繁盛店をつくる人材育成の方法 -640ページ目

プラグマティズムと割引での集客

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


さて、前回「 集客の要となるプラグマティズムとは?  」の記事で、


割引をやめたクリーニング屋さんが そもそも集客なんてしていない  のに集客できているのは、

プラグマティズムという哲学を活用したコンサルティングを受けているから。


というお話をしました。


そして、プラグマティズムというのは、


「 それが如何に役に立つか? 」


ということに重きを置く考え方だというお話をしましたね。


そこで今回の記事では、


「 プラグマティズムという哲学を基にして割引での集客というものをみたらどうなるのか? 」


これ、お話ししたいと思います。


では、いきますね。


「 そもそもなんで割引なんて必要なんでしょう? 」


もし、そう聞かれたとしたらあなたは何と答えますか?

きっと、


「 いや、割引しないと集客できないから・・・。 」


なんて答えるんじゃないでしょうか?

なるほど、以前の記事にちょこっと書きましたが、確かに割引をすることで集客力はアップします。


「集客」という目的に対して「割引」という手段は役に立ちそうです。


でもね、そもそもなんで集客が必用なんでしょう?



「 そもそもなんで集客が必用なんでしょう? 」


もし、そう聞かれたとしたらあなたは何と答えますか?

きっと、


「 いや集客して売上を作らないとお店が潰れちゃうから・・・。 」


なんて答えるんじゃないでしょうか?

なるほど、確かに集客して売上が増えれば利益がでてお店を続けることができるでしょう。


「お店を続ける」という目的に対して「集客」という手段は役に立ちそうです。


でもね、そもそもなんでお店を続ける必要があるんでしょう?



「 そもそもなんでお店を続ける必要があるんでしょう? 」


もし、そう聞かれたとしたらあなたは何と答えますか?

これ、ちょっと答えに困っちゃいますよね。


もちろん、答えは人それぞれです。


たとえば、ある人は、


「 いや小さいころからの夢だったから・・・。 」


なんて答えるでしょう。



たとえば、ある人は、


「 いやスタッフの生活を守らないといけないから・・・。 」


なんて答えるでしょう。



たとえば、ある人は、


「 いや家族のためにきちんと収入を得ないといけないから・・・。 」


なんて答えるでしょう。



たとえば、ある人は、


「 いや特に理由はないけど何となく続けてきたから・・・。 」


なんて答えるでしょう。



先ほども言ったように答えはひとそれそれですし、正解はありませんのでどんな答えでも立派な目的です。


ただ、例えばね、


「 いや小さいころからの夢だったから・・・。 」


と、あなたが答えたとするじゃないですか。


もし、あなたが夢をかなえたくてお店を持ったのだとしたら、ちょっと考えてみてください。


「 あなたの夢は『 割引しないと集客できない店を持つ 』という事でしたか? 」


違いますよね?


きっと、


「 お店に来てくれたお客さんが喜んでくれて、その姿をみて自分も楽しく働けるようなお店 」


そんなお店の姿をイメージしていたはずです。


つまり、


「 夢をかなえる 」というあなたの目的にとって、「 割引での集客 」は、役に立っていない。


ということ。

そして、


「 割引での集客 」が役に立っていないのならそれに大した意味はない。


と考えるのがプラグマティズムという考え方です。


こんなことを言うと、


「 えーー、そんなことないよ。実際割引でお客さんが集まって売上が伸びるんだから意味あるでしょ!? 」


なんて声が聞こえそうですが、残念ながら意味はないんです。


どれだけたくさんのお客さんが集まったとしても、どれだけたくさん儲かったとしても、あなたが、



「 『そうそう、こんなお店を持つことが夢だったんだよ!!』そう思えないのなら、なんの役にもたっていない 」


と、考えるのがプラグマティズムです。



極端な言い方になりますが、無駄な努力を否定するのがプラグマティズムの考え方です。


さて、ここまでの話を聞いていてあなたはどう思いましたか?



