シャンプーの時に「熱くないですか?」と聞くと怒られます | 繁盛店をつくる人材育成の方法

シャンプーの時に「熱くないですか?」と聞くと怒られます


こんにちは、菅です。

売上アップの基本2つ その1

の記事でもお話したように、
今週月曜日は米沢で講習会を行ってきました。

その夜の食事会でのこと。

 


今回の主催者齊藤さんが、

 

ある話題で猛烈に怒っていました

そのある話題というのが、

 

シャンプー時の接客について

齊藤さんいわく、

───

シャンプーの時に、

「 熱くないですか? 」

とか、

「 かゆいところは無いですか? 」

と聞いたり、
シャンプーが終わったすぐ後に、

「 お手洗い大丈夫ですか? 」

そうやって聞くのがホント信じられない!!!


───

とのこと。

でもね、

シャンプーの時に「熱くないですか?」と聞くのは日本の美容院の常識だ

と言えるくらい、普通で当たり前のことだと思います。
実際、私自身が行く美容院もそうです。

でもね、
それが齊藤さんに言わせると、

そんなことを聞くのはありえない!!!

というのですね。

でも、

なぜシャンプーの時にお湯の温度を聞いたらいけないのでしょうか?

お湯の温度を聞かないとしたら、どうしたらいいのでしょうか?
あなたにはその答えがわかりますか?

なお、
先にお断りしておきますが、

ここから先は過激な表現が含まれています

心臓の弱い方、

自分のお店を繁盛店にするという決意がない方、
お客様のための仕事をしたくない方、

以上に当てはまる方は、
この先を読むのはお控えください。


・・・・、



・・・・・、


さて、

いいですか?

なぜシャンプーの時にお湯の温度を聞いたらいけないのか?

その答えが、
こちら。

熱いかどうか?と聞いているということは、


「 このお客様にとってどんな温度が一番良いのか? 」と考えていない証拠だから

 


考えてみてください。

お湯が熱いかどうか?それは自分で触ればわかることです

もちろん、

人によって温度の感じ方は違います

だから、

自分では適温だと思っていてもお客様にとっては熱いと感じる

そんなことは普通に起きます。
でもね、

お客様が熱いと思われているのなら聞かなくても様子を見ればすぐに気が付くはずです

なぜなら、
熱いお湯をかけられときには、

無意識に体が硬直する

とか、

体をそらせてお湯から逃げる

という反応を示すはずです。

それらは生理現象です。
だから、

注意深くお客様の様子や反応を見ていれば気が付くことができる

その程度のこと。

それなのに、それすらせずに、

 

マニュアルだからと何も考えずに「 熱いですか? 」と聞いている

 

だからそれがおかしいと言われているのですね。
また、

そもそもお客様にとって最適な温度はお客様にはわからない

ということも注意しないといけません。

そのお客様の頭皮の状態や体質、
精神的なストレスや肉体的な疲労、


そんなお客様ひとりひとりの状況に合わせて、

熱めのお湯で短時間にした方がいいのか?

それとも、

ぬるめのお湯でじっくりした方がいいのか?

はたまた、

最初は熱くして温度を下げてじっくり仕上げた方がいいのか?

と判断するのは、お客様の仕事ではありません。
それは、

髪と頭皮のプロであるあなたの仕事です

だから、

そんなプロとしての仕事を放棄している現実がおかしい

というお話ですね。
もちろん、考え方は人それぞれです。

あなたのお店をどんなお店にするのかを決めるのはあなたの仕事です。

でもね、

予約でいっぱいになるお店はそれくらい真剣にお客様のことを考えている

その事実は知っておいて損はないと思いますよ。

 

さて、最後に質問です。

あなたは、

 
お客様に「 お湯熱くないですか? 」と聞いた方が良いと思いますか?

 

 

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

 

 

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