Weekend Wine -2ページ目

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2026年8月2日 晴れ 36℃

ワイン 片丘ヴィンヤード カベルネフラン 2021 シャトー メルシャン

評価 89+

数年前にメルシャンの桔梗が丘ワイナリーで購入、6,500円。生産量が少ないため、ワイナリーでのみ販売。片丘ヴィンヤードは2016年に取得した比較的若い畑。メルローを中心にカベフラやゲヴュルツ、ピノグリなどを栽培。標高は約800mで西向きの緩やかな斜面にある。風通しが良く、礫質土壌で水捌けが良い。年間降水量は1,000~1,200mm程度。ブドウは垣根式で仕立てられている。ネット上にワイン造りの情報は無かったが、以前ワイナリーを見学した時に見聞きした内容から、ブドウは手摘みで収穫し、選果、除梗、破砕を行い、ステンレスタンクで発酵。ポンプを使わずピジャージュ。フランス産オークのバリックで熟成と思われる。熟成期間は約19ヶ月間。コルクはDIAM5で長さ46㎜。アルコール13%。色調は透明感のあるルビー。グラスの底が普通に見える濃さ。香りはやや強く、レッドチェリーやブラックチェリー、レッドプラム、杉、鉛筆、スミレ、シナモンなど。辛口のミディアムボディで、柔らかい果実味に、やや高い酸。タンニンはそれ程強くなくスムーズ。滑らかな口当たりで余韻も長い。複雑性もあり、カベフラらしい青さが良いアクセントになっている。熟成感も出てきていて、大変良い。

 

飲んだ日 2026年8月1日 晴れ 34℃

ワイン Pol Roger Sir Winston Churchill 2018

評価 94+

BBRで6本ケースを購入。ポル ロジェは1849年から続く家族経営のシャンパーニュ メゾン。これはプレステージ キュヴェのサー ウインストン チャーチル。リリース前に少しお得な価格で売られていたので買ってみた。グランクリュの村のピノとシャルドネを使用。比率は公開されていない。ステンレスのタンクで発酵し、マロ発酵も行う。瓶内二次発酵はワイナリーの最も深い地下のセラーで行われ、温度は9℃と低い。ルミアージュは昔ながらの手作業で行う。熟成期間は不明だが、リリースが去年の後半だったので、6年以上と思われる。アルコール12.5%。色調は輝きのあるレモン色。泡は非常に細かく量が多く勢いも十分。香りはやや強くレモンや白桃、白い花、パン生地、濡れた石、僅かにドライアプリコットなど。辛口のミディアム(+)ボディ。非常に長い熟成期間だが、オートリシスの風味は控え目で、熟成感もそれほどない。突出した要素は無く、全てが高い次元でバランスしていて、とてもエレガント。余韻は非常に長い。今後の熟成が楽しみ。

 

飲んだ日 2026年7月26日 晴れ 36℃

ワイン Etna Rosso 2020 Giovanni Rosso

評価 89+

シチリアの赤、エトナ ロッソDOC。ジョヴァンニ ロッソはピエモンテのバローロの造り手だが、シチリアで2016年にワイナリーを購入して新たな挑戦を行なっている。このエトナ ロッソはエトナ山の北東の山麓、標高730~750mの火山性土壌の畑のネレッロ マスかレーゼを用いて造られる。手摘みで収穫したブドウは除梗して、軽く破砕、ステンレスタンクで10日間の発酵を行う。熟成の情報なし。コルクは短く45㎜。アルコールは13.5%。色調は淡いガーネット。グラスの底がはっきり見える濃さ。香りはやや強く、ブラックプラム、レッドプラム、プラムのジャム、リコリス、スミレ、シナモンなど。辛口のミディアム(+)ボディ。タンニンは多くないが、ドライで、やや収斂性が強い。酸は高く、果実の凝縮感もあり、余韻はやや長い。とても良く出来ているが、まだ若い。なんとなくバローロを思わせる味わいなのは、造り手のせいか。