スタッフ教育が下手な人がしている勘違いとは?
こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。
突然ですがあなたに質問です。
あなたはスタッフ教育に苦手意識を持っていませんか?
・ スタッフ教育でどんなに解り易く丁寧に説明しても何度も同じミスをする。
・ ミスをするのは正しい方法をきちんと伝えていないからだ!そう思ってマニュアルを作ったもののそれでもうまくいかない。
・ これくらいの掃除や片付けは当たり前でしょ?という常識が通じない、その子の仕事の後片付けはなぜか私がしている。
・ 優しくすれば仕事ができるようにならない、厳しくすれば辞めてしまう・・・・。いったいどうしたらいいの!?
・ せっかく仕事を覚えてこれから戦力になってくれると思ったらあっさり辞めちゃった。
そんな悩みを持ってたりしないでしょうか?
あなたもコンサルタントになってみればすぐ気付くのですが、
「 スタッフ教育がうまくいかない 」そんな悩みを持っていない経営者さんは、まずいません。
どれだけ、仕事を教えても、どれだけ心構えを教えても、暖簾に腕押し、糠に釘。
全く手ごたえがなく、残るのは徒労感だけ。
「 私にはこんなに簡単にできることがなんでできないの!? 」
と途方に暮れるなんてことも良くある話です。
そうやってスタッフ教育がうまくいかずに途方に暮れた経営者さん。
そんな経営者さんが次に何をするか知ってます?
お決まりのパターンは、
「 そうだ!スタッフ教育が上手く行かないのは、きっときちんとしたマニュアルがないからだ! 」
そう思ってマニュアルの作成に着手する。
もしくは、
「 そうだ!!スタッフ教育がうまくいかないのは給料などの待遇が良くないからだ!! 」
そう思って、能力給や、成果報酬を導入する。
なんてこと。
でもね、
残念ながら・・・・、
コンサルタントとして10年以上活動してますがマニュアルや給料アップでスタッフ教育の問題が解決したのを見たことありません。
はい。
「 マニュアルを頑張って作ったらスタッフ教育の問題が解決できました! 」
とか、
「 給料上げたらスタッフ教育がすごく楽になりました!! 」
なんて話聞いたことないです。
ハッキリ言って一度もないです。
なんでこんなに間違った知識が常識として広がっているのか不思議でしょうがないのですが、マニュアルも能力給も本当に役に立たない。
ウソだと思うのならあなたのお店でも試してみればすぐわかります。
いや。
すでに試して上手くいっていないからこの記事を読んでいるんですかね?
これ、なんで上手くいかないのか知ってます?
それはね・・・、
「 条件付け 」
ができないから。
実は今日の話は前回の記事 生物・いきもの が行動したとしたらそれはどんな時か? 」の続きです。
前回の記事で、
「 生物・いきもの が行動するのは 苦痛から逃れる時 か 快楽を求めるとき 」
とお話ししましたよね?
この話にマニュアルと能力給を当てはめてみます。
マニュアルと違った行動をする → 注意される
注意される = 苦痛を感じる
苦痛から逃れるためには → マニュアル通りの行動をする
これ、原則と合ってますよね?
次に能力給の制度を考えてみましょうか。
素晴らしい仕事をする → 給料が増える
給料が増える = 快楽を感じる
快楽を感じるには → 素晴らしい仕事をする
おお!!これも当てはまります!!!
・・・・と、思ったあなた。
そこが大きな勘違いなんですよ。
残念ながらそれは幻想です。
現実はこうです。
マニュアルと違った行動をする → 注意される
注意される = 苦痛を感じる
苦痛から逃れるためには → なにもしない
苦痛から逃れるためには → 目が届かないところに逃げる
苦痛から逃れるためには → マニュアルを守っているように見せかける
ね?
苦痛から逃れることを考えたらマニュアルを逃れるよりもほかにいい方法がいくらでもあるんですよ。
次に能力給の制度を考えてみましょうか?
素晴らしい仕事をする → 給料が増える
給料が増える = 快楽を感じる
でも素晴らしい仕事はできていない → 給料はそのまま
そうです。
残念ながらスタッフ教育が必要な人にとって能力給は絵に描いた餅。
とてもじゃないですが快楽にはならないんですね。
そんな現実を受け止めたうえで、マニュアルや能力給を機能させようと思ったら、常に苦痛や快楽を感じさせるしかありません。
つまり、
「 ちょっとでもマニュアルと違う事をしたら必ず注意される 」
とか、
「 ちょっとでも良い仕事をしたらすぐに成果報酬でお金をもらえる 」
などといった感じで、常に苦痛は快楽が得られる状態にしないといけません。
でも、それ出来ますか?
