シャンプーの時「かゆいところは無いですか?」と聞かれなくなったお客様が言ったこと
こんにちは、菅です。
先日の米沢講習会に参加してくれた モッズヘアいわき銀座通り店 の経営者遠藤さん が面白いことを教えてくれました。
遠藤さんは講習会から戻って以降、
シャンプーの時に「 かゆいところは無いですか? 」と聞くのをやめたそうです
ちなみに、その理由はすでにこのブログで書いています。
シャンプーの時に「熱くないですか?」と聞くと怒られます
それから1週間。
いまではシャンプーの時にそういったことを聞くことは一切していないそうです。
そして、それで実際何の問題もなかった。
ところが、
ある日、
いつもシャンプーの時に「 ここがかゆい 」「 あそこもかゆい 」と言うお客様が来店されたそうです
でも、遠藤さんは、
すでに接客の仕方を変えて手ごたえを得ていました
だから、
そのお客様にもかゆいところは聞きません
つまり、
シャンプーの時に・・・・、
かゆいところを聞かない美容師 VS かゆいところをいっぱい言いたいお客様
という構図。(汗)
さて、
結末やいかに!!!
という感じですが、
あなたはこの結末が想像つきますか?
「 ここがかゆい 」「 あそこもかゆい 」とリクエストしていたお客様に黙ってシャンプーしたら何が起こったのか?
遠藤さんは、こう教えてくれました。
───
黙ってシャンプーして、
終わったあと、
「 いかがでしたか? 」
と質問したら・・・・・・、
・・・・・・、
・・・・・・・・・・・・・・、
「 気持ちよかったです! 」とすごい喜んでいました(笑)
───
なんのことはない。
いままで散々かゆいところをリクエストしていたのに、
「 気持ちよかった 」と満足して帰っていった
というお話です。
もちろん、そうなったのは、
講習で習ったシャンプーの技術が素晴らしい物だった
という要素はありますよ。
確かな技術は顧客満足の絶対のベースです
でもね、ちょっと考えてみてください。
「 ここがかゆい 」「 あそこもかゆい 」とリクエストしていたお客様が本当に望んでいたサービス
それはいったいどんなものだったのでしょうか?
これは、お客様のことを真剣に考えてサービスを作っていくとすぐに気が付くことですが、
お客様が言った通りのことをしてもお客様は意外と満足しません
なぜなら、
そこまでの信頼も期待もあなたにしていないから
つまり、
「 言っても無駄だろう 」と思っているから黙っている
ということですね。
だから、
お客様に本当に満足していただきたかったら、
お客様が言わなかったことをする
という必要に迫られることは普通にあることです。
そして、
それがお客様の望んでいるものとぴったりはまった
そんなとき、初めて、
本当の意味での顧客満足が生まれます
そして、
「 言わなくてもやってくれた 」「 言わなくてもわかってくれた 」という経験そしたからこそお客様はあなたを信用したり期待したりしてくれるようになるのです
言われたことをやるだけの商売から卒業するのは勇気のいることです。
でも、繁盛店と言われるようなお店は多かれ少なかれそんなことをしているものですよ。
なお、今日の記事はこちらの記事と合わせて読むと理解が深まるはずです。
ぜひ、ご一緒にどうぞ。
シャンプーの時に「熱くないですか?」と聞くと怒られます
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
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