『新たな春の始まり』
いよいよ、春本番。
暖かく優しい日差しに心が躍るような感覚を覚えます。
私事ですが、3年3ケ月通った大学院の全過程が3月末で終了し5月の卒業式を迎えるのみとなりました。
最初は「ずっと興味あったことだし、一回体験してみるか」
そんな軽い気持ちでスタートした学びの時間でしたが、体験の時から打ちのめされました。
聞いたことのない用語から、説明されていることが分からない。
そんなことだらけで、できない自分に対して、嫌になる事も腹が立つことも沢山ありながら、時には投げ出したくなる時も。
そんな時でもやり続けてこれたのは、「自分でやろうと決めたから」だと思います。
やらなきゃいけない、「やりなさい」と強制されていたら続いてなかったと思います。
振り返ってみると、自分で「やりたい」と思ったことは続けてこれたし、やり切ってきました。
一方で、やらされてきた事や義務感でやってきたことに関してはちっとも身についてこなかったように思います。
ただ、これも難しくて、やりたいことに出会うためには『出会うきっかけ』が必要で、やりたいことが来るのを待ってるだけでは、やりたいことに出会えないのも事実。
上手く、物事に出会わせてあげたり、出会う為の仕掛けは大切なのかなと思ったりもします。
約3年間の学生生活で得られたものは?
と聞かれたら、「ものの見かた」と答えます。
これまでよりも広く、全体を見ることを意識できるようになった気がします。
例えるなら、これまでは地面の上に立ち周りを見渡していたけど、今は建物の上から全体を見渡せるようになった。
そんな感覚でしょうか。
あとは人との出会い
講師の先生、学びを共にする仲間、普段の生活の中では出会わないような人と出会い、色んな考え方や、ものの見方、そして、物事の進め方を目の当たりにしてきました。
振り返ってみればあっという間の3年間でしたが、あの時「やってみようかな」そう思って、行動してみた自分に拍手を送りたい
と思います
3月は年度替わりの月という事で、沢山の人がホエールを卒業していきました。
つい最近、入会時に書いてもらった申込書を整理しながら、入会動機の欄を見て「あ、ここには応えられたかな」と思ったり、「今では全く問題ないのにお母さんこんなことに心配されてたな」など、当時のことを思い出しながら成長を感じていました。
最終日には成長した姿に「困った時はいつでも声かけてね」そんな想いで見送りました。
ホエールに出会ってくれたこと。
そして、何より子ども達がホエールに通うキッカケを作ってくれたお父さんお母さん方に感謝の気持ちでいっぱいです。
私の志は
『人を幸せにできる人を増やす』
これは大学院生活の3年間、ずっと「あなたの志は?」と問われ続けてきて、ずっと変わらなかった自分のやりたい事。
自分が関わる人に喜んでもらい、また、その先の人を喜ばす。
そんな幸せのリレーがつくりたいなと思っています。
保護者の方にホエールを選んでもらって、子ども達が喜んでくれる。
これも一つの幸せのリレー。
もちろん、ホエールに通ってくれている子ども達が、ホエールで体験したことを活かして、次の人へとつなげてくれること。
保護者の方が、ホエールで感じたことや気付いたことを活かして次へとつなげてくれる。
そうなるように、まずはホエールを選んでもらえるように
日々を過ごし、発信し、学び続ける。
それが、レッスンやイベントで広がり、幸せのバトンになってつながっていく。
そうなるのが私の理想です。
たくさんの人の幸せが増やせるように、今年度も色んな『場』を作っていきたいと思います。
色々と参加してもらえたら幸いです。
舟木将人