・生き物ブームの8歳1カ月長男(小2)と、音楽ブームの4歳10カ月次男(年中)。兄弟そろって絵本と工作好き!
・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。
先週、近所の公立中学校に電話しました。
中受しなければ長男が行くことになる中学校、そして私の母校でもあります。
電話???
なんで????
いや――何の用事で連絡したかというと、
「中学校に生物部があるかどうか」っていう問い合わせです。
ここがですね、我が家には重要でして!!
生物部があれば万々歳、
もしもなければ、生徒が新しい部活を立ち上げることができるか聞きたくて。
仮に力が及ばず実現できなかったとしても、
そもそも部活立ち上げのために努力することはできるのか、それとも絶対に無理なのかというところが重要で…。
幼少期から「なければ作ればいい」の精神をすりこんできた長男。
本人は「生物部もなければ作ればいい」って思っているんですけれど、実際のところどうなのかっていう。
結果。
生物部なかった―――!!
そして生徒による新規部活の立ち上げ、無理だった―――!!!!(泣)
オーマイ……(ショック)
わざわざ生徒指導主任の先生が電話口に出てくださって、
丁寧に対応してくださったんですが、
予算や顧問の関係で、現在のところは生徒による新規部活の立ち上げは行っていないようです…。
もちろん、長男が中学生になる5年後はどうなっているかわかりませんが。
顧問……顧問かぁ……(遠い目)
教師の働き方問題もありますし、部活の顧問ってやっぱり負担が大きいので、難しいのはわかるんですよね……。
部活中に部員に何かあれば顧問の責任になってしまうし……昼休みだけの活動とかでも難しいのかな……高校じゃなくて中学だしなぁ……(悶々)
たとえ生物部がなくても、校内で生き物を探すことはできると思います。
現に今もやっているので。
でもやっぱり本人は、「部活」がやってみたかったと思うんですよね。
今みたいに外部で生物好きが集う場所に行くこともできますが……でもほら、やっぱり違うじゃないですか、部活って!
実験対決シリーズで化学部にも憧れがあるみたいなんですが、
ないんですよねええええええ化学部も。
さっきも寝る前に、「アルギン酸ナトリウムって家にある?」って長男に聞かれたんですけれど、無いから。
普通、一般家庭にそういうの無いから。
化学部、あってほしかったよ化学部……。
う――――ん。
(ちょっとしょぼくれます)
***
現在、我が家の飼育状況はこんな感じ。
完全に玄関を占領されている…(笑)
外に出しておくのは暑すぎて不安なので、全員、家の中です。
現在、生き物は小2長男がすべて面倒を見ています。
じゃあ最初からそうだったかといえばそんなこともなくて、小2になってようやく!
年長時代、まだ集合住宅に住んでいた頃は、かなり私も手伝っていました。
なにしろ生き物を置く場所がなくて!(切実)
ベランダにずっと置いておいたら暑すぎてしんでしまうので、
朝になったら風呂場に全部移動。
夕方、お風呂を使う頃になったら、今度は風呂場からベランダへ。
室内飼いだったヤモリたちの世話も、
エサとなる虫をうっかり部屋にバラまかれたら最後なので、常に私が傍で待機!
あ、カブトムシやクワガタなんて、本気で置く場所がなさすぎて、ダンボール箱に入れて冷蔵庫の上に置いてましたからね!
今だから語る真実……。
その点、庭があるありがたさ!!
庭なら多少水がこぼれてもOK!
ヒキガエルなら歩かせておくことも可能!
玄関から庭への導線も簡単!
生餌のレッドローチは庭の片隅に置いておける!
そして、長男自身が成長して生き物の扱いに慣れ、
「自分が面倒を見なければ飼えない」という意識がしっかり芽生えたこと。
本格的に生き物がわが家にいるようになって3年目。
ようやく、長男にすべて任せられるようになりました。
逆に言えば成長するまで、親が手伝ってあげればいいんだな、って思いました。
生き物の飼育に限らず、いろいろな場面で。
別に普通にね、手伝ってあげればいいんだなって。
単純なようで意外と難しかったりするんですけれども!
