20年ぶりの知識復活
初級クラスの授業で、家でCDの英語を書き取ってもらう宿題を出しました。書き取りをすることで、自分がわかっていると思っている語でも結構あいまいに聞いていて書き取れないことがあるからです。
単純に、書き取れていない語は、聞き取れていないからなので、
自分が何が聴き取れて何が聞き取れないかはっきりします。
あいまいさがないので、あとはその聞き取れない語を何度も聞いて、同じ轍を2度踏まないようにすれば、聞き取れる語が増えていきます。
今回、takingやdancingを書き取ってもらったのですが、完全に聞き取れているのに、takeingやdanceingのように、eを残したままingをつけている人が結構多くいました。
中学の1年で習うような基礎の基礎ですが、社会人で20年ぐらい英語に触れていなければ、このような間違いも往々にして起こります。
私の仕事は、中学の頃に習って、その後使うこともなく、頭の奥に眠っているさび付いた知識をとりあえず意識にのぼらせて、もう一度認識しなおすお手伝いをすることでもあります。
そして、思い出した学校で習った知識を、今度はリスニングやスピーキングにも生かせるようにしていきます。
この考古学のような作業をすると、結構基礎が固まってきて、次のステップに行くことができます。
2時間の授業
昔は授業の予習が大変で、どんな情報を提供したらいいのか迷うことがよくありました。
どこかの本に載っていることを載っているままに説明しても、それならその本を買って読んだほうがいいだろうと思っています。
何とか私のフィルターを通してわかりやすくしようという気持ちでやってきました。良質な情報を提供するのだと気張ってもいました。
今もその気持ちはありますが、経験を積んだからでしょうか?少し別のことも考えるようになりました。
この仕事、考えようによっては、私の一人舞台とも言えます。もちろん教材があり、TOEICの講座だったらそれに関連したことを言わなければいけませんが、どう進めるかはすべて私に委ねられています。
どうせするなら、みなにとって楽しい時間に、もちろん私にとっても楽しい時間にしたいという気持ちが強くなってきました。
大体2時間の授業が多いのですが、この2時間をどう過ごすか、新境地に向けていろいろ模索したいものです。