「 えーー、お店を良くしようと思ってしている集客の努力まで否定されちゃうの? 」


「 それってなんか変じゃない?納得できないよ。 」


そんなことを感じているかもしれませんね。


たしかに自分がしてきた努力を否定されたらとても嫌な気分になるでしょう。

なんとなく生理的に違和感があるのも理解できます。


でもね、こう言い換えてみたらどうでしょう?



「 そうそう、こんなお店を持つことが夢だったんだよ!! 」そう思えるように『 全 力 を 尽 く す 』と考えるのがプラグマティズムです。



最初にプラグマティズムについてなんと説明したか覚えてますか?

こう説明しました。


プラグマティズムというのは、


「 それが如何に役に立つか? 」


ということに重きを置く考え方


こう説明しました。


そうです。もし、「 割引での集客 」が「 夢をかなえる 」という目的に役に立つのならそれを全力でやるのがプラグマティズムです。


でもね、胸に手を当てて考えてみてください。


「 割引での集客 」が何の役に立っているのか?

それを本音で考えた時、その答えは・・・、


「 割引をして集客している方が安心できるから 」

「 今まで続けてきた割引をやめるのが怖いから 」


こんなものではないでしょうか?


そうやって、「 安心できるから 」とか「 やめるのが怖いから 」という理由でなにかを続けていくことは、「 夢をかなえる 」という目的に全力を尽くしているといえるでしょうか?


とてもそうは言えないですよね。


「 だったら、そうやってたいして役に立たないのに惰性で続けていることは勇気をもってやめて「 夢をかなえる 」という本来の目的を達成するのに本当に役に立つことをしましょう 」


そう考えるのがプラグマティズムなんですね。


どうでしょう?

なんとなくプラグマティズムという考え方が解ってきましたか?


あ、もちろんあなたがお店をしている目的が「 夢をかなえる 」ではないとしたらその部分は置き換えて考えてくださいね。



さて、そろそろ私の頭から湯気が出てきそうです。


しかも、


あなたの頭からも湯気が出てきているのが見えそうです。(笑)



今日のところはここまでにしておきますね。


もし、プラグマティズムという考え方に興味をもったのなら、ぜひ、この記事とこのブログの過去記事を読み返してみてください。


何となく腑に落ちることがたくさん有るはずですよ。



それでは、また。

今日も最後までお付き合いありがとう。



集客の要となるプラグマティズムとは?

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


前回の記事 からだいぶ時間が経ってしまいましたが、




実は・・・・、




その間・・・・、




悩んでました。(笑)



と、言うのも、


今日これからお話しするのは、今まで、


コンサルティングのクライアントさんにも、

セミナーを受けに来てくれた方にも、

同業のコンサルタント方にも、


一切お話ししたことが無かった話だからです。



なぜなら、今日お話しするのはかなりややこしい概念の話。


正直なところクライアントさんには必要が無い知識ですし、

概念の話しなので非常に伝えづらい。


どうやって伝えたらいいのか私にも解らない部分が有るんですね。


でも、それは、私がコンサルティングするときにはベースとなる考え方。


「 なんでそんな簡単なことで集客ができるのか? 」


「 裏側にどんな理論があってそんな結果になるのか? 」


ということをお伝えするのには避けて通れない話なのでガンバって書いてみます。


解りづらい部分もあるかと思いますがぜひお付き合いください。


では、本題にいきますね。



さて、前回の記事 で、


「 割引やめても集客できるお店は、そもそも集客したくて行動したんじゃないんだよ! 」


「 働いている人がプライドを持てる会社、仕事に行くのが楽しくて成長ができる会社、そんな会社を作りたかっただけなんだよ! 」


という事をお話ししました。


ところで、この話を読んで、



なんで「 集客をしよう! 」としたのではなく、


「 働いている人がプライドを持てる会社、仕事に行くのが楽しくて成長ができる会社、そんな会社を作ろう 」


としたんだろう?


なんで、そんな回りくどいことを考える必要があったんだろう?



そう不思議に思いませんでしたか?


