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Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2026年8月28日 曇り時々雨 31℃

ワイン Tossals Seleccio Especial Mountain Wines 2017 Grifoll Declara

評価 93

うきうきワインで購入、3,680円。スペイン、カタルーニャの赤。造り手のグリフォイ デクララは1880年創業の5世代に渡る家族経営のワイナリー。ワイナリーのあるエルモラール村はプリオラートとモンサンの境にあり、DOモンサンとDOQプリオラートの両方を生産してきた。モンサンはプリオラートを囲むように位置しているが、一般的にプリオラートより気候は穏やかで、地形もなだらかな場所が多く、プリオラートの代名詞である粘板岩のリコレーリャも無いところが多いため、格下と見なされている。しかしエルモラールのモンサンDOはプリオラートに気候も土壌も近いこともあり、2017年にDOモンサンを脱退し、独自のマウンテンワインズという原産地呼称を立ち上げた。これはスペイン政府とEUからも認証を受けているとのこと。畑は急斜面にあり標高は180~550m。年間降水量は200mm。土壌は石灰岩、粘土が入り混じり、粘板岩が表土を薄く覆っている。年間降水量は200mm。石灰岩と粘土の保水力によりブドウの生育に必要な水分が確保される。このセレクシオ エスペシャルは有機栽培された樹齢50年のカリニェナ70%、樹齢85年のガルナッチャ30%のブレンド。収量は1ヘクタールあたり11hLとプリオラート並みの少なさ。手摘みされたブドウはオークの大樽とステンレスタンクで天然酵母により発酵。その後、フレンチオークの樽で14ヶ月間の熟成を行う。コルクは長さ45㎜。アルコール14%。色調は綺麗なガーネット。グラスの底がうっすら見える濃さ。香りは強く、レッドプラム、ブルーベリー、レザー、腐葉土、タバコ、オレンジピールなど、熟成香がとてもいい。辛口のミディアム(+)ボディ。酸はやや強く、タンニンはとてもスムーズ。凝縮されていて風味が強く、口当たりは滑らか。複雑さもあり、余韻はとても長い。瓶は底が高く、澱が少し溜まっていた。並みのプリオラートを凌ぐ素晴らしいワイン。

 

飲んだ日 2026年8月22日 晴れ 30℃

ワイン Roero Arneis 2024 Bruno Giacosa

評価 88

エノテカで購入、定価6,600円。ロエロ アルネイスDOCG、2024年。造り手のブルーノ ジャコーザはアルバ市の郊外ネイヴェの3代続くワイナリー。伝統的なバローロとバルバレスコで有名な造り手だが、白も造っている。アルネイスはピエモンテの土着品種で、殆どがロエロ地区で栽培されている。ステンレスタンクで発酵、熟成を行い、熟成期間は約4ヶ月間。色調は輝きのあるレモン色。香りはやや強く、レモンや白桃、グレープフルーツ、白い花、フェンネルなどのハーブ。味わいはフルボディで、わずかに甘みを感じるのでオフドライかもしれない。アルネイスはブドウが熟すと急速に酸が失われるため収穫のタイミングが重要だが、これは酸がしっかりと保たれているため、バランスが取れている。果実の凝縮感が高く、とても力強い味わいで余韻も長め。とても良く出来たアルネイス。

 

飲んだ日 2026年8月20日 晴れ 30℃

ワイン Falernia Pinot Noir Gran Reserva Aaron Single Vineyard 2021 Valle de Elqui

評価 91+

うきうきワインで購入、2,904円。チリのピノ、DOエルキ ヴァレー。造り手のファレルニアは1998年設立のエルキ ヴァレーのワイナリー。チリの主要なワイン産地では最北端になり、ブドウ畑は海岸の近くからエルキ川に沿って、アンデスの麓まで広がっている。このワインは単一畑のアーロンのピノで造られる。畑は海岸から18km離れた標高350mに位置し、海から昇ってくる朝霧の冷却効果によりエルキヴァレーの中でも冷涼な地域となっている。ブドウは収穫後、ステンレスタンクで発酵、フレンチオークの樽で10ヶ月間の熟成を経て瓶詰めされた。コルクはDIAM5で長さ46㎜。アルコール14%。色調は透明感のある淡いガーネット。グラスの底がはっきり見える濃さ。香りは強くレッドチェリーやレッドプラム、イチゴ、スミレ、トマトの葉、シナモンなど。辛口のフルボディで力強い果実味と高い酸のためアルコールの高さを感じさせない。タンニンはスムーズで控え目。口当たりも滑らかで余韻も長い。ニュージーのピノを思わせる果実感で新世界的な味わいだが、素晴らしく良く出来ている。