Weekend Wine -37ページ目

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2025年5月25日 曇り 19℃

ワイン Poule de Pic 2023 Domaine de Grangette

評価 87

うきうきワインで購入、2,024円。ラングドックのピクプール ド ピネAOC。ラングドックでは珍しく白のみのAOCで、ピクプール ブランのみが使用を認められている。造り手のドメーヌ ラ グランジェットはピクプールのワイナリーで、ピクプール ブランとピクプール ノワールを栽培し、白の他に赤とロゼも手がけている。このプール ド ピックは樹齢12年のピクプール ブランを用いて造られる。収穫は機械で行い、空気圧で圧搾。ステンレスタンクで12℃の低温に保持して21日間かけて発酵を行う。その後、ステンレスタンクで4ヶ月間の熟成を経て瓶詰めされる。コルクはテクニカルで長さ45㎜。アルコールは13%。色調は緑味を帯びた輝きのあるレモン色。香りはレモンやライム、リンゴ、桃、白い花、ドライハーブなど。味わいはオフドライのミディアム(+)ボディ。果実の凝縮感は高く、やや高めの酸がフレッシュ感を演出している。わずかな苦味とハーブの風味が複雑性を加えている。余韻も長めでかなりしっかりした味わいのピクプール ド ピネ。

 

飲んだ日 2025年5月24日 雨 21℃

ワイン Petit Bonheur Pay d’Oc 2020 Fonsalade

評価 87

Nワインショップで購入、3,520円。ペイドックの赤。造り手のフォンサラドはラングドックのサン シニャンの15世紀から続くワイナリーで、フォンサラドの名前でワインの販売が登録されたのは1839年から。内陸部の山麓部に位置し、平野部と丘陵地に32haの畑を所有し、年間12~15万本を生産する。ブドウはカリニャン、サンソー、グルナッシュ、シラー等の伝統的品種を栽培。土壌への介入を避け、除草剤を使わず、肥料は有機のみを使用。リュットレゾネとHVEの認証を取得している。上位のワインはサン シニャンAOCだが、このプティ ボンヌールはペイドックIGPで、グルナッシュ60%、シラー20%、ムールヴェードル20%のブレンド。収穫は機械で行い、スレンレスのタンクで醸造と熟成を行う。テクニカルコルクで長さ45㎜。アルコールは 13.5%。色調は透明感のあるルビー色。グラスの底が見える濃さ。香りはラズベリーやレッドチェリー、ブラックプラム、スミレ、リコリス、煮詰めたプラム、スモークなど。辛口のミディアムボディで、フルーティで軽めの味わい。タンニンは滑らかで少ない。酸がしっかりしているのでバランスも良い。余韻の長さは中程度。やや複雑性に欠けるが、ペイドックとしてはとても良く出来ている。値段もそれなりだが。

 

飲んだ日 2025年5月14日 晴れ 20℃

ワイン Gigondas Confidentiel 2005 Domaine Montirius

評価 91

フィッチで購入、3,960円。ジゴンダスAOCの赤。ジゴンダスは赤のみのAOCだったが、2023年からクラレットベースの白も加わった。造り手のモンティリウスはヴァケラスの南、サリアンの家族経営のドメーヌ。ジゴンダス、ヴァケラス等に54haの畑を所有する。1999年にジゴンダスとヴァケラスでは初めてビオディナミを導入した。このコンフィデンシャルと名付けられたジゴンダスはラ ボーメットと呼ばれる区画の平均樹齢60年のブドウを用いて造られる。グルナッシュ80%、ムールヴェードル20%のブレンド。ブドウは手摘みで収穫し除梗。5、6日間のマセラシオンを行い、自然酵母でコンクリートタンクを用いて発酵。伝統的な大樽で熟成し、無清澄、無濾過で瓶詰めする。コルクは脆く抜栓中に崩れてしまった。アルコール15%。色調は透明感のあるガーネット。グラスの底がうっすら見える濃さ。香りはやや強くブラックプラムやブラックチェリーなどの黒系果実にリコリス、チョコレート、プラムのジャム、腐葉土、マッシュルームなど。残念ながら少しブショネがある。味わいは辛口のフルボディ。風味強く、濃縮感のある果実味は高めの酸でバランスが取れている。タンニンは多いがスムーズで熟成により溶け込んでいる。複雑性が非常に高く、長い余韻。大量の泥状の澱あり。ブショネが果実感を少し損なっているのが残念だが、全体的には傑出している。