令和5年(2023年)3月10日㈮


「令和5年3月上旬の旅」2日目の朝、青森県弘前市の中央弘前駅から弘南鉄道大鰐線に乗車、終点の大鰐に来ました。

中央弘前800発の上り電車は大鰐835着、使用するきっぷは大黒様きっぷ

北口改札前では弘南鉄道駅員が集札、大黒様きっぷを提示して下車

コチラの続きです。
*大黒様きっぷ 


弘南鉄道大鰐線弘南線共通1日フリー切符、  大鰐線(大鰐~中央弘前)及び弘南線(弘前~黒石)共通で使用出来る1日フリー切符。 

 大人1,000円 小人 500円 

■取扱駅 大鰐線有人駅(大鰐駅・中央弘前駅) 弘南線有人駅(弘前駅・弘前東高前駅・平賀駅・津軽尾上駅・黒石駅)
JR奥羽本線の大鰐温泉駅を跨ぐ跨線橋を通り南口へ

JR東日本大鰐温泉駅1番ホームと繋がっている弘南鉄道大鰐駅南口、画像左の建物です。

JR東日本大鰐温泉駅1番ホームから見た弘南鉄道大鰐駅、手前の2・3番ホームはJR東日本の施設

弘南鉄道大鰐温泉南口は2009年に無人化、窓口があったであろう場所はシャッターが閉ざされています。

北口↔南口の通り抜けは禁止

弘南鉄道大鰐駅南口の外観です。

外に出ると雪ではなく雨が降っています。
こちらはJR東日本の大鰐温泉駅駅舎、左に見えるのは足湯
 
ちょっとだけ温泉気分


天気がよければ駅から徒歩10分、高野山真言宗の寺院、

大円寺、通称「大鰐の大日様」

へ行きたかっのですが降り続く雨で断念、雨と道路上の残雪で歩きにくい

駅の外を周り北口へ向かいます。
弘南鉄道大鰐線北口は地元民以外にはややわかりにくい場所にありました。

こちらは駅舎ではなく駐車場兼入口
駐車場から駅舎へ



北口駅舎へ向かう通路、屋根はありません。

大鰐駅北口はこのような目立たぬ場所


大鰐駅舎構内に停車中のモーターカー MCR-4

青い森鉄道からの譲渡車両、「鉄道車両」ではなく「保線機械」です。

北口改札を通り大鰐線ホームへ
下り大鰐線 大鰐930発 中央弘前行き

に乗車
7000系 デハ7031+デハ7032の2両編成

HIROSAKI RENGA STORY 装飾列車 

弘前れんが倉庫美術館のPR列車

画像は大鰐方のデハ7031
中央弘前方のデハ7032
ホーム先端から見える電気機関車は、ED22 1

大正15(1926 )年に信濃鉄道(現在のJR東日本大糸線松本 〜信濃大町)が1形1としてアメリカから輸入された電気機関車、車齢97年!

信濃鉄道→鉄道省→西武鉄道→近江鉄道→一畑電気鉄道→弘南鉄道と渡り歩いた機関車、弘南鉄道には昭和48(1973)年に譲渡

発車前、7000系の車内
東急車輛 昭和39製造の銘板
つり革には「東急東横店8階 東横お好み食堂」の広告

渋谷駅前にあった東急百貨店東横店は2020年3月31日に閉館。
ハート型のつり革もありました。
大鰐発車直後、車内からED22 1  を撮影

ED22 1の中央弘前方に連結されているのは、単線用鋼製ラッセル除雪車のキ105

昭和12(1937)年に鉄道省100形キ157として製造、昭和50(1975)年に弘南鉄道に譲渡
車両基地のある大沢(947発)
大沢では上りと交換
終点の中央弘前1004着、これにて9年ぶり弘南鉄道大鰐線を「全線往復完乗」

2014年6月 弘南鉄道大鰐線に乗車



次に乗るのは9年後か?存廃問題を抱える大鰐線、それまで残っているであろうか?
改札を通り駅舎の外へ、2時間ぶりに戻ってきた弘前市内も雨が降り続いています。
駅に隣接する駐車場から7000系を撮影

中央弘前駅のホーム脇は弘前市内を流れる土淵川
中央弘前駅から約900m先の最勝院へ向かいます。

雨の降る残雪が残る道は歩きづらい