Weekend Wine

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2026年7月4日 雨 23℃

ワイン Chateau Pontet Canet 2012

評価 92+

シャトー ポンテ カネ2012年。BBRで購入した6本ケースの4本目。ポンテ カネは2004年からビオディナミを実施していてボルドーでは先駆的なシャトーの一つ。最近はブドウの伸びたツルを切らずに横に伸ばすトレサージュを行っていて、この方が収量が抑えられるとのこと。また早くからグラヴィティ フローを行っていて、この点でも先駆的。1階の各醸造槽の上の天井に穴が開いていて、2階で選果と除梗を行い、その穴からブドウを放り込めるようになっている。2012年は初めてアンフォラを導入した年で、3分の1のワインがアンフォラで熟成された。この年はカベソー65%、メルロー30%、カベフラ4%、プティ ヴェルドー1%のブレンド。瓶は大きく重い。ボルドーで一番重いのではと思う程だが、数年前に大幅に軽量化されて小さくなった。コルクは長さ50㎜。アルコールは13.5%。色調は濃いルビー。少しガーネットが入っていて、グラスの底はほぼ見えない濃さ。香りはやや強く、ブラックチェリーやブラックベリー、カシス、リコリス、濡れた石、コーヒー、スギ、シナモン、マッシュルームなど。辛口のフルボディで果実味は凝縮して、酸も高く、まだ若々しい。タンニンは多いがスムーズで口当たりも滑らか。余韻も長い。1年半前に飲んだ時と比べて、少し熟成感が加わり複雑性が増しているが、残りはもう少し待って飲みたい。

 

飲んだ日 2026年7月2日 雨のち晴れ 28℃

ワイン Privada Malbec Mendoza 2023 Norton

評価 91+

エノテカで購入、定価4,180円。アルゼンチンのマルベック、IGメンドーサ。造り手のノートンはスワロフスキーが所有するワイナリー。プリヴァーダは上級キュヴェで、このワインはフィンカ ルンルンタやアグレロ、ルハンデクージョなど複数の地域の古樹(50~80年)のブドウを用いて造られるマルベック100%。マルベックは今ではアルゼンチンワインの代名詞とも言える品種だが元はボルドー原産。ボルドーでは1956年の霜害が壊滅的で、それ以降はメルローに植え替えられるなどして、殆ど栽培されなくなってしまった。マルベックがアルゼンチンに渡ったのはフィロキセラ以前。その後、改良が進み、フランスのマルベックより粒が小さくタンニンが柔らかい。ブドウは手摘みで収穫され、発酵は22~24℃で7日間。マセレーションは22日間。熟成はフレンチオークのバリックで12ヶ月間、さらに瓶詰め後も6ヶ月間行う。コルクはDIAM10で長さ50㎜。アルコール14.5%。色調は濃い紫色。グラスの底が見えない濃さ。香りは強く、ブラックチェリーやブラックプラム、ブルーベリー、リコリス、ヴァニラなど。辛口のフルボディで凝縮感が高く、アルコールも高いが酸がそこそこあるのでバランスが取れている。タンニンはやや多いがとてもスムーズ。余韻も長く素晴らしいマルベック。

 

飲んだ日 2026年6月27日 雨のち曇り 24℃

ワイン Chablis Premier Cru Vaillon 2018 Jean et Sebastien Dauvisat

評価 90+

フィッチで購入、5,478円。シャブリ1級ヴァイヨン2018年。造り手のジャン エ セバスチャン ドーヴィサは、もう一つのドーヴィサほど有名では無いが、19世紀から続くシャブリの名門ドメーヌ。特級を含む11ha強の畑を所有する。このワインは1級畑、ヴァイヨンのブドウを用いて造られる。ヴァイヨンは南から東向きの畑で、土壌はキリメリジャン。左岸の1級畑の中でも優良とされる。ステンレスタンクと一部を樽で発酵し、熟成は古樽で約10ヶ月間行い、さらにタンクで約10ヶ月間行う。コルクは長さ46㎜。アルコール12.5%。色調は輝きのあるレモングリーン。香りはやや強く、白桃、リンゴ、レモン、ライム、ハチミツ、濡れた石など。辛口のミディアムボディで高い酸、果実の力強さもあり、長い余韻。シャブリらしいスティーリーらしさが素晴らしい。シャンパーニュの良質なブランドブランと似た味わいとも思った。