これを書いている2月26日現在、ドイツ各地でもコロナウイルス感染者発見のニュースが飛び交っていて、一部の街ではカーニバルのパレードを中止しました。来週末のハーフマラソンもヤバいかな。。。
家でブログ記事書くのは何のリスクもないし誰にも迷惑かけないので続けますか。
ドロミテスキーの2日目は、余裕をもって「一周」すべく、ホテルの朝ご飯を開始時刻の7時に食べて8時には出発、8時半に最初のゴンドラに乗るというのが前夜時点でのプラン。
、、、ですが早速私のチョンボで寝坊。スマホの目覚ましは6時45分にセットしたつもりでしたが、それは普段平日のためのアラーム。この日は土曜日なので鳴りません。朝方何度か目が覚めて、そのうち「えらい明るいけど、ホントにまだ6時45分になってないの?」と思ってスマホを見たら8時過ぎでした。
息子起こして、朝ごはん食べて、日焼け止め塗って着替えて、、、ホテルを出たのは9時半すぎ。前日の帰りに下見してあったSanta Christinaのゴンドラ乗り場脇駐車場に着いて、靴履き替えてリフト券買ったのは10時半。この時間でも駐車場はまだ余裕で苦労しなかったので助かりました。予定よりだいぶ遅くなったけど、普通に滑れば5時間くらいで一周できるらしいのでまあいいか。
「1周」の分かりやすいマップがあったので拝借。

緑とオレンジの、ちょっと太い線でだいたい四角く描かれたのが「セラ一周」ルートです。オレンジ色が時計回り、緑色が反時計回り。先に見つけた紀行文に「時計回りの方がリフト類の連絡がいいですよ~」と書いてあったので、我々も時計回りにしました。
我々のスタートは、地図で左上の角の「Selva」の更に左側のSanta Christinaです。ここから「1周」に出るには、まずゴンドラとリフトを乗り継いででCiampinoi(2252m)まで登ります。前日、一つ奥の街Selvaからゴンドラ1本で登ったのと同じところ。そのリフトの斜面が広々して気持ちよさそうだったので、まずここを2本滑ってから次へ。
頂上からSelvaの街まで滑り降りて、「歩道橋」で道路を越えて反対側(東側)の斜面の短いリフトに。そこから一旦Selvaの街に向かって戻る感じで滑ると、次の長~いゴンドラの乗り場。このゴンドラはまず東に向かい、途中駅で北東に向きを変え、この界隈の最高点、Dantercepies(2300m)まで連れて行ってくれます。
前日は間近から見上げたSassolungoが、ここからだと横から眺める感じ。いやー、それにしても景色最高。


ここから東側斜面の長~いコースを下り、Colfoseoのゴンドラ駅(1645m)まで。「一周」ルートは更に下のCorvara(1568m)まで下りますが、その区間はスキーで滑れるコースがないのでゴンドラで。この間、写真全然撮っていませんでした。
Corvaraからは南に向かう長いゴンドラに乗って、、、

Biz Boe山頂駅(2224m)まで。
お腹も空いたので昼ご飯に。レストハウスは新しくて立派な建物で、セルフコーナーのほか、サービス付きのちゃんとしたレストランもあります。我々はセルフコーナーでスパゲッティ。気温はプラスの一桁だったと思いますが、日が射して無風なのでとっても暖かくて、大半の人達は外で食べています。

話には聞いていたけど、山の上のゲレ食のスパゲッティも十分旨いです。一つだけ文句があるとすると、量が少なめなこと。街中のレストランでは確かにパスタ類はメインの前に食べる「一皿目料理」なんでしょうけど、ゲレ食でパスタ+メイン食べる人はそんなに居ないと思うんだけどなぁ。
ここから、「1周コース」には入っていないけど、更に上のVallon(2550m)まで行くリフトがあります。案内板では「黒色」、上級者向けってことですが、見たところそんなすごい斜度でもなさそうだし、広々して滑りやすそうなので1本滑ることにします。
こちら、そのリフト終点の風景。


