実はこのタイトルって、大昔?にも1度使ったような気がする・・・
ま、それはさておき、、、
インプラント
と聞くと、まだまだ抵抗を感じる人も多くいらっしゃるのかもしれません。
でも、意外とインプラントって、きちんとした歯科医師が、きちんと治療をすれば、
よく噛めるし、痛くもないし、何年もトラブル知らずでいられます
だから、歯が抜けてしまった場合には、最高の治療法だと思うんですね。
入れ歯やブリッジなんかよりも断然!
でも、インプラントは私も患者さんに施術して思うのですが、
奥が深い!!!
これ、本当なんです。
私が実際インプラント治療を始めたのは、卒後して直ぐなので、
もうかれこれ20年近くが経ちます。
私はインプラントの専門医ではないけれど、
実の患者さんに、インプラントを責任を持って施術するなら、
やっぱりそれなりに奥深く勉強して、インプラントについてを突き詰めなきゃならないじゃないですか?
するとね、やっぱりこう思うの。
私はインプラントを勉強してるから、その、最先端のトレンドやコンセンサスで裏付けれている事実を知っているでしょう。
だから時々、実際の患者さんを目の当たりにして思うのだけれど、
インプラントの事をあまり勉強していない、インプラントを知らない歯医者によって、
間違った知識を説明されてしまっている患者さんも少なからずいるようだ・・・と。
また別では、
インプラントをあまり知らない歯医者によってインプラント治療をされた患者さんを目の当たりにした時に、
え?あれ??ちょっとこれは違うよな・・・、これはまずいんじゃないかい?
て思うこともたまにあったりします。
たとえば・・・・
上顎の奥歯にインプラントを入れる際、上顎洞との兼ね合いから、
上下的な骨の厚みがないケースが多々あります。
その場合、本当に骨がないケースには、上顎洞挙上術(サイナスリフト)と言って、
上顎洞の内部、そのボトムのところに、骨を足す手術をします。
でも意外と、最近は、無意味に長いインプラントを入れる必要がないので、
上下的な厚みが1cmあれば、そもそも、サイナスリフトなんてする必要はないんですね。
なのに、あまりインプラントを知らない歯医者による査定だと、
サイナスリフトが必要だから、大変な思いまでしてサイナスリフトして、プラス、費用的にもトータルで倍かかるのであれば、
もういっそブリッジでいいんじゃない?・・・なんて説明されて、結局ブリッジにしてしまった患者さんとか。
実際にはサイナスリフトが必要になるのは、厚みが6〜8mm以下しかない時です。
でも、ご存知ですか?
サイナスリフトと言葉で言っても、実際には2タイプのサイナスリフト術があるのを?
1つ目は、頬っぺた側の骨を1cm大きく切り開いてやる、本格的なサイナスリフト術。
そしてもう一つは、サイナスリフト-ソケットリフト法というやり方。
英語では、Sinus lifting crestal approach とか Sinus elevation internal approachとか言われますかね?
さて、1つ目の本格的サイナスリフトは、け〜っこう侵襲が大きいの!!
なぜなら、主要動脈がちょうどその場所にあるから、それがたまに切れたりして、術中&術後大出血も結構高頻度であったります。
一方で、ソケットリフトは、む〜っちゃ楽!!!
これ、本当なのよ〜
実は、私この施術が得意で、今までに何人もの患者さんにやってきてますが、まず、今まで失敗したことがない!!
サイナスリフトでよくある偶発症には、上顎洞の粘膜を不用意に破ってしまうというものがありますが、
私が今までソケットリフトを行った中では、1度たりとも破れてしまったことはありません!!
しかも!患者さんにとって何がいいって、
出血も全然ないし、術後のダウンタイムも全然なし!!
え?これでサイナスリフトがなされているのですか??ってホント驚かれるくらい!!!
では最後に、実際のサイナスリフト-ソケットリフト法の症例を見てね
骨の上下的な厚みが4−5mmしかなかったところに・・・、
こちらも、4−5mmしかなかったところに、
どちらも、始め骨がなかったところに、ニョキっとドーム上の骨を作ってあげ、
その新しい骨の部分に、インプラントを埋め込みます
ソケットリフト法の詳細については、ググればすぐに調べられるのでここでは割愛しますが、
簡単に言ってしまえば、
インプラントを埋め込む部分のところから、上方向にグイグイと、骨のバイオマテリアルを押し込んで入れていく方法です。
なので、歯茎を切るする大きさも、インプラントを埋める部分のところだけにほんの1cmほど作るだけで済むので、
患者さん自身術後も、非常に楽で出血もないし、ほとんどダウンタイムがないというわけなのですね〜
まとめ
やっぱり、何人かの歯科医師のセカンドオピニオンを聞いて、最終的には自分で治療法を選択していって下さい!!!
・・・てところかな。
どの歯医者が正解かっていうのは、・・・う〜ん
素人の患者さんにはわからないかもしれない。
だから、時には、開けてみたら選択ミスだったー
なんてこともあるかもしれない。
でも、ま、それが現実ってところなのでしょうね。
Love & Protect Your Teeth