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すでに過去形
この夏、絶対に行きたい企画展が2つあります。
↑科博の特別展「昆虫MANIAC」と、
↑パシフィコ横浜開催の「巨大恐竜展」
どちらも7月13日にスタート!
この夏、絶対に行きたいと思っていました。
……思っていました????(過去形)
この3連休でどちらも行ってしまった――!!
夏休みになる前に目標達成しちゃったよ!(笑)
ということで本日は、13日(土)の初日に訪れた巨大恐竜展の話です。
国際巡回展って言われると
今回、横浜で開かれている巨大恐竜展の目玉は、
全長約37メートルの巨大恐竜、パタゴティタン!
読売KODOMO新聞でも紹介されていて、
私や長男だけでなく、首が長い恐竜が大好きな次男も、とても楽しみにしていました。
ロンドンの大英自然史博物館で開催された企画展の国際巡回展で、
横浜が記念すべき第一会場!
X(ツイッター)で「コロナ禍を経て、国際巡回展を見られるようになったことが感慨深い」とつぶやいている方がいて、
確かに―――!!!
そう考えると、一気に「見ておきたい」レベルが跳ね上がる!(笑)
で、肝心のパタゴティタンですが……
首、切れてる!!!!(笑)
大きすぎてうまく写真が撮れなくて!
おまけに興奮した次男がピョンピョンしていて!
いいんです……このスケールが伝わればいいんです……(言い訳)
パタゴティタンが展示されていたのは、
順路通りに行くと後半のほうだったんですが、
次男がパタゴティタンを早く見た過ぎて、長男は夫に託して一気に飛ばしてここまで来ました。
やっぱりね、見たいものを早く見ないと落ち着かないしね!
それに私も早く見たかったしね!!!!(本音)
↑後ろ足には指(爪)があるのに、
↑前足はこんな形。
とにかく2人で、ずっと足の間にいて「大きいねー! 大きいねええええ!!!」ってやっていました。
IQ3の感想。
いやでもですよ!
この大きさを体感するっていうのが、図鑑ではできない展覧会の醍醐味なので!(言い訳)
なにしろパタゴティタンと人の大きさ比較、こんなんですよ。
パタゴティタン、アフリカゾウ9頭分の重さがあるんですよ。
パタゴティタンから見たら、
人間なんてそこらへんに転がっている石ころと同じですよ石ころと!
また驚くことに、「触ってもいい模型」も展示されていました。
パタゴティタンの頭もあったのに、
2人で興奮してすっかり写真を撮り忘れてしまって(うっかりが多すぎる)、
こちらはパタゴティタンの身体に残っていた歯の主、肉食恐竜のティラノティタンの口です。
「とがってる!!」と次男。
見るだけの展示と、実際に触れることができる展示では、感動も違います。
ゆっくり順路通りに展示を見て、後から合流してきた長男も、
頭を覗き込んで「こことここが繋がってる!」と大はしゃぎ!
まぁ、あれですよ。
全体的に、ずっと大はしゃぎしてたっていうのが、本日のまとめです。
早すぎるまとめ!(笑)
初めての音声ガイド
とにかくすべての展示をすっ飛ばして、
パタゴティタンまで来てしまった私と次男。
それからず――っとパタゴティタンのところにいた私たち。
もう一度、入り口に戻って2巡目を見るべく、子どもたちにこんな提案をしてみました。
「今度は音声ガイドを聞いて回ってみない?」
音声ガイド、長男はおなじみですが、次男は今回が記念すべき初めて!
ヘッドフォン、一番短くしてギリギリちょうどいい大きさでした。
展示はまず現存する巨大な生き物、ナガスクジラの骨から。
音声ガイドの良さは、パネル展示を読まなくても、ある程度の内容は教えてくれることです。
もちろんパネルのほうが詳細に書かれていることもありますが、
逆にパネルに書いていなくて、音声のみで紹介してくれる内容もあります。
↑巨大なアンモナイトを前に、「どうしてこんなに大きくなったのでしょう?」と音声ガイドが問いかけてくれたり、
↑大人のトリケラトプスと、(足元にいる)子どものトリケラトプス、
違うところを探してみてね、なんていう課題を提示してくれたり。
あと会場が混んでいても楽しめるっていうのも、音声ガイドの醍醐味!
