昔から金融小説が好きなので
高杉良の『金融腐食列島』シリーズとか
江上剛モノなどを読んできた

幸田真音の著書も

『日本国際』『小説ヘッジファンド』などなどをを読んできたなかで

最近出版されたこれも

本屋で見つけてついつい買ってしまいました


ちなみに幸田真音(コウダマイン)のマインとは

金融用語をもじったものらしい


「マイン」

ディーラー用語で、買うときの符牒

(業界でしか通用しない特殊な用語)。

第三者にはテイクンと表現するが、

たとえばディーラーがドルを買うときに、

相手方に伝える言葉などを指す。

日本語で言えば「買った」ということを意味する


タックス・シェルター

¥1,800 株式会社 ビーケーワン




で、本の内容というと


ある証券会社のカリスマ会長から

隠し資産を託された財務部長が

タックスヘイブンつかっていろいろと簿外取引を行うが

金をめぐったどろどろにはまっていくっていうストーリー


よく金融不正の話題に上がるタックスヘイブンが

どのような使われ方をするのか

その雰囲気くらいはわかるかな


俺的には最後の最後は微妙な終わり方に感じてしまいますが

まぁそれは読んでみて判断してくださいな







会計本はつまらない本が多い

ここ最近出版される、ちょっと変わった題名本など

全部読んでられないものが本当に多い


そんなつまらない本の題名では

「なぜ~」がついている本がとてもおおい



そんな「なぜ~」シリーズで

最近よく本屋でみかけるのが

『なぜ、ベンツの4ドア~』


読んでみればわかると思うが、

これなどつまらな本の極地ではないだろうか


読んでいくとなぜ4ドアなのか、は結局書かれていない


ベンツを会社所有にして減価償却する

そんなことはわざわざ読まなくてもわかる

会計の知識なんぞなくともわかるだろう


俺が知りたいのは

なぜに4ドアなのかだったのに


会社所有で2ドアクーペのベンツに乗ってる人など

結構普通にいるなかで

4ドアではないと会社所有にしにくい理由など

もう少し掘り下げた内容にしてほしかった



そんなつまらない会計本ばかりの中で

「なぜ~」という題名を使いながら

これは面白かったっていうのが、この本


なぜ、あの会社は儲かるのか?
¥1,400
株式会社 ビーケーワン

この本のあとがきには

この本が執筆された目的がかかれており

その目的とはが「最後まで読み通せる会計の本が少ないから」とのこと


まさ俺が最近の会計本にたいして思っていたことと同じだ!!


で、いざいざ読み進めていくと

会計学と経営学と、勉強する上では

切り離されてしまう2つの学問をを上手く結びつけ、

「差別化、高級路線は儲かるのか?~帝国ホテルと東横インの利益率の怪」「ポイントで得する会社、苦しむ会社~笑うANAと悩める百貨店」など

誰もが知っている実際の企業の例を挙げて説明している



戦略と会計の両方から企業をみることによって

会計学を全然知らない人はもちろん

われわれ会計面に偏りがちな職種の人々においても

企業戦略というものを意識することができ

非常に面白く読みすすめることができる本であろう


また実際の企業を語る上で

ポーターの競争戦略やボスコンのPPMなど

超メジャー経営学の理論を用いて説明するのも

なかなか勉強になるしね



いや~これは、今年買った本の中では

ベスト3にははいる名著ではないでしょうか




大相撲、結局朝青龍の18度目の優勝で終わった

白鵬、琴欧州など朝青龍のライバルとなるであろうとされる

力士たちは、それぞれ8勝、10勝とライバルというには

物足りない成績で今場所を終えてしまった



そんな圧倒的な朝青龍に内閣総理大臣杯を渡したのが

先日、自民党総裁に決定した安倍晋三さんでした



でもこの前の選挙では、自民党の総裁に就任が決定したのみで

まだ内閣総理大臣になったわけではないのでは?



まぁ現在の自民党の議員数を考えると

自民党総裁がそのまま

内閣総理大臣になるのは、明らかですが

ちょこっとフライングなんではないでしょうか?






