さて、今日は美味しいいちごを収穫する方法、第4回目!
いちごのメジャーな害虫、ハダニについてお話しします。
(今日は月1の社内勉強会だったのですが、ハダニを見つける名人スタッフがとってもわかりやすく教えてくれました
)
【ハダニってどんなの?】
ハダニってみなさん何だか知ってますか?
ちょっと気持ち悪い写真かもしれませんが..こんな虫です。
ハダニにもいろいろ種類があるのですが、いちごの害虫としてメジャーなのはこの写真の「ナミハダニ」です(寒いと赤くなります!)。
クモの仲間なので、歩いたり、糸を使って風にのって飛んだりします🍃
葉っぱを吸うことが多く、ダニに吸われた葉っぱはこんな感じになります。
この白っぽい点々わかるでしょうか?
これがハダニに吸われた痕です。
このハダニ、恐ろしいのがその繁殖力で、メスだけでも卵を産むことができるんです(この場合オスばかりが産まれる)。
もちろんオスとメスが交尾しても卵ができます(この場合はオスとメスが産まれる)。
温度25度ではわずか10日間で卵から大人になってしまうという驚異の成長スピードなので、一匹のハダニがいれば、2か月でなんと2000万匹に!!
ハダニは葉っぱの汁を吸うので、大量発生すると株が弱るのはもちろん、いちごの実を吸うこともあるので、収穫できなくなってしまいます。
なので、早期発見!早期防除が大切なんです。
【みつけるポイント!】
みつけるポイントは、下葉(古くなった葉っぱ)、そして二番目に新しい葉っぱを特に注意して見ること!です。
葉脈の間にいます。
ただ、かなりハダニはかなり小さくて、なんと新聞文字の「。」の中に3匹は入ってしまうほどの大きさなので(笑)、がんばって目を凝らして見つけてください。
ハウスの中だと、風の入ってくるところなんかに最初に発生しやすいです。
慣れてくると、ハウスをパッとみたときに、なんとなく葉っぱの色が薄い感じがする株があると、それがハダニにやられていたりします。
【駆除の方法】
そしてハダニ見つかったら..
うちで一番よく使う農薬はこれ!
ムシラップ!
ハダニの気門(息をする穴)を塞いで窒息させます。
農薬は、その年に効いても次の年には抵抗性がでて効かなくなることが多いのですが、この農薬は今のところ大丈夫です。
また、できるだけ化学農薬の使用を抑えるために、ハダニの天敵、「ミヤコカブリダニ」(ミヤコくん)も使ってます。
(その他にもハダニを減らすために、苗の段階で「炭酸ガス処理」というのも行ってます。これで、苗の段階ではハダニも卵もほぼ0になるので、かなり抑えられます)
いかがでしたか?
ハダニは増えすぎると農薬でも抑えられなくなるので、見つけたら即報告!です。