この斜面を滑り降りると先ほどのゴンドラ終点のレストハウス前。一周コースは更に南に向かい、リフト1本分滑って、リフト1本乗って、またリフト1本分滑るとArabba(1602m)という町に着きます。
ここから一周コースを離れて南の方に向かうと、この界隈で唯一氷河らしい氷河のあるMarmorada(3342m)の頂上直下まで行けるのですが、今日は出遅れたので断念。1周する前にリフトが終わってしまうと帰るのがとっても面倒になりますので。
1周コースは、ここから南のPorta Vescovo(2478m)に向かうゴンドラかロープウェイに乗ります。ロープウエイは、固定ロープと駆動ロープがともに2本ある珍しいタイプ。強風とかに強いのかな?

ここの山頂駅も最近再整備されたらしい綺麗で立派なレストハウス。


今回思ったのですが、ドロミテはリフトやゴンドラの設備も、山頂レストハウスも、新しくて綺麗なところが多いですね。「山奥の自然景観が、、、」と考えるとちょっと複雑な気分ですが、でもそもそもリフト類を使うゲレンデスキー自体が自然保護とは両立しないもので、そのゲレンデスキーが好きでやってる自分が自然保護云々なんて言い出したら自己矛盾ですね。
余談ですが、日本でいう「ゲレンデ」は、元はドイツ語の「Gelände」でして、「野山」の意味です。スキーの世界では整備されたコース以外の「オフピステ」を指して、日本と反対の意味になります。整備された斜面は「Piste」または「Skipiste」です。
Porta Vescovoからの下り、最初の部分は結構傾斜があって少し緊張しますが、幸い雪質は硬くなっていないので怖いというほどでもありません。
下りきった所がPonte de Vauz(1851m)、無雪期は池があるんでしょうね。そこからはPordoi峠に向かう長~いゴンドラに。

この少し前から写真が少なくなっています。ちょっと雲が出て景色が見栄えしなくなったのもあるけど、あまりにずっと素晴らしい景色続きで感動が薄くなったのもあるかもしれませんね。なんとも贅沢な話ですが。
そのあとリフト1本分滑ってリフト1本登ると、Beldedere(2377m)。今更ながら意味を調べたら、「展望台」という意味の一般名詞なんですね。
この写真がその滑り出しのところかな?見覚えのある山容と再会です。

リフト1本+ゴンドラ1本分滑り降りた最低地点がPian Frataces(1715)、そこからゴンドラ1本登ると前日来た所に合流しました。

あとは昨日も通った所なので一層写真が減ります。途中お腹が空いたのでケーキ休憩は前日と同じレストハウス。意図したわけじゃないけど、時間的に丁度いい加減だったので。

あとはとりあえず、朝最初に上ったCiampinoi(2254m)の頂上まで戻ります。ここからは車を置いたSanta Christinaまで滑って降りるだけなので、リフト終了まで安心して滑れます。

朝も滑った広い斜面を3本滑って、最後は頂上から下まで滑って終了。ここがワールドカップのスーパーGのコースにもなっているというのは、立派なゴールゲートとポスターを見て初めて知りました。

写真の時刻は16時44分。実はまだあと2本くらい滑れたのかな?
この日のランニングウオッチのGPSデータから、横軸時間、縦軸標高のチャート。

延べ行動時間6時間半、水平移動距離75km、延べ獲得標高(=延べ滑降標高差)7700mってことらしいです。
「セラ一周」の印象は、まず景色が素晴らしかったことですね。コースは概ね滑りやすいです。この日は朝出遅れたのと、全部でどれくらい時間がかかるか読めなかったので、途中おいしそうなピステも寄り道しないで滑ったのがちょっと残念でした。また来ることがあれば、今度は要領が分かるので更に楽しめそうですね。
この日の晩ごはんは泊っている街の小さなビール醸造所併設レストランで。今時流行りのミニブルワリーかと思いましたが、100年以上まえからやっているビール屋さんでした。


明日はもう最終日です。