俺の周りはなぜかスペイン料理が好きな人が多い


先日も友人カップルと飯を食いに行くにあたって

何が食いたいかと話し合ったところ

友人の彼女のリクエストでスペイン料理屋に決定した



で、行ったのがここ『カサ・ベリヤ』

http://gourmet.yahoo.co.jp/0000690174/P019094/

職安通りなので最寄は新宿か新大久保か、

まぁどちらでも大差はないところに立地する



通り沿いの怪しすぎる雑居ビルの2Fにあり

看板も目立たないため、1Fにあるコンビニが目印

友人は2回目だったらしいが

よく覚えてなく、ビルの入居表みながら

ようやくたどり着いた感じ走る人



そんなこんなで9時ころ店に入ったが

予約した俺らの席を除いて店内は満員だった

雑居ビルの中なので店内は狭いのだが

その狭い店内を店員さんがてんてこ舞いに動いていたあせる



で、肝心の味はというと、決してまずくはないが

お世辞にも超うまいとはいえない感じ

ワインがぶがぶ飲みながら

わいわい楽しく食うみたいな目的で行く店ですかねワイン

いつの間にか4ボトルが人で4本空いていたしね



ちなみに、お店にはソムリエバッジつけた人がいました


けど、店員さんが少ないので

ワイン以外の仕事もやってましたけど





記事より~

日本経団連は19日、2007年度の税制改正に関する提言を発表した。企業の設備投資を促す減価償却制度の見直しや、上場株式等の譲渡益や配当に対して軽減税率を適用する証券優遇税制の延長を求めたのが柱。

 日本の減価償却制度では、償却可能限度額は95%に据え置かれているが、提言は「国際的に見て、取得価額の100%の償却を認めていない先進国はない」と指摘。企業の国際競争力向上の観点から償却可能限度額の撤廃を主張している。



監査をやっていると、税務処理との違いに悩まされる

特にIPOのため監査法人を要する会社の

初年度監査とかにおいてはその悩みは顕著である



通常そのような会社においては税務ベースの会計処理を行っているからである



税法会計と証取法会計

会計の理論上では、その目的が異なるため、処理もことなってくるらしい


減損会計での減損損失、退職給付会計での退職給付費用などなど

新しく証取法会計上取り入れられた会計基準下での費用は

税法会計下では、損金として扱うことができないのである



今回のニュースで取り上げられている

固定資産の残存価格などは現状でも異なる

税法ベースだと取得価格の5%のところ

証取法ベースだと10%になってしまう


これが取得価格の100%の償却を認める=残存価格0%となると

1億円の資産において、1000万の償却差が出てきてしまうことになる

結構大きな違いだ



こんな違いがあると会社は

税法ベースと証取法ベースの2つの管理を行わなくてはならない


この差を別表で調整するといっても

別表を作成するためには

両方においてなんらかの管理をしてなくては行えないからである


こんなこと、とっても煩雑であり

会社にとってはかなり面倒くさいことだろう



ある会社に監査で行ったとき経理の人から

税法会計と証取法会計の違いの煩雑さについて

文句を言われたこともある


まぁ俺に言ってもまったく解決することでもないから

企業会計審議会だとか税制調査会とかそこらへんに

苦情をいってくれと言っておいた



だがそれが経理の現場の人の本音である

俺個人的にも、両会計の目的は異なれど

もっと互いが同調した会計基準の作成を望む



今のようなままでと

監査やる上でも超めんどうくさいからね






記事より~

吉野家ディー・アンド・シーは14日、牛丼用の肉を加工する東京工場吉野家ミートセンター(埼玉県大利根町)を報道関係者に公開、米国産牛肉の輸入再開を受け、18日に“復活”する牛丼の品質管理体制をアピールした。

 同センターは関東、東北地方の店舗を中心に牛肉を供給する施設。担当者は解凍した牛肉の塊から余分な脂肪を除去、1.2ミリの厚さにカットし包装した。牛肉は、金属探知機などによる検査を経て各店に配送される。

