ボーダーラインはあくまで“損益分岐点”でしかないので、ギリギリの台ばかりを打っていても収支は上がってこないと思います。

また別項で書いた通り、基準となる遊技時間以上打つ事が条件なので、短時間勝負では1~2回転はプラスと考えなければなりません。

確率の遊びなので、収支にムラが出るのは当然ですが、その平均値を出した時にプラスになるようにしなければなりませんし、そのためにもボーダーラインを守る事は最低条件なのですが、完璧にクギ読みできるプロではないので、そうそう回る台を見つけられるとも限りません。

そういう場合は、考え方を変えてボーダーラインを下げる、または回転を上乗せするような積極性も必要です。

その方法として考えられるのは…
①遊技時間を長く取る
②持ち玉遊技比率を上げる
③ムダ玉を減らす

①は短時間勝負の逆で、雑誌等に掲載されている想定時間より長く打つ事でボーダーを下げようという考え方です。②の持ち玉遊技比率にも関わってきます。

以下は別項で取り上げます。
雑誌に載っているボーダーライン。これは一定時間以上打った場合に、この回数回れば期待収支がゼロになる“損益分岐点”です。ボーダーライン以上回る事は最低条件ですが、これに加えて出玉の数や確変ベース(確変・時短中の玉の減り具合)、それと遊技可能時間がボーダーラインの増減に関わってきます。

雑誌では6時間程度の遊技時間を前提に計算してあるので、それより短い時間しか打てない場合は実際のボーダーラインは上がり、逆に長い時間打てる場合は下がる事になります。

また、アタッカー(大入賞口)周りの釘調整によっては出玉がかなり変動するので、出玉の少ない場合はボーダーは上がる事になりますし、確変ベースが100%を切る台ならさらに下がります。出玉の多寡は大当たり消化時間で推定されますし、確変ベースは時短消化中の玉の減り具合でわかると思います。これらは台によっての釘調整というより、店の営業方針の意味合いが強いので、この辺りのクギは店ごとに違う事が多いようです。

特に等価・高価交換の店はアタッカー回りやスルー・電チュー周りを厳しくする傾向が強いので気をつけて下さい。

ボーダー回るから大丈夫、と思わせといて実は…なんて事もありますよ。
「回る台を打っても当たらなければ意味がない」と言われる事がしばしばあります。

確かに、1日単位で見るとそのように見えるでしょう。20/kの台で2000ハマって大敗したとか、15/kの台で大勝したとか…もちろんあり得ますし、狭い視野で見ると回転数にはあまり意味がないように見えるのでしょう。

でも、15/kの台で勝ったのはいわゆる“運勝ち”で、仮にそういう台ばかりを打ち続ける人は、必ず中長期的にはマイナスになります。

キツめのハマリの例である1000回ハマリで考えてみても、15/kなら67000円、20/kなら50000円、23/kなら43500円と所要投資額に大きな差が表れます。

プロの人達は、釘読みでより回る台を探すのはもちろん、勝ちにこだわった機種選びや、あらゆる方法を使って回転数を上げ、引いては投資額を抑えるような打ち方をしています。

私は一般パチンカーですから、プロのように生計を立てているわけでもないですし、全てを完璧にこなす事はできませんが、それでもある程度の基準や打ち方の工夫などはするように心がけています。

なるべく負けたくはないですし、せっかくの知識は使わないと損ですもんね。