展示前に人がたくさんいて詰まっていても、
音声を聞きながら待ち、前が空いたら展示を見ればいいので、
「早く見たいのに――!!」って子どもたちが焦らずにすみます。
今回の音声ガイドは、続けて聞くと全部で30分くらい。
初めての音声ガイドだった次男も、最後まで楽しく聞けました。
それとガイドの声のテンションが高かったのも、
最後まで聞けた理由かもしれない。
サンシャイン池崎―――ッ!!!!
いやあの、実は我が家、サンシャイン池崎さんってよく知らなかったりするんですが。
小学生ロボコンの司会をしていたので、それでギリギリ知ってるレベルです。
NHKの小学生ラジオ英会話をやっているご家庭だと、
もっと池崎さんに馴染みがあって、音声ガイドも楽しいんじゃないかと思います。
次男より小さいお子さんでも、
音声ガイドを楽しんでいる姿をチラチラ見かけました。
日時指定券がオススメ
巨大恐竜展、土日は日時指定券があります。
当日券も販売されていますが、
当日券枠が終わってしまえば販売終了になるので、
確実に入場したい場合は日時指定券を買っておくのが安心です。
と言いながら、我が家、現地で当日券購入したっていう!(ええええ)
今回、初日に行ったので、大混雑を覚悟していたんですが、
日時指定券が全然売り切れていなくて。
これはいけるのでは??みたいな。
日時指定が30分刻みだったので、道路の混雑状況で30分ズレもありえたので、
当日券で挑戦したところ、すぐに買えてすぐに入場できました。
びっくり。
ところが!!
翌日の日曜日は大混雑だったようです。
日時指定券も当日券も売り切れ、
指定時間に行ったら、前の入場時間帯の人がまだ並んでいて、入場口が大混雑……みたいな。
というわけで夏休みの土日は大混雑の可能性もあるので、
日時指定券を購入しておくのがオススメです。
(平日は日時指定券はありません)
さらに可能だったら朝イチのほうがいいかもしれません。
今回の展示、タッチパネルなど「体験式展示」がけっこうあるんですよね。
↑ボタンを押して、恐竜が持つ特別な臓器「気嚢(きのう)」に酸素を入れる展示や、
↑パタゴティタン、アフリカゾウ、人間の大腿骨の大きさが比較できる展示。
そのほかに、もっとゲーム性の高いタッチパネル展示もありました。
我が家の兄弟は、そういう展示を「絶対やりたい!」っていうタイプではないので、
(あと音声ガイドで充分楽しんでいたので)
順番待ちになっていたタッチパネル装置はわりとスルーしてしまったんですが、
(そのため写真がなくてすみません!)
これ、さらに混雑すると長蛇の列になるかもしれません…。
「せっかく来場したから、全部体験したい!」
「お子さんがそういう展示物が好きでやりたがるタイプ!」
この場合、朝イチのまだ入場人数が少ない時に体験したほうがよいかもです。
余談情報
余談で、今回「へー!」って思った記録。
↑首も尾も長いことで有名なディプロドクス。
頭が小さいので首を長くすることができたわけですが(重すぎたら首が落ちてしまう)、
草食ゆえに顎を発達させなくてよかったことと、
あとこんなに大きいのに脳みそが、こぶしくらいしかないらしい。
こぶし大!?
↑ディプロドクスの顔とカマラサウルスの顔。
注目ポイントは歯です。
同じ草食恐竜同士、食べ物の争いが起きそうですが、
しかくい歯が並んでいて、葉っぱのみ食べるディプロドクスと、
枝ごとバリバリいけるカマラサウルスだと、食べるものが違って喧嘩にならないという話。
↑トリケラトプスは頭が重いので、
首の骨が太く発達しているという話も音声ガイドで聞いて、
「へー!」ってなってました。
いやー研究者ってすごいですね。
骨の化石のみからそこまで読み取っていくんだなと。
そうそう!!
お台場にいたスピノサウルスもいました!!!
↑お台場で開催していた恐竜展、
行きたかったけれど行けなかったー!という方はぜひ!
お台場は小さな会場がいくつもあって、
会場と会場の間を移動しないといけなかったですが、
今回は大きな展示ホールなので、お台場よりも断然見やすいです。
そして最後の罠
ミュージアムショップは、そもそもいろんな意味で罠になりやすい場所ですが、
最後にここで足止めくらいました。
最強王図鑑のブース!!!
本が読み放題!!
完全に我が子たちホイホイ!!!(笑)
他にも図鑑NEOのブースなどもありました。
このあたりまでじっくり楽しむと、かなり長丁場の滞在になります。
というわけで巨大恐竜展、ご興味がありましたらぜひ!
横浜の他の観光の話や、科博の昆虫展の話はまたあらためて。