ちょっと現実的じゃないですよね。
刺激を与えることで同じ行動を繰り返させようと思ったら、そのときだけ苦痛や快楽を感じさせてもダメなんですよ。
常に苦痛や快楽を感じないと行動しません。
しかも悪いことに、刺激に対する反応はだんだん鈍くなるものです。
最初は、
「 ああ注意された!気持ちを入れ替えて頑張らないと!! 」
なんて思っていたスタッフが、何度も注意をされていると、
「 ああ、また注意された!ま、でもいつものことだし。 」
となるでしょ?
つまり、どんどんエスカレートさせないと同じようには動かなくなるってことですね。
では、どうしたらいいのか?
実はその答えを持っている人物があなたのすぐ近くにいます。
それが・・・、
「 スタッフ教育が必要ないスタッフ 」
スタッフ教育が必要ないほどの優秀なスタッフ。
もしくは、ちょっと教えればすぐに仕事ができるようになってしまうスタッフ。
あなたのお店にも一人くらいは、
「 この子に任せれば大丈夫! 」
なんて信頼できるスタッフがいるでしょ?
そんなスタッフさんはなぜそんな働き方ができるんでしょう?
その答えは、
「 マニュアルがある 」とか、「 高い給料をもらっている 」
ではないでしょ?
では、なぜ優秀なスタッフはそんな働き方ができるのか?
その秘密が先ほどお話しした、
「 条件付け 」
という考え方。
さて、少し長くなりましたので今日のところはここまでで。
優秀なスタッフが持っている秘密「条件付け」とは何か?
マニュアルや能力給がダメなら何をしたらいいのか?
そんな話はまた次回。
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
生物・いきもの が行動したとしたらそれはどんな時か?
こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。
今日は前回の記事「 人間はなぜ動くのか? 」の続きです。
「 お店の経営の話からなんだか遠い話になってきたなぁ~ 」
とも思いますが、(笑)もっとも基礎となる話です。
「 小さなお店を繁盛店にする方法 」ときちんとつながりますのであと数回お付き合いくださいね。
なお、
今回の一連のお話しは私の知識と経験から導き出した考えです。
それなりの裏付けはありますが、あくまで個人的な意見です。
世間一般の常識や学術的な観点から見た正しさとは異なる部分もあるかと思います。
その点をご了承の上読みください。
では、行きます。
「 生物・いきもの が行動したとしたらそれはどんな時か? 」
それは・・・、
A:苦痛から逃れる時
B:快楽を求めるとき
この2つだと言われています。
たとえば赤ん坊をイメージしてみてください。
ホンギャーーー!!
と激しく鳴いているとします。
それはどんな時ですか?
・おなかがすいた時?
・おむつが汚れて気持ち悪い時?
・どこかにぶつかって痛かった時?
はい、そうですね。
苦痛を感じた時です。
赤ちゃんにとってなにか苦痛に感じることが有った。
↓
でも、ほとんど動けないし自分では解決できない
↓
だから解決してもらえるように大声で泣いて知らせる
ね?
赤ん坊がホンギャーと泣くのは苦痛から逃れるためでしょ?
逆に赤ん坊が、
キャッキャッ!!
と笑っていたとしたらそれはどんな時?
・お母さんがあやしてくれた時?
・お父さんが高い高いをしてくれた時?
・すきなおもちゃで遊んでいる時?
赤ちゃんにとってなにか嬉しいと感じることが有った。
↓
キャッキャッ!!と笑うとそれをもっとしてもらえる
↓
だからもっと嬉しいことをしてもらえるように笑って知らせる
はい。こちらは快楽をもとめて行動しているパターンですね。
赤ん坊の話はかなりわかり易い例ですので、もうひとつ少し解釈が必要な事例を紹介します。
たとえばね、
あなたがこのブログを読んでいるのはなんででしょう?
自分のお店の経営がうまくいかなくて改善のヒントを見つけるため?
もしそうなら、
「 苦痛から逃れる 」ために行動しているという事です。
逆に、
読みやすくておもしろいブログだから続きを読んでみたい!
