みんなのマイ暴君☆ | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

『ハンターキラー 潜航せよ』を観ました。

旧作につき、がっつりネタバレ含みます。

 

 

アメリカ海軍の潜水艦タンパ・ベイが消息を絶ち、

潜水艦アーカンソーのグラス艦長(ジェラルド・バトラー)が捜索を任されます。

ロシア近郊の海域で調査をすると、タンパ・ベイは魚雷により沈没していました。

しかし、タンパ・ベイに攻撃を仕掛けたと思われるロシア側の潜水艦も沈んでいることが発覚。

しかもこの潜水艦は中から爆発しているようでした。

この潜水艦でかろうじて生存していたロシアのアンドロポフ艦長(ミカエル・ニクヴィスト)を捕虜とします。

 

一方、地上では、フィスク少将(コモン)の指示で特殊部隊が極秘にロシア側の動向を調査。

ポリャルヌイ海軍基地では大統領を監禁するクーデターが発生していたのです・・・

 

 

 

公開時、僕のツイッターのタイムラインでは高評価だったジェリーの潜水艦映画です。

とはいえ、“ハズフォールン”の民が多くいるから高評価なのかなとか思ってさw

 

ジェラルド・バトラーさんの有名なシリーズもの、

『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』『エンド・オブ・ステイツ』は、

それぞれ原題が『Olympus Has Fallen』『London Has Fallen』『Angel Has Fallen』なので、

このシリーズをファンの皆さんは“ハズフォールン”と呼んでらっしゃるんですよ。

いつも思うけど、洋画民の略称のセンス、変わってるよね。

(≧▽≦)アハハ

 

で、内容的にはそんな“ハズフォールン”並みにアメリカ人に都合のよい設定の映画でした。

ロシアで起きたクーデターからロシアの大統領を救出するアメリカ軍人って・・・

救出に失敗して、大統領がうっかり命を落としたりしたら、

「アメリカ人がロシアの大統領を誘拐して殺した」とクーデター犯である大臣に訴えられるところだった・・・

てか、そもそもここはロシアの領域でっせ・・・

 

冷静に考えるとツッコむところはいっぱいあるんやけど、

でもなぜか楽しかったですw

 

潜水艦の中と、地上のネイビーシールズの二段構えで挑むミッションは緊張感があった!

 

海底にはりめぐらされた機雷源とか。

ソナーとか音響センサーがついてるから、音を立てずに通り抜けるシーンは、

関係ないのに僕も息をひそめたし、

魚雷がくるから、衝撃に備えよ!と言われたら、

僕もテーブルにしがみついたwww

 

地上のネイビーシールズの隊長は口が悪くて怒りっぽいけど、

やっぱいざというときにはめちゃくちゃ頼りになった。

 

そして、個人的になによりも書いておきたいのが、グラス艦長に協力してくれるロシアのアンドロポフ艦長!

大好きな、『ミレニアム』シリーズのスウェーデン俳優・ミカエル・ニクヴィスト!!

亡くなったのめちゃくちゃショックだったし、つらかったから、

この映画で彼が登場したときに変な声が出てしまった・・・

これが遺作になったそうです。

でも、めちゃくちゃ良い役だったよ・・・素晴らしかったよミカエル・・・

 

敵対するはずのロシア海軍のみなさんが彼を信頼してアーカンソーを助けてくれるシーン、

胸アツすぎて泣いた・・・

 

というわけで、意外にかなり楽しかったです!

“ハズフォールン”の民、この映画を教えてくれてありがとう!

(`・ω・´)ゞ

 

 

ツイッターで、「普通みんな「私に圧政を敷いていい暴君は○○だけ」っていうマイ暴君がいるよね。

俺?俺はねえ、ジェラルド・バトラー。」というツイートをしている人がいて爆笑した、

へっぽこハンターコトワでした!

 

マイ暴君ってwww洋画民、おもろすぎwww

そして、ジェラルド・バトラーが暴君役なのわかってるのについていきたくなってしまった、

『キング・オブ・エジプト』思い出した!

だって『300』大好きだから、我が王なんだもん!

(≧▽≦)アハハハハ