オールハンドフェイシャル専門店
GRANBELLE「グランベル」
池田 恵子です
年齢を重ねるにつれて
シミを何とかしたい！
そう思っている方も多いと思います。
実は私もです～
私は
ソバカスが小さい頃からあるのですが
この頃特にシミが増えてきたように感じています。
お客様も
シミに悩まれている方が多いので
この機会にシミについて
とことん調べてみようと思い
まとめてみました。
まず
シミができる要因はおもに３つあります。
１ 紫外線
２ 老化
３ 血行障害
紫外線対策はもちろんですが
それだけでは実は足りません。
□ 血行促進
□ 血液の質改善
□ 肝臓強化
これらの内側の対策も必要になってきます。
はじめに
シミができる要因 №１からご紹介です。
シミができるのは
日光がよくあたる顔や手など
肌が露出している部分です。
そして
約80％のシミは頬骨周辺に
表れます。
お腹や二の腕の内側など
隠れている部分では
シミはほとんど見当たりません。
私も顔にはシミがあっても
二の腕の内側にはまったくなく
自分で言ってしまいますが
色も白くてキレイです 笑
紫外線を浴びると
皮膚の深部まで到達させないように
表皮の一番下にある細胞
メラノサイトが
シミの元となるメラニンを生成します。
人が日傘で紫外線から守るように
紫外線からカラダの内部を守ろうと
メラノサイトが黒い日傘を作って
私たちのカラダを守ってくれようとしているのです。
本来は
シミの元となるメラニンが作られたとしても
約80％は代謝され
表皮細胞と一緒に剥がれ落ち
消えてしまいます。
（イメージ：約80％はこのように代謝によりなくなります）
これは何だか希望が持てますよね♪
ところが！
紫外線を過度に浴びると
「メラニンを作って守りなさい！」という
指令が伝達されメラニンが大量発生します。
すると
メラニン色素もより黒くなり
まわりの細胞に送り込まれ
皮膚がどんどん黒くなります。
紫外線には主に
UV-AとUV-Bの2種類がありますが
どちらもシミの原因となります。
UV-Aは生活紫外線とも言われ
肌の奥まで届き
細胞にダメージを与え
レンガのように
きちんと配列されていた細胞が乱されます。
またメラノサイトを活発にし
皮膚を黒くさせたりします。
こんなことを繰り返しているうちに
皮膚の老化を促進させ
シワやたるみの原因に繋がるのですね。
そしてもうひとつの
UV-Bはレジャー紫外線とも言われ
エネルギーが強く
散乱性も高く
あらゆる方向から肌に届きます。
その為
皮膚を赤くさせ
メラニンを増加させて肌の色を黒くし
表皮にダイレクトにダメージを与えてしまいます。
結果
シミやそばかすの原因に
繋がってしまうのですね。
そして紫外線をあびると
からだを錆びつかせてしまう
活性酸素が体内にも
大量発生します。
この活性酸素
錆びつかせると言われているように
細胞膜やDNA（遺伝子）を損傷させ
老化を加速させます。
（紫外線により鉄も錆びてボロボロになります）
呼吸によっても
活性酸素は発生するので
本来は誰にでもあるものです。
しかし、過ぎたるは猶及ばざるが如し。
紫外線を多量に浴びると
この活性酸素を大量発生させ
老化を早めてしまうのです。
それだけではなく
繰り返し紫外線を浴び続けると
シミの元となる
メラノサイトの数自体が
増えてしまいます。
代謝のいい若い頃は
シミになりにくいですが
年齢を重ねてくると
代謝はジェットコースター並みに
落ちる一方です。
代謝が落ちるとシミが
いつまでも剥がれ落ちずに
居座り続けてしまうのですね。
紫外線により肌が老化し
シワやたるみとなり
シミやソバカスやホクロまでもできる
よって
紫外線対策は
毎日きちんとすることが大切なのですね。
【関連ブログ記事】
代謝が悪くなり
消えてしまうはずのシミが
いつまでも居座りやすくなってきます。
そのひとつの理由は
誰もが避けて通ることのできない
老化です。
年齢を重ねると
細胞の生まれ変わりである
ターンオーバーをする力が低下し
メラニンを含んだ細胞が肌の外へ押し出されず
いつまでも残ってしまうのです。
イコール
色素も沈着しやすくなる
そして
