週末リスニング倶楽部 -11ページ目

クラスの雰囲気

昨日はダイハツでTOEIC対策講座を2時間、そのあと三菱ふそうで英会話の授業を2時間行い、帰宅は、9時半でした。


ダイハツは、以前使ったことの無い教科書を3冊用いて授業をするので、予習が大変。


ただ、受講生の反応を見ていると、教科書のレベルとクラスのレベルも若干ずれていて、また、1つ1つの文が長いので特にリスニングでは意味を取り損ねているようです。


ただ、脳はある程度までの負荷なら、何とか一生懸命に対応しようとするのだそうで、少々負荷は乗り切ってもらおうと、腹を決めました。


このクラスは、この文法が難しいとか、単語がわからないとか、話の内容が難しいとか、比較的自由にものが言える雰囲気ができているので、その反応をしっかり見ていきたい。


一人の意見だけを取り入れるわけにもいかないので、全体のバランスの舵取りをしっかりしないといけないなあ。

修正

昨日は池袋の喫茶店で、4時間近く執筆の内容について、編集者と話し合いました。


前回話し合ったときは平日だったので空いていたのですが今回は土曜ということもあり、人が大勢いました。

この中で話し合うのはちょっと気恥ずかしい気もしたのですが、大詰めを迎えて、そんな悠長なことも言っていられないと気持ちを切り替えました。


話し合いでは大幅な書き換えを要求されるのかと気構えていたのですが、

実例をもう少し増やしてほしいとのことで、若干ホッとしました。


私はここがポイントだと思うと饒舌になるところがあり、

それが文章にも出て、長い説明がまどろっこしいと思うのかもしれません。


とにかくじっくり話し合って、双方納得しながら、同じイメージを共有して仕事を進めないと、全体として統一の取れないものになる可能性があります。


今回の仕事は期するところがあります。

うまくいけば本当に効率的な英語学習の手助けになるような本ができるはずだと、祈りにも近い気持ちです。

関係詞の役目

今日、IT関連の企業に勤めている女性とマンツーマンの授業をしてきました。

その方は学生のころから、関係代名詞や関係副詞がわからなかったと言っていました。


私の経験から見ると、関係代名詞でつまずいて、英語がわからなくなり、嫌いになる人は結構います。


そこでまず、いちばん基本となる「関係代名詞節」や「関係副詞節」は「名詞」の説明のしかたの1つだということを説明しました。


結構、このことを把握していないで、どういうときに、which を使い、どういうときに who、where、whose を使うなど、関係詞の使い分けにほうに意識がいってしまいがちです。


名詞の説明のしかたには、

     形容詞

     分詞の形容詞用法

     前置詞句

     不定詞(形容詞用法)

     挿入句

     同格のthat

     関係詞節

だけあります。



形容詞         a black cat

分詞の形容詞用法  a sleeping cat

             a cat sleeping on the couch

前置詞句       a cat with blue eyes

不定詞         a book to read during the flight

挿入句        Mr. Smith, the branch manager, attended the meeting.

同格のthat      The news that she got arrested surprised me.

関係詞節       the cat which likes to play in the garden


英語は大まかに言うと、black(形容詞)のように短いのもので名詞を説明する場合、名詞の前にきて説明します。

関係詞節のように、長いもので説明する場合、名詞の後ろに来て説明します。


日本語は終始一貫前に来ます。


黒い ネコ

青い目をした ネコ

庭で遊ぶのが好きな ネコ


などです。


その後池袋に行き、執筆中の本の打ち合わせをしてきました。

今、英語を効率的に勉強する方法というのを考えていますが、

私を担当する編集者とどうしても同じ考えを共有できなくて苦心しています。


特別な勉強方法を提示するのではなく、日本人の意識を変えることで英語を効率よく勉強できるのではないかと思っています。


この編集者にわかってもらえないと、編集会議にもかけてもらえず、編集長にも原稿が届かず、最悪、日の目を見ないで終わらないとも限らない切羽詰ったところにいます。


明日また、午後からエンドレスで打ち合わせをして、

何とか、これを読むかもしれない、

まだ見ぬ読者に心から納得してもらい、

目から鱗が落ちたといってもらえるようにがんばるつもりでいます。