たしかに、回りくどいことですし、

ハッキリ言って、「 集客のノウハウ 」を使えばそんな事をしなくてもお客さんを集めることはできます。


このブログを読んでくれているあなたにとってはちょと意外かもしれませんが、

知識と経験があって努力すれば「 集客 」なんてさほど大変なことではないんですよ。 


でも、今回ご紹介している「 割引をやめたクリーニング屋さん 」では「 集客のノウハウ 」はほとんど使っていません。


なぜ「 集客のノウハウ 」を使わないんでしょう?

「 会社の成長 」ともいえるようなことを大事にして回りくどい方法を取るんでしょう?


それはね、私がコンサルティングするときには、


プラグマティズム という哲学を拠り所にしているから。


あ、


「 プラグマティズム?なにそれ??? 」

「 しかも『 て つ が く 』だって!? 」


「 哲学と商売がなんの関係があるの???? 」


なんて驚いてます?


それとも、


「 えーー、そんな難しそうな横文字普段使わないじゃん!キャラちがうよ~!! 」


なんて思ってるんでしょうか?(笑)


たしかにプラグマティズムなんて言うと何やら難しそうな感じがしますよね。

しかも哲学なんて言ったら普通に生活していたらまず縁がないのではないでしょうか?


実はね、


私も、よくわかんないです。(笑)


学問としてのプラグマティズムは興味があればぜひ大学で学んでみてください。

それだけの価値はあると思いますよ。


ただね、そもそも、プラグマティズムというのは、


「 実用主義、道具主義 」


などといわれる考え方で、


「 それが如何に役に立つか? 」


ということに重点を置く哲学です。


ものすごーーーく簡単に言うと、



「 人間、なにをやるにしても、それがいったい何の目的や意味があるのかを、見失わないようにしましょう 」


という考え方、と言うことができます。


株式会社技術評論社発行 藤井聡 著

 「 プラグマティズムの作法 ―閉塞感を打ち破る思考の習慣 」より引用


と、表現できるような考え方です。


だからね、それこそプラグマティズム的に考えたら、


「 プラグマティズムという哲学を正しく理解する 」


ということよりも、


「 プラグマティズムという概念を活かして繁盛店を作りあげる 」


という事の方がよほど重要。


そうやって、


「 本来の目的を達成するのに必要かどうか? 」


ということを第一に考えるのがプラグマティズムという考え方だということです。


なんとなくイメージできますか?



さて、


そろそろ、


頭の中がヒートアップしてきた頃でしょうか?(笑)



ものすごーーーく大事な話ですが、概念の話でちょっとややこしいので、ぜひ今回の記事は、二度三度と読み返してみてくださいね。



次回は、


そういったプラグマティズムという考え方で、


「 割引での集客 」


というものを見たらどうなるのか?


というお話をしますね。



では、また次回。

今日も最後までお付き合いありがとう。



最後にお礼です。

いつもたくさんの「いいね」をありがとうございます。


こうやってブログを書けるのはそうやって支えてくれている方のおかげです。

いつもありがとう。

そもそも集客なんてしていない

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


では、「 割引をやめたクリーニング屋さんではどうやって集客したのか?  」でお約束していた、


「 割引をやめたクリーニング屋さんはなぜ集客できたのか? 」

「 裏側にどんな理論があってそんな結果になるのか? 」


というお話をしていきますね。


あ、その前に、一つ確認です。


「 そのクリーニング屋さんで具体的には何をしたのか? 」


という事は覚えてますか?


「 なんだっけ? 」


というあなたはこの記事を読む前にざっと、前回のお話しを読み返しておいてくださいね。


読みに行く ⇒ 「 割引をやめたクリーニング屋さんではどうやって集客したのか?  」



いいですか?

