『井』は十と十が少しずれて重なるカタチ。
少しずれているのは、最愛の伴侶と肉体を離れるときの時間差。
最愛が統合したら、宇宙の外につながる井戸ができて、
そこからイザナミはイザナギのもとに少しずつ
エネルギー体を帰しているのかもしれない。
「井戸から髪の長いサダ子が這い出てくる」描写は、
ホラー・フィルターを外して、
ファンタジー・フィルターで見れば、
イザナギとイザナミの高神結びなのかもしれない。
だから、統合理想の男女の統合に、
イザナギ(メタトロン)はとても協力的なのだろう。
カグツチにならない範囲の願い事なら叶えてくれる。
井戸の筒の「井筒」もおめでたい意味になる。
「ずいずいずっころばし」の
「井戸の周りで御茶碗欠いたのだ~れ」
というのは、
せっかく最愛と結ばれて恩恵を受けている茶碗なのに、
欲をかいて縁を欠くカグツチのことを言うのでは
ないかと思う。縁(えん)は縁(ふち)とも読める。