仄白いとき 仄白いとき 机の上に見たくもないものが置かれていたりすると 蛇がひそやかに嗤っている 誰が人など愛せるものか 青透明なガラスの扉を 握り拳ほどもあるダイヤで叩き割るようなもの 私は憎む すべてを それ故に 私は滅びる すべての中へと 私などなくなればよい 風にたやすく揺れる月 夜の風呂で見出された蛞蝓(なめくじ)の 消えていく すっと存在のなかほどへ