覚えておいて! 忘れないで私!
次男にも似たような意味で、成長を感じる場面がありました。
工作系のワークショップで、「自由に絵を描いてください」という時。
次男はよく、「かけない!」「おかあさん、かいて!」って言っていたんですね。
絵が好きな長男は幼稚園入園前から、
「自分自身で嬉々として書く」っていうタイプでした。
他のお子さんが親御さんに描いてもらって、完成度が高いものを仕上げる中で、
本人は自分で描いて作った作品を満足そうに手にしていたんです。
ところがどっこい、次男ですよ。(笑)
「かいてー!」って言われるたびに、「なるほどそうきたか!」って思いながら、いつもリクエスト通りに描いてあげていました。
それが先日のワークショップ、
おや、描いてるな???って。
特に私に何も言わず、スタッフさんが「自由に描いてください」と言ったら、普通にペンを手にして、普通に描き始めたなって。
無理して「自分でやりなさい!」と突っぱねず、手伝ってあげてよかったと思いました。
あくまで個人的な感想であり、
あくまで我が家の場合なんですが。
気が付いたら、子どもの成長が追いついてきてくれた。
話は戻して生き物のお世話の話。
長男がひとりで生き物の世話ができるようになったのは、
正確にはひとりではないから、っていうのもあると思います。
まだまだ戦力には程遠いけれど、
一緒にそこにいて、一緒に生き物を観察してくれる相手がいる。
それって最高に楽しいことなんだろうなと。
ちなみに次男は、朝起きたら真っ先に庭に行って、家庭菜園をチェックしています。
たぶん、植物関係は長男よりも次男のほうがよく見てる!
そして勝手に収穫して、勝手に包丁で切って、勝手に食べてます(笑)
私が知らないうちにすべて終わってることもしばしば。
あ、半分に切るのは長男用です。
自由人として生きる次男。
一応、兄への愛はある。(笑)
それとこの前、義実家に行った時に大事そうに持って帰ってきたスイカの種。
なんならスイカを食べなかったのに、種だけ欲しがったという!(笑)
この種をですね、植えたんですよ次男が。
いや―――さすがに無理では???って思っていたら、
出たよ芽。
種ってすごい。
現在、家庭菜園のあたりでは、ツマグロヒョウモンの幼虫さんが何匹も闊歩しております。
春に長男がスミレを選んだ時、
「ツマグロヒョウモンが来てほしい」と言ったことがまさに実現しているわけですが、
あのちょっぴりのスミレをよく蝶は見つけたな……と感心するばかり。
(絶対無理だと思ってた…)
他の生き物たちと違って野放し飼育(?)中のツマグロさんたち。
毎日次男の楽しい観察対象になってくれています。
***
そんなこんなで、家庭で充分生き物と触れ合えてはいるんですが、
でもやっぱり生物部っていう憧れはあるよなあああああああなんて思いながら。
夜に元気なカブトムシたちの音をBGMに、本日は就寝です。
※この下に我が家の生き物ピックアップ!を置いておきます。
カナヘビ、ヤモリ、トカゲ幼体、カマキリです。
苦手な方はご注意ください。
(本当は長男が一番可愛がっているのはヒキガエルなんですが、さすがに苦手な人が多そうなので、今回は自重しました)
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↑カナヘビ2匹。
多頭飼いどうかなーとちょっと心配だったんですが、仲良くやってくれていてホッとしています。
2匹いることで倍増するかわいさよ。
お腹! かわいい!!
↑ニホントカゲ幼体
数日前に仲間入り。
エサを食べてくれたので飼育続行できそうです。
↑ニホンヤモリ
最初の頃は蓋を空けた瞬間に脱走を試みる!っていう超アグレッシブな子だったんですが、
どんどんまったりモードになってきました。
↑カマキリ
最初はとても小さかったんですが、2回の脱皮を経た現在。
あれ??? 君、褐色になってない????
最初緑だったよね????
え、色って途中で変化するの????
2回の脱皮殻、大事にとってあります。