コートダジュールからの、半日山間部ドライブツアー♪ | シンガポールで歯医者さん Dr.Yumiko's Journal 

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歯の美と健康の秘訣を知ってもらうための、歯医者が率直に綴るブログ❤︎ 2009年1月よりシンガポール
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一般にコートダジュールCôte d'Azurと呼ばれる
カンヌニース、そしてモナコ…が位置するエリアは、
保養地としてのイメージが強い、フランスの地中海沿岸エリア
英語圏ではFrench Rivieraとも呼ばれます。

紺碧の海と空、
通年、お天気に恵まれることの多い比較的温暖な気候、
そして地中海地方独特の美味しい食事・・・


などなどを求めに、
毎年ここにやってくる人たちはとても多い。


でも、そんな一方で、
海岸線エリアからほんの少し内陸に入ると
ガラリとその表情を変える
そんな特徴を持つのがコートダジュール。

切り立った崖状の海岸線エリアから、
ヘアピンカーブの続く急勾配の車道を10分も登って行くと、
そこには地中海を見渡す絶景が!


そうした場所に、
いわゆる「鷹の巣村」が点在する事で有名でもあるコートダジュール。
エズEZE村
ラテュービーLa Turbie村
サンポールドヴァンスSt.Paul de Vence村

といったところが有名で、
観光ガイドブックにも必ず載っていますよね。

このブログの記事にも何度も登場している通り、
ヨーロッパ中世の面影をふんだんに残す、
それはそれはとてもチャーミングな村々なんですよ。
だから私もこの地に来るたびに毎回、
何度も訪れています。

・・・が、
さすがに何度も行き過ぎているので、
今回はちょっと趣向を変えて、
それよりももっともっと内陸部の
山々が深く連なるエリアへと初探訪~
おんぷ


そんな内容のご紹介記事となります。


ハートハートハート

すっごくよかった~~~ハートハートハートハート

それが私の一番の感想。


ニースから比較的走りやすい道路で一直線!
まずは30分足らずで楽に行けてしまうリュセラムLuceram村へ。

あっという間に山間部の田舎の景色に当たり一帯がガラリと変わります。
そこにあるのはリュセラムLuceramという
中世の面影を満載に残す何とも美しい古い町。

辺り一帯、深い山間部に包まれているけれども、
なぜかそこだけ異常に日当たりがよくって、
そして特別見晴らしのよい谷の合間に
突如ジャーンとお目見えしてくる
まるでユートピアのような集落。

あまりにもチャーミングすぎて、
た~くさんお写真を撮ったのですが、
ここでは載せきれないので、一部をまとめてご紹介!

こうした石造りの家々が密集し形成する集落って、
木造建築を伝統とする日本人の私にはとっても珍しい。
日本の木造建築は残念なことに
第二次世界大戦でその殆どが焼けてしてしまったけれど、
石造りの建造物ってこうして
何百年もの時を経ても同じ状態を保ち続けるのは
私たち日本の伝統木造建築とは大きく異なることろですよね。

そして、重機が普及する今とは異なり、
すべて人の手で作り上げられたであろう石造りの家々に、
当時、どれだけ汗水を垂らして作り上げたことだろうかと、
当時の人々の建築力と力強さに圧巻です。

こうしたヨーロッパ中世の建築を勉強するのも楽しそうだな~♪♪



ここはエズ村などと比較すると
知名度的にはまだ低いようで、
メジャーな観光スポットにはリストアップされていないかもしれません。

でもね、
ちょうどクリスマスシーズンから年末年始にかけてのこの時期、
キリスト教のクリスマスのお飾り
村のいたることになされていて
それを見に訪れている観光客がたくさんいらっしゃいました。

英語ではCribだとか、
キリストの生誕シーンを意味するNativity
そしてフランス語ではcrèche

などと呼ばれているクリスマスのお飾り。

民家の軒先、窓際、蒔き倉庫・・・
と、いたるところに大なり小なりのcrècheが飾られています。
それぞれの
crècheに飾った人それぞれのデザインや趣向が表れており、
それらを見て回るだけでもとても楽しかったです。

ほんの一部ですが・・・

何とも豪華~だったんですよ。


どうやら毎年のこの村の名物らしく、
こうしたガイドマップも配布されています。


あ、それと、、、
フランスといえばクロワッサンやバゲットなど、
ブレッドの美味しいお国ですが、
この村のちょうどエントランス付近に位置する
古い石釜で焼くパン屋さんのクロワッサンとバゲットが
最高に美味しかった~ハート





Luceramのご紹介はこれで終わりです。

ニコちゃん


さて、Luceramを離れてからは、
さらに周辺をドライブしてみました~

こんな風に↓

これがとってもエキサイティングきゃーだったの~!!!

夜が更けたらどうなっちゃうんだろう?
というくらいあたり一面深~い山。
そこによくも作ったなと思わせられる
ぐにゅぐにゅ伸びた細~い車道たち。
正直、きちんとしたガードレールもなくて、
対向とのすれ違いもやっとなんだけれど、
大自然を大いに楽しみながらの楽しいドライブでしたおんぷ




そんな楽しい山道ドライブの最後に訪れたのは、
これまた秘境といった場所に突然現れる
ペイユPeille村

こちらの村の方が遥かに観光地化されていないというか・・・、
驚いたことに、私たちが訪れた時、
ほとんど人に会うことがありませんでした。。。
もちろん数人の地元の人は見ましたが、
これほどまでに静まりかえった人気のない村に
ビックリしてしまったほど。。。
村にわずか1~2軒あったカフェでさえ
午後3時で閉店でした


しかし、こちらの村も、
とりわけ日当たりのよい丘の斜面を選んで
当時の人たちが集落を作っていったというのは、
前出のLuceramと同じです。



いかがでしたか?
コートダジュール旅行といえば、
ブルースカイに紺碧の地中海
ですが、
レンタカーを借りて、
半日で行って帰ってこれる、
山間部ドライブというのも楽しいですよ



この記事は、
コートダジュール観光を計画している方に
いつか、たまたま見つけてもらって
そして約に立ってくれればいいなぁ~ハート
と思いながら書きました。


では~


リュセラムLuceram村:
http://www.beyond.fr/villages/luceram-provence-france.html
http://www.luceram.com/

ペイユPeille村:
http://www.francethisway.com/places/peille.php
http://www.peille.fr/