では、本題です。


まず、大事なことなので再度言っておきますが・・・・、


そもそも、そのクリーニング屋さんでは集客なんてしてないんですよ。


つまり、前回のお話しで紹介した、


1.店員さんから、『 最近、お客様に「 ありがとう。おかげで助かったわ! 」と言われたこと 』について話を聞いた。


2.店員さんから、『 最近、上手く会員登録をお薦めできたケース 』について話を聞いた。

3.店員さんの行動の中から『 ああ、この仕事ぶりはいいなぁ! 』そう思えることを探した。

4.以上1~3の項目で得た情報を全スタッフにミーティングやメールで伝えた。


という一連の行動は、


「 集客とは別の目的があってした 」


ということ。


もうすこし、解り易く言うと、


「 ○○したいんです! 」


と、社長のEさんがおっしゃったので、


「 じゃ、こうしたらいいですよ!他の会社でもそれで結果でてますよ!! 」


と、解決策の一つとしてご提案したのが、こちら↓


1.店員さんから、『 最近、お客様に「 ありがとう。おかげで助かったわ! 」と言われたこと 』について話を聞いた。


2.店員さんから、『 最近、上手く会員登録をお薦めできたケース 』について話を聞いた。


3.店員さんの行動の中から『 ああ、この仕事ぶりはいいなぁ! 』そう思えることを探した。


4.以上1~3の項目で得た情報を全スタッフにミーティングやメールで伝えた。


だということ。


で、それらをしていたら、結果として、


「 気が付いたら割引しなくても集客できるお店になっちゃった!! 」


いや~、カッコいいですよね。

あなたも、


「 いや~、気が付いたら割引なんてしなくてもお客さんに困らないお店になっちゃったんですよねぇ。 」


なんて言ってみたいと思いませんか?



では、集客したくてしたんじゃないとしたら、何のためにしたのか?


それはね、


第一に、私はこんなすごい会社に勤めてるといえる、働く人たちが仕事にプライドを持てる会社


第二に、会社に行くのが楽しくなる会社(お客さんに合える、仲間に合える、クレームがないなど)


第三に、自分が健康で成長を感じられる会社


そんな会社にするためにしたんですよ。


ここでもう一度先ほど紹介した行動と照らし合わせてみてください。


1.『 最近、お客様に「 ありがとう。おかげで助かったわ! 」と言われたこと 』


そんなことがたくさんある会社なら、

「 私はすごい会社に勤めている 」と、働いている人は思えませんか?


そんな会社にはプライドが持てませんか?


会社に行くのが楽しくなりませんか?



2.『 最近、上手く会員登録をお薦めできたケース 』


そんなことがたくさんある会社なら、

会社に行くのが楽しくなりませんか?


自分の成長を感じられませんか?



3.『 ああ、この仕事ぶりはいいなぁ! 』


そう思えることがたくさんある会社なら、

「 私はすごい会社に勤めている 」と、働いている人は思えませんか?


そんな会社にはプライドが持てませんか?


会社に行くのが楽しくなりませんか?



ね?

全部つながってるでしょ?



わかりました?


前回の記事でご紹介した


「 割引をやめたクリーニング屋さんでしたこと 」


というのは、全部、集客なんかのためではないんです。

「集客」、というのはあくまで、おまけ。


本来の目的は、


第一に、私はこんなすごい会社に勤めてるといえる、働く人たちが仕事にプライドを持てる会社



第二に、会社に行くのが楽しくなる会社(お客さんに合える、仲間に合える、クレームがないなど)



第三に、自分が健康で成長を感じられる会社



そんな会社を作るということ。


と、


なんだか回りくどい話をしてきましたが、単純に考えてみれば良くわかりますよね。


そりゃ、そんな、


「 すごい会社 」


なら、放っておいてもお客さんも集まるってもんですよね。


さて、このまま続けていくとどんどん深くて頭のイタイ話になっていきますので、今日のところはここまでで。

ひとまず、まとめておきたいと思います。


つまり、大事なのは、


「 割引やめても集客できるお店は、そもそも集客したくて行動したんじゃないんだよ! 」


「 働いている人がプライドを持てる会社、仕事に行くのが楽しくて成長ができる会社、そんな会社を作りたかっただけなんだよ! 」


と、いうこと。


どうです?

なんとなく理解できましたか?


それでは、また次回。

今日も最後までお付き合いありがとう。