ママ友同士群れることは大賛成
わたしは高校時代、大学時代と演劇をやっていましたから、”群れること”が大好きでした。
演劇部は、体育会系の部活とは違って、男女や先輩後輩の垣根がそんなに高くないですし、まあ、演劇をやろうなんて輩(やから)ですから、出会った瞬間から、やたら人懐こかったり、トンガってたり、異常に目つきが悪かったり。
とにかく、”変なやつ”アピールがすごいのです。
まあ、自意識過剰な連中の集まりですから、最初はお互い牽制しまくってますからね。その気持ちはよくわかります。
だって、先輩たちの目に止まってなんぼですもん。
でも、その実は、
「はやくなかよくなりた~い!」
「はやくともだちになりた~い!」
だって、演劇は、みんなでやるものですから。
だからといって、
「ともだち集団じゃねえんだよ!少なくとも同期で一番を取れない奴はプロになんかなれね~ぜ~」
て、気負いもあったりするから、とにかく面倒臭い。まあ、わたしがその面倒臭い筆頭でしたけど。
で、そんな中で、特に面倒臭いのが、
すぐに、
”タメ口を聞いてくるやつ”
つまり、フレンドリーすぎるやつでした。
特に、大学では、1年、2年、ダブっているやつはたくさんいます。自己紹介のあと、
「一浪?えっ現役?」
なんて聞いてきて、相手が自分と同じ一浪とわかった瞬間に、
”ダチ”
に、なるやつ。
現役で歳が自分より下だとわかった瞬間に、
”先輩ヅラ”
するやつ。
二浪とわかった瞬間に、
「先輩!」
と、媚び諂う(こびへつらう)やつ。
かつてのわたしです。
いまでも、こういう人間が目の前に現れたら、まず信用しません。
なぜなら、わたし自身が信用ならないやつだったから。
でも、みんな不安なんです。
一人でいたくないんです。
寂しいんです。
だから、休日も、夏休みも正月休みも群れてました。
やることなくても、行けば誰かが必ずいる喫茶店にフラフラ~と向かってました。
溜まり場になっている同期の家に向かってました。
集まったらなんとなく麻雀やってました。
「オーディション受けたら受かったんだよ」
そう、報告するやつがいたら、
「すごいじゃん!よかったね」
と、言いつつも、心の中は嫉妬で荒れ狂ってました。
そいつのジャージ、切り裂いてやろうかと思いましたもん。
みんな、演劇を通じて、それ以外でも常に一緒にいる”友達”でした。
でも、大学を卒業すると、誰とも会わなくなりました。
ず~っと、わたしなんかと会ってくれて、友達でいてくれた恩人は、高校大学を合わせても5人くらいです。
社会人になってから、同僚、上司合わせると出会って一緒に汗流した人は何百人っていますけど、”友達”と、呼べるのは、3人くらい。
彼らは、みな、目的が同じ仲間ではあったけれど、”友達”ではありませんでした。
でも、一緒にいるときは、ものすごく楽しかったし、一緒にすごく苦労したし、やることがなくてただ群れている時間もたくさんありました。
そのすべての時間が、ものすごくありがたかった。
彼らと一緒に過ごせた時間は、いまのわたしにとっても、かけがえのない時間なのです。
ママ友の集まりもそれとまったく同じです。
ママ友は友達ではないけれど、”子育て”という同じ目的意識を持った”仲間”
であることは、間違いないのだから、一緒にいる意味は、ある。
自分は、なぜ、この人たちと群れているのか?目的はなにか?
本当に子供のためなのか?
それとも、
自分が不安だから、寂しいから?
じゃあ、子供のためだというなら、
どんな情報が欲しいから?
子供がいじめられている?
アトピーの相談がしたい?
お受験のことを聞きたい?
群れるにも、目的意識をはっきり持つといいかもしれませんね。
つづく
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