成功するためには2つの事しか必要ない
先日、目標設定をしない4つの理由についてお話しました。
今日は、目標を達成するために必要な事をお話しましょう。
まず根本として、目標達成には「欲望」が必要です。
願望ではだめです。
欲望です。
それも、熱く、燃えるような欲望です。![]()
何が何でも成し遂げるという欲望です。
この強い想いがあって初めて、途中で立ちはだかる壁や障害を乗り越えることができます。
これを踏まえて、目標達成に必要な事を2つ紹介します。
一つ目は、「自分が何を望んでいるのかを明確にする」
自分がなりたいもの、手に入れたいもの、したいことを明確にするのです。
そして二つ目は、「それを達成するために払う代償を決めて、払う」
結局僕らは代価を払う事で何かを得ています。
何かを買う時にお金を払う。
お金をもらうために労働する。
何かを得るためには、それに見合った代価を払わなければなりません。
目標を達成するためには、それに見合った労働、時間、知恵、お金、など
何かしらの代価を払う必要があります。
さて、これをするためのワークとしては、
1.自分がやりたいと思う事を100個書き出す。
何の制約もなく、自分に無限の能力があるとしたら何をしたいか。
なんでもいいから自分がやりたいと思う事を100個紙に書き出します。
多分20個~30個は楽に出てくると思います。
残り70個を出すのが難しい。
それでも必ず100個書き出してください。
本を読んだり、人の話を聞いたり、何をしても構いません。
いろいろな情報を入手し、やってみたい事、やりたい事をとにかく書き出しましょう。
そしてその中から、必ず達成したい目標から順に並び変えましょう。
2.次に、自分にとって最も達成したい目標、100個の目標の1番上に来ている目標を達成するために、どんな代償を払わなければならないかを考えてみましょう。
時間が必要なのか、お金が必要なのか、人脈が必要なのか、アイディアが必要なのか、
とにかく、それを達成するために必要な事を考えられる限り出しましょう。
そうすることで、自分が何をしなければならないのかが明確になります。
多くの人はこの作業をやっていません。
だから、「できたらいいな」で終わってしまうのです。
代償を払うにはそれなりの覚悟や犠牲が必要かもしれません。
ですから、根本には「欲望」が必要なのです。
何が何でも達成するという欲望があれば、
多少の犠牲を払う事もできるはずです。
早速このワークを取り組んでみてください。
そして今すぐ行動できる事から始めてください。
目標を思い描くだけの生活はやめて、
達成できる習慣を身につけましょう!!
海を見る自由
立教新座中学校・高等学校。
埼玉県新座市にあるこの学校は、
今回の「東北関東大震災」の影響により、
卒業式を中止にした。
渡辺憲司校長が、卒業する高校3年生の生徒に対してメッセージを送ったが、
このメッセージが素晴らしい。
ほとんどの生徒が大学へ進学する中、
「何のために大学に行くのか」
について、熱く語っている。
学ぶことでもない
友人を得ることでもない
楽しむためでもない
ならば何のために大学へ進学するのか・・・
僕は大学には進学しなかったので余計かもしれないが、
この校長が語っている事は真実だと思う。
ある意味で、人生において最も大切な事を学べる唯一の期間なのだ。
目標も夢も持たず、とりあえずの安定を求め、
目的も無く、ただ親のために進学するような若者も多いこの時代。
全ての卒業生にこのメッセージを読んでほしい。
大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。
目標設定をしない4つの理由
「目標設定は大事!」
「目標は明確に!」
これはよく聞く言葉ですよね。
目標の大切さは、多くの人が語っているし、
多くの人が理解している。
でも、実際は多くの人が、ちゃんと目標設定をしていない。
何故でしょう?
それには大きく4つの理由があります。
1.目標を軽んじている
さっきも言ったように、ほとんどの人が目標の大切さを知っている。
お正月なんかに1年の目標を立てる人も多いでしょう。
でも、その目標に向かって、全力で突き進んでいる人を、あなたは何人知ってますか?
ほとんどの人は、目標は立ててみたもののそれっきりで、年末になって
「今年はあれも、これも、それも達成できなかったな、また来年頑張ろう」
で終わってしまう。
結局のところ、目標の重要性を本当の意味で理解していないから、
行動が伴わない。
2.方法がわからない
目標設定には正しい方法というのがある。
ほとんどの人は、その方法、ステップを知らない。
だから、多くの人は、目標を立てているつもりが、
夢や願望になってしまっている。
目標とは、夢や願望とは違います。
目標とは文章でも他人に説明できるほど明確で、
どの程度達成できているのか、完全に達成できているのかと
計測することが可能なものです。
3.失敗への恐れ
誰でも失敗することは怖いですよね。
ガッカリするし、自分に自信が持てなくなる。
だから目標を無意識に設定しない、もしくは明確にせずに
あやふやなままにしておく。
失敗した時に言い訳できるように。
これには失敗とは何ぞやというのを理解する必要がある。
失敗は成功の反対だと思っている人が多いが、実は違う。
成功の反対は「何もしない事」
失敗は成功への過程でしかないのです。
これについてはまた後日詳しく話そうかな。
4.拒絶への恐れ
あなたは過去に、誰かに自分の目標を話した時に
「それって、無理じゃね?」
「難しそうだねー」
「え、何言ってんの?」
などなど・・・
否定的な事を言われた事は無いだろうか?
まさにこれが恐怖となり、目標設定をすることが間違いのように思ってしまう。
多くの人は目標を立てては挫折している。
だから、あなたが目標を達成するのが悔しいのだ。
あなたが目標を達成して、自分ができないと惨めだからだ。
そう言う人があまりにも多い。
だから、自分の目標は本当に信頼でき、
自分となんでも前向きに進んでくれる人にしか教えてはいけない。
もしくは、自分と同じように目標を持ち、
それに向かって熱く突き進んでいる人にしか話をしてはいけないのです。
目標の正しい設定方法はまた別な機会に話すとして、
まずは目標を立てる事から逃げないでほしい。
目標から逃げ出すことは、自分自身の可能性を
否定してしまう事に等しいから。
そして、友人の目標を応援できる人間になるために。