八幡平の穴場!大深温泉へ寄ってみた。
駐車場奥に山小屋風の受付棟がある。
敷地奥へ行けば男女別の素朴で質素な湯小屋、ここで湯治をする人たちの共同浴場だ。
戸を開ければそこは狭い脱衣所。4~5人ほど入ればいっぱいの湯船があった。湯船には青白い湯が溢れ湯治場の湯としていかにも効能がありそう。男女浴室とも湯治をしている人たちで混雑していた。湯を浴び、これから各自夕飯の準備に取り掛かるようだ。
内風呂を外から撮影。湯は青い!
湯小屋の左奥には二棟の細長い小屋がある。
中に入れば中央の通路を挟んで両脇の地面の上にゴザを敷いただけの質素な場所がひろがっている。横になると土の凸凹感はあるものの地熱を利用したオンドルになっているので、しばらくすると体がぽかぽかと暖かくなってくる。
このまま目をつぶると寝てしまいそうだ。昼寝をしている人、ご夫婦で読書をしている人、横になってラジオに耳を傾けている人、過ごし方はマチマチだ。一日ぐらいオンドルで横になりながら読書もいいかな。
浴場棟の左にある源泉
受付棟から後生掛温泉へ抜ける山道があると聞いた。
ゆっくり歩いて40分ほど。仲間と別れて歩いてみるのもいい。
しかしながら、その道は熊笹に覆われ入り口さえ判らない状態だった。ここは標高1000m、山の夜は早い。ここは無理せず車で本日の宿泊地後生掛温泉へ向かった。