世界で緊急事態が発生したとしても・・・ | 我が家はいつも西海岸日和

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アメリカ西海岸から日本へ引っ越してきたハッピーカップル、いつアメリカに戻る?

皆さん、こんにちは。

 

世界の各地でコロナウィルスが感染している現在、

不安を抱えている人々も多いかと思います。

 

私自身も、不安がないと言ったらウソですが、

出来る事しか出来ない・・・

 

自分の行動に最善の注意をはらったら、

後はなるようにしかならない・・・

 

そんなふうに思っています。

 

 

こんなふうに思えるようになったのには、

理由があります。

 

アメリカの法律事務所で働いていた時、

物事の変わり様がすさまじかったからです。

 

まずは、アメリカ移民法。

法律がころころ改正されるのが日常的。

申請方法、申請場所や申請費用が

20年ちょっとの間に、

何度変わったことでしょうか・・・

 

移民局や大使館に申請する書類を

毎日毎日ピリピリしながら忙しく作っている中で、

あら・・・来月から、申請場所が変わるのね!

とか、今まではこれだけの書類で良かったのに、

最近は厳しくなって、追加書類のリクエストが

来るようになったのねとか・・・

変化が当たり前の世界。

 

その上、私が担当していたのは、

皆さんがご存知のような大きな企業がほとんど

でしたが、会社の合併や買収の度に

沢山の社員がレイオフされたり、

企業の売り上げが落ちると、それもまた

沢山の社員のレイオフがはじまりました。

 

(会社は社員に知らせる前に、弁護士に

相談してきますので、担当をしている私の

耳にも入ってくるわけです。

勿論、守秘義務があるので、

情報は外にはもらすことはありません。)

 

私が働いていた事務所も

2001年のアメリカ同時多発テロ、

2008年のリーマンショック、

またはクライアントの減少などにより

何度もレイオフがあり、酷い時には

オフィス内の約30%が職を失ったこともありました。

 

 

最初の頃は、何につけても、

目まぐるしく、状況が変わることに

驚くばかりでした。

 

今日は、昨日と同じではないかもしれない、

明日も、今日と同じではないかもしれない。

 

そんな環境の中で何十年も暮らしていると、

”何が起こってもおかしくない”という思考に

変わるものです。

 

 

今回のコロナウィルス感染の問題は世界規模で

私が経験したアメリカ国内での規模とは

違いますが、

世の中に何が起こっても不思議ではない。

 

 

世界が緊急事態になったとしても、

日常生活に変化が生じても、

翻弄されずに生きるしかない。

だって、

私たちの命がどれだけ続くのか?

なんて、誰も予測できない・・・

 

だから、めげずに毎日、精一杯生きてみる。

 

まさに、人生って修行ですね。

 

最後までお読みいただき有難うございました。

 

PS 足の骨折をして、もうすぐ1か月。

どちらかと言うと、じっとしているのが

嫌いな私にとっては、苦痛以外の

何ものでもない・・・

今週、ギブスがとれることを

祈るばかりですが・・・