四季折々
さまざまな
予想できる出来事と
予想できない出来事
街に耀くイルミネ-ション
冷たくなった風
もうすぐ何かの日がやってきて
もう幾つ寝ると
また他のものがやってくる
今年
僕はそういう季節の出来事から
なんとなく
少しだけ遠ざかって過ごした
自分のこと
他の人たちのこと
世界とこの星のことを考えて
さまざまな出会いと
つながりの中で
歩いていたにもかかわらず
言葉をずいぶんと書き残し
写真も例年にないほど撮り続け
絵の悪戯描きも
少し再開した
振り返っても
あるいは来るものを予想しても
それとは関係なしに
それとは関係なしに
すべては
揺るがずに進行していくのだろう
自分で補修し塗替えもした
以前手に入れた古い楽器を眺めている
もらってきた薔薇の花を
楽器の肩にひっかけるように置いて
人と人の縁は
この薔薇と楽器のようなものなのだろうか
僕がそこに置いたまま
それとも
この楽器が何十年を経てもなお
奏でられるように
繰り返し
新しく
明日へと向かっていく
そういうもの
僕は答えを持たないけれど
それでも
今を愛おしみ
明日を待ち望んでいる
予想できる出来事と
予想できない出来事の
そのなかで
