震災後に励まされたこと
我が家は,内陸で被災したので,当然配給はありませんでした。一番困ったのは,食べ物と燃料です。
燃料不足のせいで,商品が流通せず,メロンの好きな牛乳などの乳製品,納豆,お豆腐,パン,卵,なども,ずっと手に入りませんでした。
衛生用品も足りません。それから,通勤に車や公共機関が使えず,隣町まで自転車で通っていました。
そんな中で,地元のお店や生産者の方々ががんばってくださり,震災後初めて,店頭に乳製品や生鮮食品が並んだときは,本当にありがたく思いました。
電気がついた時も感動しました。
復旧のために,見えないところで,昼夜を問わず,ご尽力くださった方々が大勢いらっしゃると思います。
心から敬意を表します。
本当にありがとうございました。
我が家に電気が通って,真っ先にしたことは,安否確認です。
家の電話が何度も鳴り,15年ぶりに友人の声を聞きました。
25年来の学生時代の友人とも話すことができ,友だちと,時を越えてつながっているように感じました。
やがて,新聞に生活支援情報が掲載され,燃料が流通し始め,電車が通って,何キロもの自転車通勤をせずに済むようになった時や,飛行機が飛んで,帰宅難民だった身内が帰宅できた時も,本当にありがたいことと思いました。
人は,たくさんの人に支えられて生きているということを,深く感じます。
ワールドファミリーのスタッフの皆さんや先生方も,復興支援のため,東北で無料イベントの開催など,いろいろ取り組んでくださっています。
メロンとマロンも,復興支援イベントに参加してきました。
2人とも,先生方にお会いできてとても喜んでいました。
お忙しい中,遠いところまで来てくださって本当にありがとうございました。
停電中に
震災後,我が家も停電しました。
まだ,雪が降るころでした。
家の暖房は消え,
コンビニを含め,ほとんどのお店が閉店し,
電話もつながらず,もちろん,テレビも見られません。
携帯も,すぐ使えなくなりました。
電車やバス,タクシーが動かなくなり,道路のすべての信号がとまりました。
燃料不足で車も使えません。
防災用ラジオは,被害の大きさを繰り返し伝えていました。
そんな毎日のなかで
も,子どもたちには,できるだけ不安を感じてほしくないと思いました。
そこで,学校が休みになると,子どもたちのそばにいるようにしました。
一緒に本を読んだり,しりとりをしたり,カードで遊んだり,お話を聞かせたり,
いつもと同じように明るい声で話すようにしました・・・。
夜は真っ暗でしたが,小さなろうそくの火を囲みながら,家族で分け合って食事をしました。
ある時,ふと,充電済みだったミッキーマジックペンを 思い出しました。
箱から出してみると,ちゃんと作動します。
私はうれしくなって,マロンに渡しました。
マロンは,「すごい!」と言いながら,すぐに遊び始めました。
笑顔がいっぱいの絵本と,いつものミッキー,ミニーたちの明るい声が聞こえてきて,
一瞬,元の生活に戻ったような気がしました。
停電中,ミッキーのペンは,私達を励ましてくれたのです。
お休みしていました。
東日本大震災で被災された皆さま,そのご家族の皆さまに,心からお見舞い申し上げます。
今も何万という人々が避難され,不自由な生活を余儀なくされたり,また,深い悲しみに耐え,日々を過ごされている方もいらっしゃいます。
本当に胸が痛みます・・。
皆さまのお気持ちを察すると,言葉になりません。
どうか,体調を崩されませんよう,お体を大切に過ごされますように・・・。
そして,皆さまにとって心の癒しとなるもの,それがひとつでも多く増え,1日も早く元気を取り戻されますよう願っております。

