令和5年(2023年)9月28日㈭

「AIRDOひがし北海道フリーパス」を使用する旅2日目の札幌から下り函館本線・石北本線直通

71D  札幌650発 特急オホーツク1号 網走
に乗り終点の網走1212着、札幌から374.5km、乗車時間5時間22分

*この記事の続きです。
*AIRDOひがし北海道フリーパス 17,380円 

■効力「フリーエリアのJR線特急・普通列車の自由席が乗り降り自由」+「AIRDO機内販売の利用券1,000円分」 
 ■利用期間 2023年4月8日~10月3日  
 
■発売期間 2023年4月8日~9月30日(当日または翌日利用開始分のみ発売) 

 ■有効期間 4日間

 ■価格 おとな17,380円、「U25」13,680円、こども9,190円 「きた」…おとな14,150円、「U25」 11,520円、こども7,570円 ※U25は中学生以上25歳以下

 ■発売箇所 新千歳空港駅の指定席券売機、話せる券売機




改札を出て
待合室にある駅弁売り場は閉まっていました。

張り紙には臨時休業、駅前では購入可能とのこと

 
石北本線・旭川〜釧路を1日2往復走る特急「大雪」は2021年3月のダイヤ改正より毎日運行が取りやめとなり、大型連休を除いた特定期間(年度により異なる)の火・水・木曜日に運休する臨時列車化されました。

2023年9月25日㈪〜9月29日㈮では大雪の運転取り止め

釧路駅駅弁売り場が臨時休業していたのはこのためのようです。
網走駅構内には「オホーツクに消ゆ」のパネルと網走刑務所を模したパネルが並んでいました。

「オホーツクに消ゆ」 は1984年に発売されアドベンチャーゲーム。

窓口では「北の大地の入場券」を購入

この日の北海道の天気予報は☂、網走も小雨が降っています。

網走を訪れるのは4年ぶり

 *2019年9月に訪れた網走


*2018年9月に訪れた網走
 


 *2011年9月に訪れた網走


傘を差しながら市内を歩き
網走駅から1.1km先の網走バスターミナルへ

昭和の雰囲気が残るバスターミナル
*網走バスターミナル

網走市の中心部に位置する。5階建てビルの1階部分に待合室と予約発券窓口、バスレーン、トイレ、コインロッカーを設置。ビル内には網走バス本社・網走営業所。

wikipediaより引用



網走バスターミナルへに併設された網走バスの整備工場
網走バスターミナルから乗るのは網走バス常呂線

網走バスターミナル1330発 エコーセンター経由 常路バスセンター行き


*網走バス常呂線  

網走バスターミナル - オホーツク合同庁舎前 - 西7丁目(一部、西7丁目・向陽団地中央経由/エコーセンター経由) - 網走駅前 - 西小学校前 - 刑務所前 - 大曲 - 能取漁港入口 - 二見中央 - サンゴ草入口 - 卯原内(鉄道記念館) - 平和 - 能取 - 常呂 - 

網走発常呂行の一部はエコーセンターを、常呂発網走行の一部は向陽団地中央を経由する。 常呂線は北見バス網走営業所時の1949年(昭和24年)11月から60年以上に渡って運行される、網走バス現行路線ではもっとも歴史ある路線。

wikipediaより引用
網走バスセンター発車時の乗客は私を除くと観光客風の日本人女性二人と白人の外国人女性一人。

その3人はサンゴ草入口(1354着)で下車。

「サンゴ草入口」?どんなところだ?と思う暇もなく次の停留所、卯原内(鉄道記念館)で下車。

1355着、運賃640円

帰路の網走行きのバスは1502発、67分後
バス停の前は

昭和62年(1987年)に廃止された国鉄湧網線の卯原内駅跡である卯原内交通公園、蒸気機関車49643と客車オハ47 508が展示されています。



*卯原内駅 

かつて北海道(網走支庁)網走市字卯原内に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)湧網線の駅。

1935年(昭和10年)開業、 1987年(昭和62年)3月国鉄湧網線の全線廃止に伴い、廃駅。
 旧駅構内は1988年(昭和63年)1月から網走市により「卯原内交通公園」として整備され、ホーム及びレール、またホームに横付けされ現役当時を再現する形で9600形蒸気機関車49643号機と、それに連結して国鉄旧型客車オハ47 508が静態保存・展示されている。オハ47は車内の一部が小上がりに改装されており、以前は夏期に車内での宿泊が可能だった。49643号機の近くには踏切警報機も設置されている。公園の案内板には歴史を記した「湧網線のあゆみ」と路線地図が記載されている。 また、同公園に隣接した敷地内に、バスターミナルを兼ねた瀟洒な建物である「網走市鉄道記念館」が開設され、2階に閉塞器、通標、保線用具、備品、乗車券、写真パネルなどの湧網線関連資料が保存・展示されている。中には喫茶店が入居する。

湧網線は旧国鉄が運営していた地方交通線。北海道紋別郡上湧別町(現・紋別郡湧別町)の中湧別駅で名寄本線から分岐し、サロマ湖、オホーツク海、能取湖、網走湖の沿岸を通って網走市の網走駅に至る路線であった

wikipediaより引用
この建物が網走市鉄道記念館。


卯原内付近の線路跡は、「北海道道1087号網走常呂自転車道線」と称する自転車歩行者専用道路。

9月下旬の雨の午後、誰も歩いていません。

卯原内駅ホーム跡から見た能取湖

*能取湖

北海道の東北部に位置し、オホーツク海に通じる海跡湖である。面積59km2、湾内最大水深21m、湾口最大水深10m。日本の湖沼では14番目の面積規模を有する。湖畔にはアッケシソウ(サンゴ草)の群生地があり、毎年9月頃になると一面が赤色で埋め尽くされる。

wikipediaより引用

卯原内を訪れたのは保存車両撮影のため、恥ずかしながら?能取湖もサンゴ群生地のことも知りませんでした。

網走市鉄道記念館内に設置されている49643号の説明板

帰りのバスまではまだ時間があるので

卯原内交通公園から600m先のサンゴ早群生地を見に行きます。
雨の降る中、廃線跡の自転車歩行者専用道路を歩き

サンゴ草群生地に到着
サンゴ早群生地、湖面が赤く埋め尽くされています。



網走国定公園卯原内園地

周囲には駐車場が整備され観光バスやクルマが駐車、雨の平日でも30人ほどの観光客の姿





再び卯原内交通公園からへ
帰りのバスが来る前に雨が強くなってきました。

網走バス 常呂線

卯原内(交通記念館)1502発 網走バスターミナル行き

に乗車、サンゴ草入口(1503発)では往路でも見かけた女性3人も乗車。
走行中も雨は強く
終点の網走バスターミナル1530着、運賃640円

このあとは網走市内を歩く予定でしたが、あまりにも雨が強く断念。

雨に濡れながら網走駅へ向かいます。網走市内に泊まりたかったのですが宿泊費が高い!
乗車する 上り石北本線 

74D   網走1744発 特急オホーツク4号 札幌行き

の発車まで一時間以上、ほとんどの時間を駅の待合室で過ごしました。