素晴らしい！！
と思える歯医者。
た〜くさんいます！！！
私が見て「わお〜ッ」と尊敬と憧れの眼差しでただただ傍観させられてしまう、素晴らしい歯医者。
世の中にはホント、たっくさ〜んいるのよ。
そりゃ当たり前の話よね。
大学やインスティテュートの研究やリサーチレベルで優れる歯医者もいるけれど、
私は臨床家なので、そんな私にとっては何よりも、
治療技術の素晴らしさとか、それを維持ための備わったフィロソフィーとかパッションとか・・・、
そういったものに私は、刺激と感動感銘を受けます。
いやねえ〜、一つ前の記事が『やばいなあ・・・』と思ってしまった歯医者についての記事だったでしょ。
しかし〜！！
なんかね、下を見て、それで自己満足して安心してるような歯医者でいるのなんて、私自身、なんだか嫌だなあ・・・と思って。
そんなのよりも、もっともっと上を見て、自分もああなりたいとか、または、負けてはいられないとか・・・、
そう言うふうに、いつも上を見てたいなあ・・・と。
1つ前の記事に「やばい歯医者・・・」てこと書いておいて、なぜ急に？！・・・なんだけれどね。
まあ世の中、ほ〜んとに色んな歯医者がいます。
私たち歯医者は、一旦ライセンスを取ったら、それ以後は自分自身のモチヴェーション次第なんですね。
ますます良い歯医者に進化成長していく歯医者もいる一方で、
ライセンスの仮面を被っただけの、たいしたことのないやばい歯医者？だけで終わる歯医者もいるわけなんですよね。
素人の患者さんにとってみれば、そこが、どうしてもベールに包まれた、
専門職というライセンス持ちの職業者たちの、実力の深層なのでしょう。
つまり、「歯医者」と看板がついている人たちの真の技術力やレベルの実際って、素人さんには全くわかんない！！
・・・てことなんですね。
でも、私は歯医者なんで、どの歯医者が優れているのか？と言うのは、もう見てすぐにわかるんです。
ここで「優れている」と言うのは、患者さん目線からの「優しい」とか「親身に話聞いて説明してくれる」とかいったソフト面ではなく、
歯科専門的に見て、治療技術と、歯科医師としてのあるべきフィロソフィーがすぐれているか？という意味なんですけれどね。
つまり、技術＜技術＜技術＋生まれ持った天才的センスとか器用さとか、、、なんて言うんだろう？
そしてまた、サラブレッドの第2世として生まれてきて、その恵まれたバックグラウンドをバネに、さらにエリート環境で育ってきた人とかね。
どの世界でも同じですよね。
生まれつきの天才肌。
第2世としての特権を大いに生かし、エリート街道を歩いてきたタイプ。
全くの努力型。
こんな感じじゃないかな？
それ以外は皆、凡！！なんです・・・てね
実は今日はITIと言って、International Team of Implantology
世界共通レベルの主要インプラント学会の一つに参加してきました。
ITIのビッグカンファレンスは、欧州ベース（インプラントの起源がそもそも欧州なんで）で開催されていましたが、
今回初めてアジアで開かれるその場所となったのがシンガポールだったのです。
本当は、2020年5月開催予定でしたが、Covidでキャンセルとなり、4年ぶりの実現！！
実は私にとっては、初めてのITI参加でした。
例年参加してるEAO（European Association of Osseointegration)よりも、規模はやや大きいような印象でした。
Opening Ceremony では、CNYで恒例のライオンダンスで盛大におもてなしされてました。
動画撮影している人も多かったので、地元で慣れている私でしたがついでに撮影しましたよ。
サウンドうるさいですよ。。。
というわけで、今日から3日間続きます。
さて、前回のブログでは、他のブロガーサンがたまたま書いている歯医者での出来事を抜粋して、「やばい歯医者」の例として書きましたね。
が、反対に、「うわ！すっご〜い！！」と歯医者が惚れてしまうような「素晴らしい歯医者」も私は最近続々と見つけていますよ。
と言っても、実際に治療を受けに行ったわけではありませんが・・・。
例えば、今日のITIのような学会レベルでの素晴らしさの発見。
学会では、スピーカーの素晴らしい臨床症例が素晴らしい写真を持って発表されるので、そりゃ同業者からそう判断されやすいんです。
そしてまた一方で最近は、インスタにて自分の症例をSHOWCASEする歯医者が非常に増えた！！
ま、素人さんが見て「あ〜すごい、綺麗〜」てなっても、専門家から見ると、いやいやこれは全然だよ・・・という場合もあるんですよ。
でも、私は歯医者なので、載せている写真とかからの治療技術的評価って、より専門的に見るから、私が「うわあ〜」と思うものは確かですね。
で、、、そんなインスタの世界で「うわ〜！！！」て思う歯医者の発見って、結構た〜くさんあります！！（世界レベルの話よ）
ま、みんな芸術的センスが秀でているから、写真がキレイキレイ！！
そして、学会などでSHOWCASEするに至らない人でも、ちゃんと自分の技術の高さをSHOWCASEする格好の機会ですものね。
日本の歯医者の中でも最近新たに、「こ、この人は！！！」と私が感嘆したレベルの歯医者を続々と発見してますよ。
で、感銘するからその歯科医師のクリニックのサイトとかを見ちゃうんですね。
すると、そこからもやはり、他多くの歯医者とは違う何かを、同業者の1人である私だからこそ、強く感じます。
「あ〜、そうそう、歯医者としてのこの気持ち！この気持ち！！この歯医者なら私も診て貰いたい
・・・てね。」
そうした基本の歯医者としての職業魂というか「気持ち」に、その歯医者自身の生まれ持ったセンスとか技術力が備わっていて、かつ、経営理念とかもきちんとして成り立っているのか・・・てね。
ま、ちょっと今日は、歯医者という専門家目線からの、歯医者評価うんちくでした〜
Love & Protect Your Teeth