8月8日~8月9日にかけて、急に熊野三山へ家族旅行が決まった。
今年は家族全員に熊野の方位が吉方だったのと、
旦那の盆休みがいつもより一週間も早かったので、
思い立った旅行前日に宿が安く取れたのだった。
熊野三山は、熊野本宮と、新宮の熊野速玉と那智大社の三社を指す。
熊野信仰は伊勢信仰より古く、平安時代から『アリの熊野詣』と呼ばれ、
アリの行列のように熊野を詣でる人々が行列する様子に因(ちな)んでいる。
昔は参詣に1か月かかったらしい。
有名どころでは、梁塵秘抄の後白河法皇が34回参詣している。
ちょうど荻原規子の小説『風神秘抄』を読んだ後だったので感慨深かった。
『伊勢に七度、熊野に三度どちら欠けても片詣り』という言葉があるのだが、
個人的に熊野は今回で15年ぶり四度めになる。大きくて美しい資料館ができていた。
(34回も詣でる人がいるのだから三度を超えても問題はないと思う。)
ちなみに伊勢は室町時代から流行り出したようだ。
霊験はあらたかで、私の今までの願い事は全部叶っているので、
願い事にはよくよく気を付けてね!と家族に伝えた。
母は、『ポックリ逝って家族に迷惑をかけないように』と真剣に願い、
その通りになった。
私は『良い結婚ができますように』と、『良い子に恵まれますように』
と願い、三度目に旦那と子供を連れてお礼参りに行った。
三社を一度に回るのは大変なので、二日に分けることオススメする。
今回は正式な順で、初日に熊野大社(→那智ブルービーチで遊ぶ)、
二日目に速玉、那智の順にお参りした。
那智大社の参道は一応階段はあるものの、ほぼ山登りでいつも一番大変。
昔は参道に『授かり飴』という男根型の卑猥な飴を売っていたのだが、
さすがにコンプライアンスなのか見かけなくなっていた。(笑)
熊野速玉大社は、新宮の街中にあって、一番こじんまりしているのだが、
ナギの大木で有名で、その葉を財布に入れておくと
お金に困らないという迷信がある。
三社の中では一番大したことなさそうに見える速玉大社なのだが、
個人的には三社の中で一番パワーがあるように感じている。
あとで調べて見ると、
本宮はスサノオ、速玉はイザナギ、那智はイザナミが主神だったので、
やっぱりイザナギ強いよね…と思った。
本宮には、大御所神様が勢ぞろいしている。
家族四人の柏手がそろうのは、とても気持ちが良かった。
本宮の麓のお店の詣餅(もうでもち)には玄米粉がかかっており、
めちゃくちゃ香ばしく柔らかくて、美味しかった!!
烏がデザインされた三種類の熊野牛王神符も集めた。
私は伊勢よりも熊野の方が好きかもしれない。
ルーツの問題かなぁ?