でも行きつけの台湾料理店の頭家娘(thâu-ke-niû)(老闆娘)が私のカタキを討ってくれました、笑。お店によく来る中国人留学生には、やはり「勺子(sháozi)」をくれと言われるらしいのですが、
その時は「はあっ⁉勺子(sháozi)ってお玉のことだよ、今度から勺子(sháozi)って言ったらお玉持ってくるよっ」と言うのよー。って笑いながら話してくれました。
ちなみに中国北方のバリバリ舌を巻いた中国語には台湾人のその頭家娘も苦労してるって。2、3度聞き返してわからないときは、「日本語でお願いします」って言うそうです笑。