アメリカ留学、そしてアメリカでの就職 | 我が家はいつも西海岸日和

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アメリカ西海岸から日本へ引っ越してきたハッピーカップル、いつアメリカに戻る?

皆さん、こんにちは。

 

いつもブログご訪問有難うございます。

 

アメリカで生活されてる方や移住されたい方のサポートを

20年以上やってきましたが、とても残念だなと

思うことがしばしばあります。

 

ブログで以前書いたことがありますが、

アメリカの大学の費用は

日本の授業料と比べられない程高額です。

しかし、卒業してもアメリカで就職できない

留学生が大勢います。

 

 

例えば、

カリフォルニアで人気のUniversity of California

系列の大学だと日本の私学よりも高く

授業料だけでも年間3万ドル位はするかと思います。

(円に換算すると300万円以上)

そのうえ、生活費となると

もっともっと高くなります。

 

しかし、外国人のアメリカでの就職が

就労ビザの関係上、厳しいのが現実です。

 

真子様のフィアンセ?の方が

ニューヨークの法科大学院に

通われているそうですが、

法科大学院は3年なので

授業料だけでも20万ドル近くします。

(先日、ワイドショーで話題に

なっていました)

 

アメリカでの生活、

決して安くはないです。

現実的に1か月1000ドルで

生活するのは無理です。

まして、都会ならば1500ドルから2000ドルの

生活費が必要になるかと思います。

 

 

私の知っている弁護士たちは

口をそろえて生活が厳しいと言っていました。

 

アメリカの学生のほとんどが

学生ローンで大学に通うわけですから、

卒業したら高額の返済が待っているからです。

 

ある弁護士は、弁護士になる価値が

無い!とも言っていました。

 

そして、アメリカには多すぎるほどの

弁護士がいますので、アメリカ人だって

弁護士として就職するのは大変です。

 

その上、外国人だとしたら、

就労ビザを申請しなければいけませんが、

昨今、就労ビザを申請する外国人が

多くて、専門家ビザを取得するのは

至難の業です。

 

アメリカの法科大学院を卒業し、

州の弁護士資格を取得しても

就職できずに日本に戻る方々も

おられます。

 

他の分野においても

折角アメリカで高額の授業料を

支払っても就職できないケースは

非常に多いです。

 

 

私の経験上、

この分野の方々は就職しやすいと

いう方々がいます。

 

それは、

IT(コンピューターサイエンス)

エンジニアリング

アカウンティング

看護師や医師などの医療関係

 

それに比べて

アメリカ国内で外国人が就職し難い

分野といえば、

 

ビジネスやマーケティング

英文科

心理学や社会学

法律?

 

こういった分野はアメリカで就職

されたい方は避けることをお勧めします。

 

なぜならば、

仕事上、ネイティブスピーカーに

かなわない場合が多いからです。

 

アメリカで留学、

そして社会人生活を送られたい方々は

大学での専攻に気をつけなければ

いけませんね。

 

それは4年制、大学院に通われている

方々に対しても同じことです。

 

就労ビザの問題があることを

留学する前に知っておいたほうが

良いかと思いと思います。

 

アメリカでのビザ申請や永住権の

申請は年々、厳しくなっています。

 

最後までお読みいただき有難うございました。