午後に ただそこに 今いるところに座り給え そして見るのだ これといった特徴のない街の ありきたりの遠景の中を 西から東に貫いていく 昼下がりの 光の道を 広くたゆたいながら 朝から昼へ 昼から夕へ 流れていく道を ああ 今日も空が通りすぎて行くと 君の左手の珈琲カップが そっと笑って うらやましそうに 言うだろう そして それが君には 飛翔のように見えるのだ