ホント、初回の根管治療は、慎重に!慎重に!!やってほしい。
特に、細くて根尖部がカーブしてるような根管にはねッ
いっつもいっつも、Ledgeあり!!の再根管治療に遭遇する度に、
あぁ~~~~~ッ
ってホント思っちゃうヮ・・・
安価な保険治療の現場で、日々忙しなく診察している歯医者さんに言わせてみれば、
きっと、治療の単価が違うから・・・
と言われてしまってもしょうがないかもしれないけれど、
でも、自由診療である程度の治療費を頂いてやってる(日本を問わず、どの国でもね)のにもかかわらず、
むっちゃアマイ(お粗末な)根管治療で終わってて、
しかも、その上から、これまた、ある程度の治療費のかかるクラウンとかを平気で入れているものを見ると、
あぁ~~~~~~~ッ
としかホント思えない。
今日もそんな再根管治療を、
一か八かで根尖開通まで何時間もかけて頑張ってきた甲斐がありました♥
歯の壁面に、コツンコツンとしかリーマーの先が当たらなかった感触が、
リーマーの先をほんの少し折り曲げてカーブを付けて、
更に根気よく、色んな方向をそ~っとツンツンし続けると、
遂に、本当の根管である「スティッキーポイント」を触知しました~
あぁ~ッ、ホントここまで頑張った甲斐があったョ♥♥♥
そして、患者さんもよくここまで忍耐強く頑張って、お口開けっぱなしで治療についてきてくれました♥♥
あとは、この本当の根管を拡大していくのだけれど、
やっぱりLedgeのある根管の場合は、拡大もね、
よほど慎重にやんなきゃ、スティッキーポイントを運よく見つけた努力もすべて水の泡になっちゃうからね・・・。
とりあえず、根尖を開通させて、消毒して、そしてそこを封鎖すれば、
治る見込みはむっちゃ高い!!!
でも反対に、Ledgeを乗り越えられなくて、根尖が開通させられない場合は、
私の認識としては、ほぼ、95%くらいの確立で治らないものだと思ってる。
だから、私はいっつも、再根管治療の際には、
全部の根管の根尖を、何時間もかけて開通させなきゃいられない性分なのですよ~!!!
おかげで今日も、右手の親指と人差し指の指先がヒリヒリです・・・
さて、しかしながら、根管治療が本当に成功しているかどうかは、
時間が経過してからでないと判断できません。
従って、最低1年後にまたレントゲン写真を撮ってみて、
それで治っていると断定できるまでは、まだレントゲンの写真は載せません~
因みに、これがLedgeです
お借りしました~
根管壁に段差を作ってしまった結果、本来の根管内の細菌の住処に到達しきれず、そこが汚いまんまなので、根尖病巣が出来てしまう状態ですね。
Love & Protect YOur Teeth