社員を追い込むパワハラの実態10 〜暴力女3〜 | レスキュー女子es番外 『料理でコーチング』

暴力は決して許されない

 

 

 

どんな理由があろうとも、暴力は決して許されるものではない!

 

 

 

 

 

それが、たとえ不可抗力であっても、偶然のヒットであっても、絶対に許されるものではないのです。

 

 

 

 

 

ましてや、人の頭を叩くということは、人間の尊厳を傷つける許しがたい行為です。

 

 

 

 

 

 

 

みなさん、ご自分自身の人生を振り返ってみてください。

 

 

 

 

 

頭や頬を叩かれた経験がありますか?

 

 

 

 

 

 

経験がある人は思い出してみてください。

 

 

 

 

 

 

思い出しただけでも、ものすご〜くイヤな感じがしませんか?

 

 

 

 

 

 

子供のころの遠い記憶の出来事だったとしても、それでも、イヤな思いだけは鮮明に戻ってきませんか?

 

 

 

 

 

 

 

子供だって、頭や頬を叩かれたら、傷つきます。

 

 

 

 

 

 

親に叱られて、肩を叩かれて泣かない子供でも、胸を強く押されると泣きます。

 

 

 

 

 

 

胸を押されて泣かない子供でも、頭を叩かれると泣きます。

 

 

 

 

 

 

 

それは、痛いからではありません。

 

 

 

 

 

 

傷つくからです。

 

 

 

 

 

自分を否定されるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、親からの愛情を感じられないからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、毎日のように頭を叩かれることが習慣のようになっている子は、そのうち泣かなくなり、感情から”愛情”の部分がスポッと抜け落ちて、親の前では無表情になり、自分がやられたこととまったく同じことを友達や自分より弱い相手に攻撃するようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それくらい、

 

 

 

 

 

 

 

簡単に壊れるのです。

 

 

 

 

頭を叩く”

 

 

 

行為は、

 

 

 

”人間を壊す”のに、もっとも手っ取り早い行為なのです

 

 

 

 

 

わたしが中学生のころ、よく、

 

 

 

 

 

「愛のムチだ!」

 

 

 

 

 

と、言ってげんこつで頭を殴る先生がおりましたが、それは

 

 

 

 

 

叩く側の論理。

 

 

 

 

 

叩かれる側は、あとで、

 

 

 

 

「なるほど…あれは愛のムチだったのか…」

 

 

 

 

と、時間が経ってから、

 

 

 

 

 

「あれはあれで良い思い出だ」

 

 

 

勘違いさせられることはあっても、

 

 

 

 

叩かれた瞬間に、”愛”を感じることはありません。

 

 

 

 

 

屈辱憎しみです。

 

 

 

 

わたしは、ドッグアドバイザーという資格を持っています。

 

 

 

 

犬を訓練する人(ドッグトレーナー)ではなくて、飼い主さんや犬と触れ合いたいという人に、犬のことを知ってもらうために正しい知識、正しい接し方を指導する人です。

 

 

 

 

 

わたしたちは子供たちにこのように指導しています。

 

 

 

 

「初めて会う犬の頭を決して撫でてはいけません」

 

 

 

と。

 

 

 

 

それは、犬が攻撃してくる恐れがあるからです。

 

 

 

 

 

人間に服従することを喜びとする犬ですら、知らない人に頭を触られることだけはNGなのです。

 

 

 

 

犬だって屈辱感を味わっているし、プライドもあるんです。

 

 

 

 

だから、

 

 

人を叩く

 

 

 

 

と、いう行為がどれだけひどい行為なのか、どれだけ、あってはならない行為なのか、やった側は、身を持って知る必要があるのです。

 

 

 

”許す”とは、行動することです。

 

 

 

 

 

わたしは、この相談を受けたとき、まず最初にNさんに聞きました。

 

 

この当時のわたしはまだコーチングのことを全く知らなかったので、

 

 

「アドバイスが欲しい」

 

 

というNさんにアドバイスをしています。

 

 

そこは、ご了承ください。

 

 

 

 

 

「Nさんは、どうしたいの?」

 

 

 

 

 

「会社は辞めたくないです。小さな会社だけれども、きちんとこの仕事でキャリアを積んでいきたい」

 

 

 

 

 

「頭を叩いたAのことは?」

 

 

 

 

「気まずくなるのはいやだけど、辞めるのは絶対に嫌です」

 

 

 

「彼女のことを今、どう思ってる?」

 

 

「絶対に許せない。でも、喧嘩はしたくない」

 

 

その言葉を聞いて、わたしは、

 

「あくまでこれはわたしの個人的な考え方だから」

 

 

と、いう前置きをして、以下のようなことを伝えました。

 

 

 

 

 

 

自分の尊厳を、これ以上、傷つけてはならない」

 

 

と。

 

 

 

 

「わたしならこれから先、口頭で謝ってきても、決してすぐに許さない。きちんとケジメをつける」

 

 

と。

 

 

 

 

なぜ、ここまで強い口調で言うのかというと、やはり、女性に限らず、男性でもそうです。

 

 

 

普通の人は、

 

トラブルを避けたい

 

 

 

のです。

 

 

 

 

だから、すでに起きてしまったトラブルに対しても、できれば、

 

 

なかったことにしたい。

 

 

これは、「加害者を許す」と、いう意識の現れではありません。許すも許さないもない。ただ、

 

 

 

なかったことにしたい。

 

 

 

気持ちはわかります。

 

 

 

でも、なかったことにしたら、結果、

 

 

 

 

加害者の”行為”を許す、自分を諦める。

 

 

 

 

ということになります。

 

 

 

 

その結果、また、同じことが繰り返されるのです。

 

 

 

 

その負の連鎖を止めるためにも、きちんと、

 

 

 

 後始末をつけなければならない。

 

 

 

 

この場合の始末とは、

 

 

 

きちんと

 

 

 

 公式の場で謝罪を受け入れる

 

 

 

ということ。

 

 

 

勘違いしてはならないのは、

 

 

 

 

謝罪をさせるのではない

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 相手に何かをさせることは、無理です。

 

 

 

 

しかも、

 

 

 

 相手に何かをさせることに意味はありません。

 

 

 

 

相手に何かをさせるということは、強要と同じです

 

 

 

 

何かをさせることができたら、その場では気持ちいいかもしれません。

 

 

 

 

無理やり謝罪させることはできても、心から反省させることはできません

 

 

 

 

 

本当に反省したかどうかは、加害者自身が考えることです。

 

 

 

 

根本的な解決にはなっていません。

 

 

 

 

大切なことは、

 

 

 

 

 あなたが、変わることです。

 

 

 

 

 あなたがしっかりと行動することで、相手も変わるかもしれません。

 

 

 

 

 あなたがしっかり行動することで、相手も「変わらなきゃ」と思ってくれるかもしれない。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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