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マンハイム

午後7時のオペラに間に合うようにマンハイムへ到着。

できるだけ駅から近いホテルを予約したつもりだったのですが、どうやら歩くと結構ありそうだったので、
トラムに乗ってホテルまで移動しました。
この街は、以前、私の幼馴染が音楽留学のために過ごした街と聞いていたので、どんな街だか興味津々。
実はJALの添乗員クローゼ君、ヴィースバーデンのオペラハウスでお世話になったドゥンケルさんとも
マンハイムに行くつもりと話したら「あそこは何にもないよ」と口を揃えて言っていたので、
ドイツ人の中では「つまんない街」と思われているみたいです。たしかにマンハイムに宿泊するよりは
近くのハイデルベルグの方が観光スポットが多そうですし・・・。

で、実際に街を見た感想は・・・。

トラムから街を見た印象は、学生が多いのと緑が少ないという感じでしょうか。

ホテルに荷物を置くと、すぐに着替えてオペラハウスへ向います。
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写真は、ホテルの向かいにあるユダヤコミュニティセンター(左上)、旧市役所(右上)、
マルクト広場(右下)、コンコルド教会(左下)。

ホテルから歩くこと20分弱。夕方とは言えまだまだ日が高く、オペラハウスが見えて来る頃には
すっかり汗だくに。
この日は小ホールで子供向けの催しがあるらしく、建物の中には子供も一杯いました。
写真を撮ったときには小ホールの開演後だったので、子供は写っていませんけど・・・
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/5d/90/weissburst/folder/1459684/img_1459684_39973358_1?1154445629-08-02

さて、この日のオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」は、ちょっとした問題作。
私はキーロフオペラで1回、東京フィルハーモニーに演奏会形式で1回聴いていて、オペラとしては
2回目、音楽としては3回目になります。
一応、簡単にあらすじを書いておくと、

旦那が出張で留守にしている間に、夫人が下男を引っ張りこんで不倫します。マクベス夫人を自分のものにしたい舅が、不倫の現場を見つけて下男を打ちのめします。マクベス夫人はそれを恨み、舅を毒殺します。その後、旦那が出張から帰ってきますが、不倫の現場を見つかったことに逆上した下男はマクベス夫人と手を組み、旦那は撲殺してしまいます。そしてマクベス夫人は希望通り下男と結婚式を挙げようとしますが、結婚式の時に酒を盗み飲みしようとした下僕がワイン倉に隠しておいた旦那の死体を見つけてしまい、旦那殺しがばれてシベリア送りになります。マクベス夫人は下男を追いかけますが、そのときには不倫相手の下男はすでに別の女囚と恋仲になっています。それを知ったマクベス夫人はその女性を道ずれに川に身を投じて幕がおります。

―というかなりえぐい内容のオペラ
しかも、不倫中のベッドシーンは、かなり露骨な音楽になっていて、男性が果ててしまう様まで音楽で
表現するほどです。
もちろん演出次第ではそれほど露骨な描写にならないのでしょうが、今回はドイツ人でも失笑が
もれるほど、かなり露骨な演出になってました。日本なら間違いなくR-18指定になるでしょうねぇ。
2幕の最後は男性が腰を振っているところだけが見えるように縦横の幕を絞っていくような手法まで
使っていましたし・・・(・_・;

まぁそうした性描写は置いておいて、演出自体は少ない予算の中で、非常に上手に描かれていました。
ステージを2分割して、一番下の階層は自宅の1階、上の層はマクベス夫人の自室を描いていて、
幕のあげさげを上手に利用して、最小限のセットで見事にオペラを描ききっていました。
予算が削減される中で、最少の費用で最大の効果を出しているオペラだと感心させられました。

オペラが終わってからは、会議場を遠めに見ながら、水の塔の近くを通り抜けてホテルに戻りました。
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ちょっと困ったのは、レストランが比較的早く終わっていたこと。
まともな食事が出来なくて、ケバブを買ってホテルで食べることになったのですが、
レグナーさんからいただいたスモモがあったので、大変助かりました。

レグナーさんの住む街へ

サッカー観戦のスケジュールを全て終え、後は観光のパートを残すのみ。
当初はミュンヘンのオペラフェストに出かけることを考えていたのですが、良い座席は売り切れていたので、
そちらはあきらめてモーツァルトと並んで今年が生誕100年の記念の年に当たるショスタコーヴィッチの
オペラを見ることに。
ちょうど、28日はマンハイムでムツェンスク郡のマクベス夫人、アムステルダムでカテリーナ・イズマイロヴァを
上演していました。(基本的に同じオペラになりますが、マクベス夫人でソヴィエト当局から指摘された
ところを修正したのがイズマイロヴァ)
歌手、指揮者だけを考えると、一も二もなくアムステルダムなんですけど、チューリッヒ・フランクフルト間の
往復航空券を持っていたので、ケルン→アムステルダム→フランクフルト→チューリッヒを2日間
というのはあまりに馬鹿馬鹿しいので、今回はマンハイムのオペラに決定。
マンハイムは今回の旅行でお世話になったレグナーさんのお宅が近かったので、
「近くにお越しのさいは。。。」という言葉をまともに受けさせていただいて、すんでいらっしゃる街へ
お邪魔させていただきました。

