1つ目:ギター
20年ぶりに引っ張り出してきたモーリスのアコースティック。
かつては、定番通りFで挫折しました。
今はもう、難しいコードには挑戦しません。
そもそも再開した理由は、バンド結成でもモテでもなく、ただ一曲「アンパンマンのマーチ」を弾くためです。
息子は、すっかりあの丸顔の虜。
うれしいとき、哀しいとき、頑張っているとき、あらゆる感情を乗せて「アンパンマン!」と叫びます。
それほど好きなら、ぜひ一緒に歌いたい。
息子が歌えるようになる近い未来を妄想しながら特訓中。
こうなるとフリーは強いですね。
仕事の合間に5分、10分と練習しているうちに、だんだん形になってきました。
2つ目:スケボー
スケボーといっても、飛んだり跳ねたりするのは無理。
確実に死にます。
なので、はじめたのはサーフスケート。
普通のスケボーよりも長く、安定しているやつなのですが、これが思いのほか簡単で。
極めようとすれば奥が深いのだろうけど、ウネウネ走るだけなら1日でできるようになりました。
それで十分。
といいつつ、早々に転倒してひじを派手に擦りむき、すぐさまプロテクターとヘルメットを購入。
完全防備でウネウネやってます。
3つ目:自転車
ビアンキの『ROMAⅢ』を買いました。
一時期、ロードバイクに乗っていた時期があったけれど、前傾姿勢がキツくて乗らなくなり……。
という経験をふまえて、今回はクロスバイクにしました。
十分に早いし、姿勢も楽。
長距離ツーリングは難しそうだが、そもそもやる気もない。
渋谷くらいまで行ければそれでいい。
この過不足ない感じが、今の自分にしっくりきます。
以上の3つに共通しているのは、「無理のない範囲」ではないでしょうか。
高見を目指さず、ちょうどいいところを探る。
おっさんとは、落としどころを知っている生き物です。