古代メキシコ展のあと、
コレクション展も観ました。
「身体———身体」展です。
これを見ると頭のなかで音楽が流れるのは僕だけですか？
(≧▽≦)ｱﾊﾊ
からだからからだへ～♪
Body to Body♪
Body to Body♪
( ≧∀≦)ノ
(ソフトバレエの『Body to Body』という曲の一節ですw)
人間の身体をどのように表現するか、
なにかを表現したいときに人間の身体はどんな意味を持たせることができるか。
いろんなアーティストさんがそれぞれに描いた身体というテーマを、
集めた展示になっています。
身体をそのまま描くヌード画もあれば、
シュミラクラのように、
ただの布の塊でも、二本の布の棒が挿さってたら、
人間をあらわすように見える。
輪郭線とか、影だけとか。
ほんとにいろんな表現があります。
ジャケットを着た布のかたまりが、
ほかの布のかたまりとからみあっている、
ルイーズ・ブルジョワの作品『カップル』という作品が、
国内で初のお目見えだそうで、
それを中心にいろんな作品がありました。
ブブ・ド・ラ・マドレーヌの人魚のインスタレーションが興味深かったです。
女性のヌードはその女性本人のものではなく、
他の人たち(メインは男性)から鑑賞されて芸術となるという話を、
大学の芸術学の講義で聞いたのを思い出した。
誉めてるようで全然誉めてないんよね、それ。
奴隷として高値で売れた、くらい失礼な考えかた。
女性に向かって「スタイルいいね」がなぜセクハラになるのかも、
そういうことなんやけど、
いまだにわかってない人は多いね……
クドカンのドラマで、コンプライアンスやポリコレのせいで、
最近の世の中は窮屈になっているという主張を、
古い時代のオッサンが繰り返すやつがあって、
ほんとになんにもわかってないんやなあとガッカリしました。
それに対する反論も「多様性の時代だから」のひとことだけ。
多様性がどういうものか、その人もわかってないし、
なにより脚本家がわかってない。
多様性ってのは、選択肢が増えること。
いろんな意見があるということをみんなが理解すること。
なのにこれで窮屈だと感じるってことは、
自分の価値観を“ベーシック”として他人に押し付ける機会が失われたってだけの話。
あんたの話をうんざりしながら聞いていた周りの人たちが自由になれたんだよ。
そりゃ、あんたは、おもしろくないだろうね？
( ´-ω-)y‐┛~~
太っているとか痩せているとか背が低いとか髪の毛が少ないとか、
他人の身体的なことをジョークにする人は多いけど、
自分ではどうすることもできない容姿なんかで、
いったいそのひとのなにを測れるんだろう。
でも、他の人を見るとき、
見えるのはやっぱり外がわ。
そしたらある程度、外見で判断されるのはやむなしなのか。
中身が外がわにも見えたらいいのにね……
せめて、本人がどう見られたいか、
そこに寄り添いたいなと思ったりします……
僕の青春の芸術家・ジャン・コクトオさんには素敵な友だちがいて、
彼らは「僕が見てほしい姿で僕を見てくれる」って言ってました。
それってすごい敬意なんだと思うんですよね。
僕もそんな人になりたいな……
(^_^)y-゜゜゜゜゜
一部の作品は撮影可能だったので、
気に入ったやつを撮ってきました。
塩田千春さんの『トラウマ/日常』という作品。
石膏でつくられた服の軽やかさの反面、
もやのようなものが不気味です。
近くで見ていると髪の毛のようにも感じる……
マーク・マンダースさんの『乾いた土の頭部』。
もうちょっとタイトル考えたらいいのにと思ったりしましたが、
そのセンスと作品のセンスは別物だしね……
(￣▽￣;)ｱﾊﾊ
僕は巨像が好きなので、この大きな崩れた頭部はおもしろいです。
これだけだとサイズ感がわからないので、
誰か隣に立ってほしかった。
だれかー！！
o(*￣○￣)ゝ
上の階から撮ったら、上のレストランもちょっと写るから、
この非日常感が出るんじゃない！
巨像の非日常感が大好き、
へっぽこハンターコトワでした！
(^-^ゞ
関係ないんだけど、
阪急百貨店のバレンタインで、
スークのほうに出展していたお店のポスターに、
“とろけだす、愛と平和”って書いてあって、
ソフトバレエやん！と思いましたな！
(≧▽≦)ｱﾊﾊ
なつかしいな、ソフトバレエ！
これは、去年阪急百貨店で見た巨顔オブジェ！
どういういきさつか、よくわからないけど、
でも百貨店のフロアに巨大な顔があるの、
非日常すぎて、好きやな！
( ≧∀≦)ノ