水の調べ 幽(かそけ)きは水の調べ 秋陽の隅をからころと 土手の上まで昇り来る 揺らめいて草に広がる 片時の調べよ 目に迫りくるレースの光の 刻(とき)を照り返す眩しさに 心うばわれて 願わくはこのままに いつまでも燦めいてあれと 祈り同化して歌おうか われはなんじとともにいこいなん かたときのながきねむりを