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↓1日目はまさかのUターンで東京の高尾山に行き、
↓2日目は安曇野に行って蝶の食草図鑑を作った長野の日々。
8月4日、長野3日目は松本市へ!
Q、で、今日は何日ですか?
A、8月13日です。
3日目っていつの話―――ッ!!(笑)
ちなみに私と子どもたちはまだ長野にいるんですけれども。
終わる気がしない……たぶん終わらない……しかし少しでも書けば終わる可能性もゼロではないけれど、書かなければ絶対にゼロなので、私は書くのです!
ドヤ顔で言う話じゃない。(ホントにな)
で、松本の話。
松本ってあれです、国宝・松本城の松本市です。
ということで松本城を横目に車を走らせ……
ここどこ?(笑)
県外者がお邪魔します
今回、松本市主催の「図書館・博物館お仕事体験ツアー」に参加させていただきました。
小学生親子10組、申し込み多数の場合は抽選。
もうね、正直無理だろうなってダメ元で応募したんです。
だって千葉県民だし!
市外どころか県外だし!!
いやなんで応募したの君!?みたいな。
ところが参加可のメールが届いて思わずポカーンですよ。
え、受かっちゃったけど????みたいな。
がっつり2時間のコースを楽しませていただきました。
まずは松本市中央図書館から!
こちらの小部屋は何かというと……
これこれ! 返却ポストの裏側!
最初は本の返却作業のお手伝いから。
バーコードをピッと読み込んで返却完了。
この時、画面の書籍名が赤色の文字で表示されることがけっこうあって、
司書さんに赤字の意味を聞いてみたところ、返却機嫌が切れている本とのことで、
いや、赤字多いな!!???
ていうか私も人のこと言えない!!(気を付けます!)
そしてお待ちかね……
書庫へ!
国際子ども図書館の時は撮影NGでしたが、今回はOK!
ありがたや――!!!
子ども図書館の書庫は美しく並んでいて、
チリひとつ落とすことはNGで(入口で靴の底をキレイにするためマットを踏む)、
もう絶対に触ってはいけないですよねわかります!っていうオーラが本棚からビシビシと感じるレベルだったんですが、
なんだろう、この安心感。(笑)
あちらこちらに司書さんの手書きの貼り紙があって、
あーここでお仕事をされているんだなぁ、
これだけの数の本の面倒を見るのは大変だろうなぁっていう。
あちこち自由に見させていただいてありがたやー!
こちらは団体貸し出し用の書庫。
児童館とかそういう団体が、一度に数百冊どっさり借りて、そのまま半年とか借りっぱなしになるみたいな、
そういう特別な貸し出しのための書庫もありました。
確かに通常の図書館から数百冊借りたら本棚に穴ができてしまうし、これは盲点だった!
こんな場所があるなんて知らなかった!
「こんなこと知らなかった!」
「思いもよらなかった!」
そんなものに出会えるのが、こういう裏側ツアーに参加させていただく醍醐味です。
松本市の古い地図も見せていただきました。
かつては松本城の敷地内に中学校があったらしく、そこらへんも地図に載っていて、
いやホント私たちが松本市民だったらもっと楽しめただろうに、
なぜ我々は県外者なのかっていう。
(参加させていただきありがたすぎる!)
その後、まさにその松本城の敷地内を通過して、中央図書館から松本市立博物館に移動したんですが、
その途中であちこちで発掘作業が行われていました。
昔の人たちの暮らしがわかる道具などが見つかったりするようで、
時には中学校の制服のボタンが見つかることもあるそうで!
……なんて話を学芸員さんとお話しながら移動ずるという贅沢!