まずは、2日間一緒に過ごした友人に別れを告げ、ケルンからマインツへ戻ります。
ケルン行きの時はライン川と反対側の座席だったので、ライン川の風景をゆっくり楽しむことが
できなかったのですが、今回は川側なのでライン川の様子を見ることが出来ました。
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マインツでクール(スイス)行きの電車に乗り換えて、お昼前には目的地カールスルーエに到着。
レグナーさんとの待ち合わせまでに3時間ほどありますので、市内の中心部にあるお城まで
お散歩します。カールスルーエは緑が多くてよい街でした。
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お城に到着する前に、まずは腹ごしらえ。
レグナーさんから教えていただいたレストランに行って昼食。
お腹を満たしたら、まずはお城へ足を運びます。
綺麗に撮影できていないのですけど、とても緑が綺麗な良いお城でした。
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それから浦和レッズファンの会社の後輩にレアなお土産を買うために、カールスルーエの
サッカースタジアムまで歩いていくことにしました。(レッズのブッフバルト監督が最後に所属した
チームであり、永井がサッカー留学していた。ちなみに、その時に2部に落ちて以来、1部に
復帰できないままになってますけど。。。)
スタジアムはちょうど改装中でした。おかげで門扉が開いていて、中まで入っていくことが出来ました。
さすがにピッチまで進む勇気は無かったので、スタンドの最前列付近までしか行きませんでしたけど。
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それからレグナーさんとの待ち合わせ場所に向かい、ちょうど約束の時間に到着。
しばらくしてから、レグナーさん登場です。
いやぁ~、素敵な方でした。最初は記念に写真でも・・・と思っていたのですが、あまりに素敵すぎて
写真を撮らせていただくのも気が引けてしまいました。
やはりドイツに長年お住まいだけ会って、現地の様子などについてもいろいろ教えていただけて、
とても有意義な時間でした。

もっとゆっくりしていきたかったのですが、夜はマンハイムのオペラに行かなければならないので、
1時間半ほどで失礼をさせていただくことに。
電車の時間まで25分ほど。リュックサックは背負っていましたが、それ以外に機内持ち込み可能な
くらいのケースを駅のコインロッカーに預けてあったので、それを出す時間も必要だったこともあり、
トラムで駅に向うことを想定して予めトラムの券売機を探していたのですが、見当たりませんでした。
そこで、レグナーさんに券売機の場所を尋ねたところ、チケットオフィスまで連れて行って
いただただけでなく、トラムのチケットまで買っていただきました。
レグナーさん、本当にお世話になりました。大変遅くなりましたが、ここでお礼をさせていただきます。
おかげで楽しい街歩きをすることができました。

セレソンの翳り@ドルトムント

ケルンを出発して、予定通りドルトムントへ向いました。

ドルトムントは観光するような建築物などはあまりないのですが、とりあえず市内を
ぶらついてみます。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/5d/90/weissburst/folder/1459684/img_1459684_39588495_0?1153664617-07-23

市内はブラジルファン一色で、ガーナファンはほとんど目に付きません。
お店もブラジル一色です。
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ドルトムントは、ビール製造量がドイツ2番目(のはず)の街ですし、やや雨が降っていましたが、
喉が渇いていたのでビールをいただきながら、街中を見回します。
すると目の前に、ボルシア・ドルトムントのファンショップがありました。
私も友人もドルトムントファンというほどではないものの、とりあえず眺めてみようか
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/5d/90/weissburst/folder/1459684/img_1459684_39588495_2?1153664617-07-23

ということで、中に入ると衝撃的なものが・・・・
なぜ、ここにバイエルングッズがあるんだぁ~~~!!!!!!!
(これはタイガースショップでジャイアンツグッズを売ってるのと同じこと。)

確かに、株式上場後に成績不振が続き、身売りが取り沙汰されるほどドルトムントは経営難ですから、
お金が欲しいのは解るけど、選手のみならず魂まで売り渡すのか、ドルトムント!!
ドルトムントのファンは、バイエルンがチャンピオンズリーグで決勝に進出したときには
他国のチームを応援したというほどの熱狂的なアンチ・バイエルンのはずなのに。
情けないぞ!ドルトムント。
おまけにドルトムントのチームカラー(イエロー)とかぶるからかもしれませんが、
中にあるのはセレソングッズばかり・・・。うぅ、情けなや。

暗澹たる気持ちになりながら、地下鉄に乗ってヴェストファーレンシュタディオンへ。
スタジアムの周りもブラジルファンしかいない。ガーナにもドイツでプレーする選手が
結構いるのに、可哀想なくらいです。
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私がここに来たのは1997年ですから、約10年ぶり。スタジアムの周辺も結構変わっていました。
スタジアム自体も改装で巨大化していて、以前の面影が無かったのがちょっと残念。
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試合開始前のウォーミングアップでもセレソンが出てくると大きな拍手です。
それにしてもセレソンのメンバーは如何に豪華なメンバーか。。。思わずため息が出ます。
Korea-Japanの時も2試合見てますけど、ますます充実。やっぱり優勝候補か?と思いを改めて
感じます。
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そしてキックオフ。
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開始早々にブラジルが先制点。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/5d/90/weissburst/folder/1459684/img_1459684_39588495_7?2006-07-23

これで完全にブラジルよりの試合かと思われましたが、ここからがガーナと日本の違い。
失うものがないガーナは反転攻勢に出ました。試合の経過は細かく書きませんが、
スタジアムの雰囲気は、試合開始当初、ブラジルがボールをキープすると歓声が起こっていましたが、
前半半ばからはガーナがボールを奪うごとに声援が大きくなり、試合終盤にブラジルが
ボール回しを始めると大きなブーイングが・・・。試合結果は3:0ですけど、内容は互角以上でした。
惜しむらくは、フィニッシュの精度。いま少し、冷静にゴールを狙えれば、今大会で最大の
ジャイアント・キリングが起こっても不思議ではない試合でした。
この試合の内容を見れば、準々決勝でのブラジルの敗退は当然と映りました。