令和4年(2022年)11月3日㈭ 文化の日㈷ 



「ぐるっと九州きっぷ」を使用する九州の旅2日日目の朝は福岡県福岡市博多区から

博多駅から1kmの住吉神社を参拝した後、再び駅に戻ってきました。


*ぐるっと九州きっぷ

JR九州全線の普通・快速列車の普通車自由席に、連続した3日間乗車可能。特急券を購入すれば、九州新幹線、西九州新幹線、特急列車もご利用可能

 利用期間 2022年4月1日~ 

発売期間 2022年3月1日~ 

JR九州インターネット列車予約 14,300円 

窓口発売 15,800円 
 
○利用開始日(有効開始日)を指定して発売。 
 
○JR九州インターネット列車予約 

「JR九州Web会員」が、「JR九州インターネット列車予約」で、期日までに予約・決済(支払い)した場合に発売

利用開始日の1ヶ月前の午前5時30分から当日の23時まで発売。ただし、コンビニエンスストア、銀行ATM・ネットバンキング、駅支払いを選択した場合は、ご乗車日の2日前の22時30分まで発売。  ○

○ 窓口発売  利用開始日の1ヶ月前から当日まで発売


*西九州新幹線 武雄温泉〜長崎 66.0km(営業キロ69.6km
博多駅新幹線乗り場へ

11番線は切り欠き式のホームとなっており、九州新幹線及び博多南線の折り返し列車のみが発着、ホームの駅名板はJR西日本仕様

乗車するのは下り九州新幹線

5319A   博多1150発 つばめ319号 熊本行き

800系6両編成

当ブログでは何度も九州に訪れていますが、意外と九州新幹線の乗車は少ない、8年ぶりでした。

*2014年11月、九州新幹線 熊本〜新大牟田の区間に乗車


 

800系は全車両普通車のモノクラス編成、座席は横に4席並び、2列+2列配置

先頭1号車の乗客は数人、ガラガラでした。
使用した乗車券・特急券

ぐるっと九州フリーきっぷ


新幹線自由席特急券/特定特急券 博多→熊本 
2,530円

博多を発車、残念ながら清掃が行き届いていないのか窓ガラスには汚れが目立ちます。

株式上場後はコスト削減、サービス低下が目につくようになったJR九州

清掃も削減しているのか?と勘ぐってしまいます。

新鳥栖(1205発)

久留米(1210発)
筑後船小屋(1217発)
新大牟田(1224発)
新大牟田を過ぎると先頭1号車は私ひとりの貸切状態

新玉名(1232発)

終点の熊本1241着

熊本を訪れるのは1年4ヶ月ぶり

2021年7月




このあとに乗車する豊肥本線

熊本1505発 特急 九州横断特急3 号 熊本行き

の発車までは2時間
市電には乗らず

熊本駅から約:600mの北岡神社へ

鳥居の両側に見えるのが「厄除けの夫婦楠」 

右が雄楠  樹高 21.0m 、左が雌楠    高さ25.0 m 、

*北岡神社 

熊本県熊本市西区春日1丁目に鎮座する神社である。平安時代に京都の祇園社の分霊を勧請して創建されたと伝わり、熊本市域においては藤崎八旛宮と並ぶ由緒を持つ古社である。
1877年(明治10年)の西南戦争の際には、薩摩軍の本営が一時境内に置かれた。

wikipediaより引用
厄除けの夫婦楠 

 樹齢約1千年の一対の楠。特に厄除開運、夫婦円満、縁結びの御利益を授かると古くより伝わっています。

画像は雄楠


石段の上には朱塗りの楼門

拝殿
拝殿横の社務所にて

書き置きの御朱印を頂きました。

参拝を終えて石段を降ります。

雌楠の横には

「西郷隆盛先生 薩軍本営跡 記念碑」

の案内板
薩軍本営跡の石碑は目立たぬ場所に建っていました。

石碑の下には

「西南戦争 西郷隆盛本営跡」

の説明板


再び熊本駅の方向へ戻り、白川に架かる白川橋を渡ります。
白川橋から見た白川

橋を渡ると熊本市中央区本山
住宅地の中、目立たぬ場所にある一軒家

石光真清 旧宅

石光真清の手記、「城下の人」を初めて読んだ10年以上前からいつか訪れたかった場所、ようやく訪れることができました。


*石光 真清(眞清)(1868 - 1942)

日本陸軍の軍人(最終階級陸軍少佐)、諜報活動家。明治から大正にかけてシベリア、満洲での諜報活動に従事した。
明治元年(1868年)、熊本市(現)に生れる。少年時代を神風連の乱や西南戦争などの動乱の中に過ごし、陸軍幼年学校に入る。陸軍中尉で日清戦争に参加して台湾に遠征、ロシア研究の必要を痛感して帰国、明治32年(1899年)に特別任務を帯びてシベリアに渡る。 日露戦争後は東京世田谷の三等郵便局長を務めたりしたが、大正6年(1917年)に起きたロシア革命の後、再びシベリアに渡り諜報活動に従事する[2]。 帰国後は、夫人の死や負債等、失意の日を送り、昭和17年(1942年)に76歳で没した。没後に石光真人が編み完成させたのが手記(遺稿)四部作『城下の人』『曠野の花』『望郷の歌』『誰のために』である。

 石光真清記念館

 熊本駅に近い旧居が「石光真清記念館」として保存・公開されている。 旧居は木造2階建てで、建築時期は不明。長らく空き家で取り壊しも検討されていたが、地域住民や石光真清顕彰会が保存運動を展開。近所の女性が自身の所有地と等価交換をして2012年に市に寄贈した。2014年から修復作業が始まり、一旦解体した後で柱などを再利用して4000万円をかけて再建した。

 wikipediaより引用



敷地の手前にはロープが張られています。

熊本市文化財課に連絡すれば見学可能、とのことですが

こちらはふらりと訪れた旅人、外観だけを見て引き返します。

旧宅の前には説明板

再び白川橋を渡り
熊本駅前へ