市内の軒先に七夕飾りがあったのでなんでかと尋ねたら、
松本市では月遅れの8月7日に七夕祭りがあるので、7月から1カ月くらい七夕飾りが飾られている場合があるとか、
昔は市内でギンヤンマやオニヤンマを普通に捕まえることができたけれど、
水路が整備されていくうちに姿が少なくなった、なんていう体験談を聞けたりとか、
な、なんという贅沢……!!!(2回言った)
というわけで続いて場所を変えて松本市立博物館にて、
松本市時計博物館が所蔵している品の調べ作業を見学させていただきました。
標本だとか生き物関係ではなく、
「時計」っていうあたりが、我が家としてはとっても新鮮で、
「へー!」って思うこともたくさんでした。
たとえば作業する時の手袋について。
なんとなく宝石鑑定で使われていそうな(?)白い手袋を使用するのかなーと思いきや、
糸くずなどのゴミが内部に入ってしまっては大変なので、ゴム手袋を利用するとか、
たとえ同じネジが4隅に使われていたとしても、
左上で使われていたネジは、ちゃんと左上に戻す必要があるので、
ネジをとって分解した時は、組み立てる時にわからなくならないようにしておく、
という注意ポイントを教えてもらったり、
「博物館の学芸員」とひとくくりで言っても、
研究対象(扱う対象)によって工夫があったり、気を付ける部分が違うんだなと、あらためてそんな気付きをもらいました。
最後に常設展のフロアに行き、
自分が気に入った作品についてワークシートを記入して終了。
あっという間の楽しい2時間でした。
松本市に感謝!
遊び場もすごかった
ちなみにこのお仕事体験講座、小学生以上だったので、次男は夫と一緒に松本城に行っていました。
夫は別の場所を考えていたようでしたが、
次男の希望で松本城へ。
思い返せば長男が松本城に行ったのも年長児の頃でした。
もしかして我が家の場合、これくらいの年齢が城に興味が出てくる時??
↑私の松本城感動ポイントはこちらにて。
あと、次男たちと合流したのが松本市立博物館の子ども向け遊び広場だったんですが、
ここがものすごく楽しくて!
正直、時間があればもっとじっくり端から端まで見たかった――!!
まず、子どもの遊び場に定番の絵本。
松本市立博物館だとどうなるかというと、
教科書。
子どもがだいすきなボール落としは、
もちろん城ですよね。
え? ままごとがやりたい?
信州だもの、本格蕎麦打ちセット。
さらに赤ちゃんにはボールプールが必須ですよね?
ボールプールの中に手まりが!
伝統工芸品の手まりが大量に入ってるんですけれど!??
いや――最高の遊び場でした。
それほど広いスペースではないんですけれど、
個人的に1、2位を争うかもしれない。(そんなに!?)
草間彌生作品展へ
午後は松本市美術館の草間彌生展へ。
建物の外観だけでもう「草間彌生―――ッ!」って叫びたくなる!
子どもたち、「草間彌生は水玉模様の人」という認識はあったうえで、いざ会場内へ。
中は基本的に撮影NGでしたが、最後の作品だけは撮影できました。
もうこの空間に入れただけで大満足! おなかいっぱい!
実は長男が年長の頃、松本城に行った時に松本市立美術館に行きたかったんです。
ところがその時、ちょうど改修工事中で見られなくて!
ついに今回、念願叶いました。
で、これでもう大満足だし、正直身体も疲れてきたし(何しろ2日前には長野から高尾山へ行っているし)、
これで帰宅してもよかったところで……
このブログの後半、松本市のアルプス公園(ボブスレーがあった公園)の話につながる、というわけです。
やっとつながった!!(笑)
この時の寄り道で、「自販機のオレンジジュース」の話をしていますが、
実はもうひとつ見つけたものがあったんです。
ボールプールの中に入っていた伝統工芸品「松本てまり」のマンホール!
いかに私が疲れすぎて必死で、下しか向けなかったってことがわかる発見。(笑)
松本てまり、私の父方の祖母が作っていたんですよね。
(松本市在住ではなかったんですが)
いつかワークショップなどに参加させてもらって、作ってみたいなーなんていう気持ちがむくむく湧いてきております。
さ! これで3日目がようやく終了!
果たしてどこまで追いつけるのか私…!!!!(笑)