 工場責任者は「待ちに待ったという気持ちでいっぱいだ。消費者には不安があるかもしれないが、安全確認を徹底した上で製造する」と、気を引き締めていた。

 吉野家は18日に全国約千店舗で100万食に限定して牛丼の販売を再開。その後は地域や日時限定で、順次販売する。平成16年2月の休止以来、昨年2月の限定販売を除けば約2年7カ月ぶりの再開となる。



朝からニュースで採り上げられていますね

毎度おなじみ、吉牛の有楽町駅前店


なんか一番早い人は

昨晩11時くらいから並んでいるらしい

あの雨が降っている中で

なんとも酔狂なお話でしょ


その彼いわく

「吉牛は、早くて安いから好き」だそうな


しかしながら、昨日の11時から、牛丼販売の11時まで

約12時間も駅前で待ってたんだから

その待っていた間の時間価値も含めたら

なんと高い牛丼になってしまうのかと思ってしまった


そんな苦労しながら

「早くて安い」とは何を言うのだろう

そこまでして、食いたいものなのかと

テレビを見ながら思った人も多いのではないか



うちの職場の先輩も今日並びに行くとかいっていた

その理由が吉牛は、他より旨いからだとのこと


俺的にはそんなに他のチェーンとの違いがわからない

同一の味を心掛けているだろうが

店舗と具材の回転率によって結局味のばらつきが出てしまい

吉牛が他よりもまずいと思えるときがあるからである


まぁ、味などひとそれぞれなので、それはおいておく


今回、牛丼の価格は380円での販売となる

米国産牛肉の輸入が禁止される直前は

確か280円での販売だったと思う

そうすると36%の値上げが成功したことになる


金額的には100円の値上げであり、

あがった後の価格も380円であるため

インパクトの大きさをそうも感じないが

通常36%も価格が上昇したら顧客離れが生じる可能性がある

この値上げに対して、吉牛いわく

「十分な牛肉の調達が確保できないため、値段は禁止前よりも高くなりました」

といっている


が、そもそも吉牛は米国に牛肉加工工場(子会社?)

