昨日、映画『マイケル』、観てきました!
場所は、横浜ブルク13。
JR桜木町駅前のコレットマーレという商業ビルの6Fにあります。
ScreenX(スクリーンエックス)
ここを選んだ理由は、正面のスクリーンに加えて左右の壁面にも映像を投影し、270度の視界すべてで映画を楽しめる「3面マルチプロジェクション・映画上映システム」、ScreenX(スクリーンエックス)で観たかったからです。
写真の白い部分すべてがスクリーンで、270度全体に画面が広がるので、特にライブのシーンなんかではスクリーンの中のオーディエンス目線でシンガー=今回はマイケル・ジャクソン=を見ることができ、さらに音やオーディエンスの歓声も後方から聞こえるという没入感の高さが“ウリ”です。
この位置は、場内の中央当たりになります。
近年、映画館の音は段違いに良くなっているのですが、一報でやたらデカいというのが気になっています。
土日の満席の時なら良いのかもしれませんが、平日の空いている回などは本当にデカい。人が多いと音は人の衣類に吸収されるなどで小さくなります。たぶん場内の音は満席のときにちょうどいい音量になるよう合わせているのだと思いますが、それでは平日だとうるさくて辛いわけです。
加えて自分の耳は、まあまあ良いほうで聴力検査ではとても小さい音も聞こえるので、とにかく満席でないときの映画館の音は大きすぎるのです。
話しが脱線しましたが、 このScreenX(スクリーンエックス)も映画開始前の広告などは前方のスクリーンからだけ音が出ていてうるさかったです。
しかしいざ、本編が始まると後方からも音が聞こえ、マイケルが右から中央に向かって歩いてくると、足音も右から左へ移動します。
加えて、ダンスの動きや床を擦る音もしっかりと聞こえ、その臨場感は素晴らしいものです。
映画の中身は?
さて肝心の映画の中身ですが、詳細はネタバレになってしまうので多くは控えますが、ストーリーは、ジャクソン5がグループとして小さなダンスホールでのステージに立つちょっと手前の時期(1966~67年)から1988年の「Bad」のツアーまでの約20年間の彼の軌跡を追っています。
“キング・オブ・ポップ”はどのようにして生まれたか、といえばサクセスストーリーかのような表現ですが、実は強権的な父から逃れられない現実、天才ゆえの孤独感、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤する男の生きざまが描かれています。
ストーリーの展開は早く、時はどんどん流れていくので、飽きることなく観られるのですが、わずか128分では描き切れないほど、多くのエピソードが綴られています。
個人的に笑えたシーンがあって、ある日、自宅のプールで椅子型の浮き輪に乗って天を見ていると、兄弟の一人が「何やってんだ」と問います。
するとマイケルは、「天から降ってくる音を拾おうとしてるのさ。そうでないとプリンスに取られちゃうからさ。」と言います。
マイケル・ジャクソンとプリンスはライバルだったとわかるシーンで、本当にそう言ったかどうか真実はわかりませんが、映画の中では笑えるシーンでした。
主役のジャファー・ジャクソンは、マイケルの甥で知られています。
頂点のころのマイケル・ジャクソンを知っている人から見ると、スクリーンの中の彼は、ちょっとイメージ違うかも。最初はそう思って見ていましたが、ソロで活動し始めたあたりから、だんだんマイケル・ジャクソン本人に見えてくるようになりました。
ダンス、歌、所作、すべてがマイケルのようで、まさにこの役にピッタリだと感動しました。
初めてムーンウォークを披露したステージ…て、ファンからすると基礎知識だと思うのですが、その時のシーンなど、まさにマイケル寸分違わぬ動きでまるで本人が還ってきたのかと思うほど圧倒されました。
また製作にはQUEEN(クィーン)のドキュメント映画『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングがと『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督が組んでいることも見逃せない点です。
『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングということで、最後まで観客を引っ張っていくテンポの良いストーリー展開、臨場感あるライブカットも納得です。
今、あらためて“キング・オブ・ポップ”の誕生を目撃した、そんな印象の作品でした。
これから観るという方は、もちろんIMAXでも良いですが、ぜひ、ScreenX(スクリーンエックス)で観ていただきたいと思います。
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