花と帆 部屋の机の上で花が輝き始め 窓の外を帆をあげた船が過ぎていく 一瞬それは 花の出帆のように思えた 帆柱を鳴らし帆を膨らませて 花が出発する 季節が峠を超えて 明るき陽光の中を 新しい時間が始まるように思えた