を保有しているはずであり

今日に至るまでの期間も考えると

十分な牛肉の調達は可能であると考えられる

そもそも、輸入は禁止されていたが

吉牛の米国における牛肉加工は禁止されていなかったはずだ


その証拠に吉牛の有価証券報告書の

「主要な設備な状況」欄においては

「現在休止中の設備はありません」と明記してある


まぁ、米国においても吉牛は出店していることもあり

このことから断言することはできないが

少なくとも、加工工場は何らかの形では動いていて

なおかつ、そこは減損会計によって評価減は計上していないことは

明らかである



まぁデフレからの脱却といわれる昨今において

以前(禁止前)価格戦略を誤った吉牛が

世間からのバッシングなしで

うまく価格の修正を行うことができたということであろうか



山本一太議員のHOMEPAGEをみているときに

ふと思ったので、久々に彼のブログをみてみた


一時は一世を風靡し

いまや、「あの人は今」状態になりつつある

小泉チルドレンの一人


そう、あの杉村太蔵氏のブログ


たしか以前公設第一秘書をネット上で公募していたはずだが

いったいどうなったのかを確かめるために

彼のブログをのぞいてみた

http://sugimurataizo.net/



しかし・・・



「ただいまリニューアル中です」の文字のみ

更新日時を見ると「2006年6月20日」

すでに3ヶ月この状態だったのか


どんなけ時間かかってるんだ、たかがブログリニューアルするのに



いくら世間の関心が薄れてしまったからといっても

ブログで活動を報告するっていってたんだから

そのくらい続けてもいいんじゃないの



そりゃ次期再選は厳しいから

ブログ続けていくのが無意味だっていう気持ちもわからなくはないけどさ



ちなみに杉村太蔵氏に関しては

このページが一番詳しいかな

http://atkinson-web.hp.infoseek.co.jp/atkinson/taizo.htm


来年行われる参院選をにらんで

ちょこちょこ動きが見られるようになって来た



で、あがってきたのが、この新庄への打診のニュース

自民党が新庄に打診とともに民主党もかぁ~



自民党、来年の参院選では議席減が予想されるなか

いろいろなサプライズを考えているようね



自民党の議員数減少については

テレビでおなじみ、自民党の山本一太議員自ら綴っていた

http://blog.so-net.ne.jp/ichita/2006-05-30




ってことは、次期自民党幹事長は

首が来年飛ばされることが、前もってきまってる幹事長になるのか

安倍さんが辞任は考えにくいからね

責任は幹事長ってことになるでしょう



まぁ、そうならないように自民党は

今後も、有名人漁りに躍起になっていくことでしょう


新庄に打診したくらいなんだから

中田ヒデとかにも、とっくに打診したんだろうな~


で、けんもほろろに断られてって

そんな状況が目に浮かぶわな




そんな来年の参院選に対して

竹中氏、小泉首相退陣とともに議員辞職というニュースも


しかし、竹中氏が議員辞職すると、比例名簿に基づき

神取忍が繰上げ当選するんだね

っていうか、神取忍っていつの間に立候補していたんだ


大仁田厚に神取忍に馳浩と

自民党はプロレスラー好きなのか


いっそのこと、ジャガー横田とかにも打診して

自民党議員だけのミックスタッグでもやってみればいいんじゃないかな


小泉首相靖国参拝において

NEWSでよく聴くようになった言葉

「A級戦犯」


しかしながら、この「A級戦犯」についてまったくわからないといってよい

誰がA級戦犯かって、東条英機くらいしか思い浮かばない

なにをもって「A級戦犯」に分類されたのかもわからない


中学高校でならう日本史においても

あまりここらへんって勉強していない気がする

近現代史って、その重要性とは反対に

教科書の中のボリュームってぜんぜんないし


まだまだ、いろいろな思惑がからむだけあって

教科書にも、しにくいのかなと


まぁ、そんなこともあって、この「A級戦犯」を知る上で

とっかかりとして購入してみたのがこの「いわゆるA級戦犯」


小林 よしのり
いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL

まあ以前からたまに「ゴーマニズム宣言」を読んでいたこともあり

かたよった極論に行き着くこともあるが

切り口としてはなかなか面白いしね


で、この中に書かれているのは東京裁判が

終始アメリカ主導により、まったく公正さを欠いたものだったてこと



東京裁判がどのようなものだったかをみると

現在のイラク統治にも見られる、昨今のアメリカ覇権世界における

アメリカのジャイアン主義がこのころからすでに

確立されてしまっていることが脈々と感じられてしまう


「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」っていう

ジャイアン名言を、まさに地でいっているかんじ


それでも、どらえもんのジャイアンはいつもはひどいが

いざという時には親分肌なところもあり、のび太が本当に困ったときには助けてくれる


しかし、リアル世界のジャイアン(アメリカ)は

本当に困ったときにのび太(日本)が泣きついたとしても

きっと助けてはくれないだろう







今回の旅行のために買ったRIMOWAすでに傷ついてしまった



気づいたのは、旅行先のホテルの部屋について一服してから

トランクを開けようとしたときだった


気づいたときには、マジ絶句

言葉がなかった


結構深い黒い傷が、RIMOWAの銀のボディーにつつっーとな


旅行に行ってトランクが壊れるとよく聞く話ではあるが

こういう傷はいったいどれくらいまで航空会社に賠償請求できるのだろう


商法591条では(会社法が施行されたが、会社法で定める項目以外に以外においては旧商法が有効らしいので)

『旅客ノ運送人ハ旅客ヨリ引渡ヲ受ケタル手荷物ニ付テハ特ニ運送賃ヲ請求セサルトキト雖モ物品ノ運送人ト同一ノ責任ヲ負フ』

と定められているが、その範囲がなかなか難しい

特約とかにしれっと書かれているかもしれないし