そのシミに紫外線が当たると
どんどん色が黒くなり育つ
このような悪循環が起こります。
メラニン細胞がある
表皮のターンオーバーの
生まれ変わりのリズムは約２８日が
理想的と言われています。
ところが
年齢を重ねるにつれて
２８日だったものが３０日になり
４０歳になると年齢と比例するのか
４０日になっている人もいるとのこと。
でも大丈夫です！
きちんと予防＆ケアをしていれば
老化を必要以上に怖がることは
ありません。
対策についても
きちんとご紹介させていただきます。
シミとあまり関係なさそうな
血の巡り
これがとても関係あります。
血行障害とは
血行不良や血液の質の低下によるもので
血液が老廃物などでよどみ
流れが悪くなっている状態のことです。
この血行不良には
様々な要因が絡んでいます。
まずストレス。
ストレスはシミと深～い関係があるのです。
ストレスがたまると
自律神経が乱れ交感神経が緊張し
紫外線のところでも触れたように
ストレスでも活性酸素が発生すると同時に
カラダも緊張状態になります。
カラダが緊張状態になると
血管が収縮し呼吸も浅くなり
ストレス（特に怒り）に連動している
肝臓にも影響を与えます。
肝臓は
東洋医学の「五行論」によると
怒りや驚きと関係がある
とされています。
そして
食べたものをエネルギーに変え蓄えたり
有害物質を分解して無毒化する
血液の浄化をしてくれています。
肝臓の働きが悪くなると
血液が十分に浄化されずに
汚れた血液が体内をまわることに。
皮膚は常に
体温調節などで働いていて
働きに必要な栄養をいつでも与えられるよう
毛細血管のように小さな血管が多いです。
（毛細血管）
肝臓の働きが悪くなると
汚れたまま栄養の乏しい血液がまわり
必然的に皮膚にも影響がでやすくなります。
また
カラダの中の余分な
女性ホルモンは
肝臓で壊されます。
肝臓の働きが悪くなると
女性ホルモンであるエストロゲンの量が増え
それによりメラノサイトを刺激し
日光に敏感になります。
他にも
皮膚の血管が広がってきて
手の平が紅くなったり
顔からクビや胸にかけて
クモの形をした血管拡張が現れてきます。
（クモ状血管腫）
□食べ過ぎ
□カラダに有害なものを食べている
（アルコール・科学薬品・食品添加物・甘いものの摂り過ぎなど）
□生活リズムが乱れている
□夜中まで起きている
この様なことでも肝臓に負担がかかります。
シミと一口に言っても
こんなことも関係しているのですね。
色素細胞であるメラノサイトは
神経系性のもので
精神的影響を受けやすいのです。
ストレスが少ないと
食べ過ぎやアルコールや甘いものも
夜眠れなくなったりすることも
少なくなりますもんね。
美肌の為にも
カラダの為にも
とっておきのストレス解消法
見つけておいた方がいいですね！
シミの原因は
これら以外でもできることがあります。
こちら以外と多いと思います。
それは摩擦です。
□肌を強くこする
□科学物質が多い化粧品を使っている
そうすると
細胞の防御反応により
肌を守ろうとしてメラニンを過剰生成し
シミを作りやすくなったり
シミが濃くなったりします。
□クレンジングをする時
（特に落ちにくいメイクをゴシゴシ落とす時）
□タオルで拭き取る時
□ファンデーションをパフで塗る時
こんな時お肌を
ゴシゴシしていませんか？
お肌は
とにかく強くこすらない
これがとても大切です。
さらに
生理中・妊娠中・ピルを飲んでいる人
こちらは
紫外線に特別あたらなくても
「黄体ホルモン」が増え
角質が肥厚して
メラニン色素が形成されやすくなり
シミができやすくなります。
頬骨に左右対象にできる
肝斑
これも一緒です。
最後に繰り返しますが
シミは代謝により
約80％がなくなるものです。
数カ月かけてゆっくり
排出してくれるそうです。
思い当たる原因がもしありましたら
それを気を付けていくように心がけるだけでも
シミが薄くなってきそうですね
シミ対策については
またしっかりまとめて
ご紹介させていただきます。
シミを少なくするぞ～！
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