そう思ってこのブログに来てくれているのなら、
「 快楽を求める 」ために行動しているという事です。
さらに・・・・、
いろんなブログに読者登録すると自分のブログのアクセスアップになるから!
なんてヨコシマな考えだとしたら・・・、
これも、
「 快楽を求める 」ために行動しているという事ですね。(笑)
集客も、スタッフ教育も、クレーム対策も、資金繰りも、
全て、
「 苦痛から逃れるため 」
か、
「 快楽を求めるため 」
にしているはずです。
それは、お客さんも一緒。
お客さんがあなたのお店に来るのは、苦痛から逃れるためか、快楽を求めるため。
そう考えられるでしょ?
逆に言えば、
・ あなたのお店に行くと苦痛が無くなる
・ あなたのお店に行くと快楽を得られる
このどちらかになれば集客できるという事です。
ただ、こんなことは言われるまでもなく当たり前に感じていること。
だいたいみなさん無意識に理解しているものです。
でもね、原理原則をわかっているのと、タダの直感で行動するのでは結果は大きく変わるものです。
「 生物・いきもの が行動するのは 苦痛から逃れる時 か 快楽を求めるとき 」
それを理解しておくと、ちょっと違ったものの見え方がするかもしれませんよ。
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
人間はなぜ動くのか?
こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。
前回の記事、
「 お客さんやスタッフを思った通りに動かす方法をお教えします 」
でお話ししたように、数回に分けて、
「 他人を思い通りに動かす方法 」
これをお話ししていきますね。
さて、本題の前に少しだけお伝えしておかなくてはいけないことがあります。
今回の一連のお話しは私の知識と経験から導き出した考えです。
それなりの裏付けはありますが、あくまで個人的な意見です。
世間一般の常識や学術的な観点から見た正しさとは異なる部分もあるかと思います。
その点をご了承の上読みくださいね。
では、行きます。
さて、
「 他人を思い通りに動かす方法 」
と聞くとあなたはどんなものをイメージしますか?
心理テクニックを使って、人の行動を誘導するようなもの?
複雑なメソッドがあってそれに沿ってなにかをするのでしょうか?
それとも、特殊な機械や道具をつかったなにかでしょうか?
もしかして、精神世界に働きかけるようなものでしょうか???
たしかに、「 他人を思い通りに動かす 」というと、なにやら秘密めいた特殊なものをイメージしたくなります。
でも、今回私がお話しするのはテクニックや技術とは全く逆の話。
「 原理原則 」
の、お話しです。
つまり、
「 人間の原理原則とはどんなものか? 」
それがわかれば他人を思い通りに動かすことも可能になりますよ。
というお話しです。
あ、ごめんなさい。
ちょっと格好つけて一つウソを書きました。
実は、ベースとなる考え方は「 人間 」が対象ではないんですよ。
「 人間 」ではなくて・・・、
「 生物・いきもの の原理原則 」
それがこれからお話しすることのベースです。
はい。
・・・、
・・・、
・・・、
経営の話だったはずなのに、なにやら遠い話になってきました。(笑)
大丈夫?ついてきてます??(笑)
さて、気を取り直して行きましょう。
要するに、今回のお話しは、
「 生物・いきもの の原理原則 」を理解すると・・・
↓
他人を思い通りに動かすことがでますよ
というお話しです。
ここまでは半ば無理やりに理解してください。
では、
「 生物・いきもの の原理原則 」ってなんでしょう?
まず、一番大きな命題が、
「 生物・いきもの はなぜ生きているのか?なんのために生きているのか? 」
ということだと思いますが、その話は今回のテーマとちょっと遠くなるのでとりあえず触れずにおきます。
そのうえで、次に出てくる問題が、
「 生物・いきもの はなぜ動くのか?なんのために動くのか? 」
という事。
解り易くするために、「動く」という単語を「行動する」と置き換えても大丈夫です。
「 生物・いきもの はなぜ行動するのか?何のために行動するのか? 」
という事ですね。
これでも、なかなか答えにくいでしょうから、さらに砕きます。
「 生物・いきもの が行動したとしたらそれはどんな時か? 」
ここまで来ると少しは答えがでるのではないでしょうか?
さて、もしあなたがこんな質問をされたらどう答えますか?
風呂にでも入っているときにでも、ぼーーっと考えてみてください。
私の答えと、それが「 他人を思い通りに動かす 」ということと、どうつながるのか?
についてはまた次回の記事で書きますね。
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。